WO1988001117A1

WO1988001117A1 - Apparatus for collecting tv channel data and market research data

Info

Publication number: WO1988001117A1
Application number: PCT/JP1987/000578
Authority: WO
Inventors: Fumio Watanabe; Yoshikazu Itoh; Shunji Wake
Original assignee: Video Research Ltd.; Ikegami Tsushinki Co., Ltd.
Priority date: 1986-08-01
Filing date: 1987-07-31
Publication date: 1988-02-11
Also published as: EP0275328A1; DE3751518T2; EP0275328A4; DE3751518D1; US4905080A; EP0275328B1

Description

明細書テレビジョンチャンネルデータ及び市場調査データ収集装置技術分野

本発明は、複数の被調査者宅における視聴中のテレビジョンのチャンネルデータ及び市場調査データをデータセンタで収集、処理するシステムにおいて前記チャンネルデータおよび市場調査データを収集、蓄積し、所定の時間帯にデータセンタに伝送する調査データ収集装置に関するものである。

術背景

テレビジョン放送等の視聴率測定は、被調査者宅である各家庭等に視聴中のテレビジョンのチャンネルを検出するチャンネル検出器と、このチャンネル検出器からのデータを蓄積する装置とを配置しておき、毎日データセンタからのボーリングによって蓄積されているチヤンネルデータを電話回線を介してセンサに収集し、これをコンピュータによつて解析して視聴率を箕出する方法が採用されており、本出願人も特開昭 54- 80617号公報において、このようなテレビジョン視聴率測定装置を提案している。又、関連技術として、特開昭 54- 80610号公報において商用電源配線を用いたデータ伝送方法を、特開昭 54- 10107号公報において被調查者宅に配置したテレビジョンの視聴率調査用の端末装置と加入電話機とを共用する装置を開示している。一方、市場調査には調査用紙を利用して行う方法と、電気的にデータをピックアツプする方法が一般に用いられている。調査用紙を利用する方法は、調査対象と範囲を任意に選択でき、. 随時変更することができるメリットがあるが、配付と回収に時間と労力がかかつたり、記入された事項の読取りに誤りを生じやすいという問題点がある。電気的手段によつて市場調査データをピックァップする方法は、市場調査データ入力器を被調査者宅に配置しておき、通常バーコ一ドリーダ及びキーボードによってデータを入力し、このデータを電話回線を介して諷查センタに送り、コンピュータによって解圻するものである。従来、このチレビジョン視聴率測定と、市場調査とは全く別個に行われていることが: 多かった。このような場合ば、 ·テレビジョン視聴率測定系- 統と市場調査系統を別個に持つ必要があり、費用が嵩み効果的な運用ができなかつた。

上記の市場調査データの入力には、入力ミスを少なくするため、ディスプレイに簡単なメンセージを映出し、対話式によって所定の順序にデータを入力する方法を採用しているシステムが提案されている。

他方、視聴率調査又は市場調査においても近時その内容に対する要汞が高まり、家族構成別、男女別、年令別等、個人毎の視聴率、番組に対する評価、コマーシャルに対する反応等の調査結果が求められるようになってきた。この要求に応えるため、プッシュボタン式の個人毎の視聴率調查が試験的に行われている例がある。この方法は、テレビジョンのチヤンネル検出器にテンキーを有する操作部をケ一ブルで結び、各視聴者に予め割当てられているコ一ドを視聴開始時間と終了時間にテンキーによって入力し、同時に番組の評価を入力するものである。この方法によるときは、個人の識別を数字で行っているので、識別コードを忘れると困るという問題点があり、ケーブルを使用しているという点もあって実用の段階に至っていない。キーボードを有するデータ送信機から赤外線で-.データ受信機. ¾二データを送り解折する装置として、テレビジョ. ンを視聴"している総人数を入力できるようにした装置があるが、各個人を識別するデータの入力を目的としたものではない。

上記の所定の順序によって市場調査データを入力するいわゆる手順方式によるときは、入力済み項目に注意し、手順を間違えないよにする配慮が必要となり、入'力数が多くなると疲労が増す問題点がある。対話式の入力方法にあつては、入力ミスが減少する利点はある力対話式の入力方法が必要でなくなる程度まで習熟した入力者には、必要以上に時間をかけることになつて入力の時間的能率が低下するばかりか、同じ順序の操返しがかえつて単調に感じるようになり、疲労やミスを増す欠点がある。

電子式のテレビジョン視聴率調査及び市場調査の既知のものとしては、本出願人による上記 3件の外、次に羯げる数件がある。市場調査データの入力を目的とする、米国再発行特許第 31, 951号 "MARKET SURVEY DATA COLLECTION METHOD" には、対話式のデータ入力によって入力ミスの減少を図り、データセンタへのデータ伝送は、蓄積データ主メモリの容量に達したときに行うようにした市場調査データ収集装置が開示されている。電子式視聴率と市場調査を兼ねる従来の装置は、米国特許第 4, 566, 030 号

<^£TEし SVISIOM VIEWER DATA COLLECTION' SYSTEM" 及び同第 4, 546, 382 号 REVISION AMD MARKET RESEARCH DATA COし LECTIO SYSTEM A 'D METHOD" こ f 示されてい 'る。この両者何れも置換プログラムによって市場調査等を行うこと及びチヤンネルックの機能により多目的の利用に便ならしめ、データセンタに対するデータ伝送は定期的に行つている。さらに、米国特許第 4, 630, 108 号 "PROGRAMMSD 0VER-THE - AiR MARKET IMG RESEARCH SYSTE!I" こ ¾：、ケ一フ" ル、通常の無線、地上のマイクロウエーブ、衞昱による回線を活用し、電換ブログラムを用いて市場調査を ΓΓう装 Ϊ が開示されてい-る。また、米国特許第 .4, 644, 363 号 " EANS FOR MONITORING PEAPLE WHO ARE 'WATCHING A TELEVISION SET " には、赤外線又は超音波によって伝送されるキ一パドを用いてテレビジョン視嗨者の総人数を受信機に伝送し、モニタに映出し、蓄積するようにしたテレビジョン視隧率データ収集装置が記載されている。

上述したテレビジョン視聴率調査装置及びノ又は市場調查装置においては、調查データには被調査者個人に関する情報が含まれていないため、最近の視聴者及び購入者の二ーズの多様化に対応した有用な調査データが得られない欠点がある。 —

本発明の目的は、テレビジョンの視聴率調査と市場調査とを共通に行うことによつて設置が容易であり、被調查者の個人識別情報を加えることによりより効果的な視聴率調查と市場調査を行うことができ、市場調査データの入力に当たり、入力の順序を決めず、任意の順序ですなわち無手順で間違いなく、迅速に、かつ容易に入力できる、しかも構成が簡単で安価なテレビジョンチャンネルデータおよび市場調査データ収集装置を提洪することである。

本発明の他の目的は , 市場調査入力器のキーボ一ドの機能を拡大し、安価で実用的な個人データ収集装置を提供することである。

本発明のさらに他の目的は、赤外線等を用い、各個人の鼓別にィラスト画を施したデータ送信機及びこれに対するデータ受信機を用い、極めて効果的な個人データ入力装置を提供することである。

発明.の開示

上述した目的を達成'するために、本発明は、被調査者宅に設置されているテレビジョン受像機の視聴中のチヤンネルを検出してチヤンネルデータを作成するチヤンネル検出器と、複数の項目を舍む市場調査データを入力することができる市場調査データ入力器と、これらチャンネル検出器および市場調査データ入力器からのチャンネルデータ及び市場調査データを受けて所定のフォーマッ卜のデータを作成して蓄積しておき、データセンタに伝送するデータ処理装置とを具えるテレビジョンチヤンネルデータおよび市場調查データ収集装置において、前記チャンネル検出器からのチャンネルデータに付加される個人識別情報を入力する個人識別情報入力手段を設け、前記市場調査データ入力器を市場調査データを無手順で入力できるように構成するとともに市場調查データに付加される個人識別情報を入力できるように構成し、前記データ処理装置には、それぞれ個人識別情報が付加され、所定のフォーマツトに作成されたチャンネルデータ及び市場調査データを、所定の時間帯においてデータセンタからのポ一リングに応じて被調查者宅の加入電話回線を通じてデータセンタに伝送する手段を設けたことを特徴とするものである。

上述した本発明によるデータ収集装置においては、視聴中のテレビジョンのチャンネルデータに腹入識別情報が付加されるとともに市場調査データにも個人識別情報が付加されるため、誰が、 ί可時、どのチャンネルを視聴したのかを知ることができるとともに誰がどのような商品を購入したのかを知ることができ、きわめて詳鎺な調查を行うことができる。例えばテレビ視聴率の調查においては、男女別の視隨率や年代別の視隨率などを算出することができる。図面の簡単な説明

第 1図は、本発明のテレビジョンチャンネ /レデータ及び市場調査データ収集装置の全体の構成を示すブロック図、第 2図は、チャンネル検出器の構成を示すブロック図、第 3図は、チャンネルデ一夕のフォーマツトを示す線図- 第 4図は、データ送信機の構成を示すブロック図、第 5図 A〜 Fは、データ送信機の幾つかの実施例の外観を示す平面図、

第 6図 A〜 Eは、データ受信機の幾つかの実施例の外観を示す平面図、

第 7図 A〜 Eは、データ受信機の構成を示すブロック図. 第 8図は、市場調査データ入力器の一実施例の構成を示すブロック図、

第 9図 A及び Bは、市場調査データ入力器を示す平面図及び正面図、

第 10図は、市場調査データ入力器の他の実施例の外観を示す平面図、

第 11図 A及び B は、バーコ一ドリ一ダの外観を示す側面図及び正面図、

第 12図は、市場調査データを無手順で入力する勛作を説明するためのフローチヤ一ト、

第 1.3図は、個数データを入力する動作を説明するためのフローチャート、

第 14図は、一括購入及び単価購入をしない場合の市場調查データ入力器の概念的な勤作を説明するためのフローチャ一ト、

第 i 5図は、一括購入及び単価購入する場合の市場調查データ入力器の概念的な動作を説明するためのフコーチヤ一卜、

第 16図は、アンケ一ト調查時におけるディスプレイの表示内容を示す線図、

第 Π図は、データ処理装置の- -実施洌の構成を示すブ口ツク図、

第 18図は、伝送データのフォーマツトの一例を示す線図及び、

第 19図は、スタートデータのフォーマツトの一例を示す線図である。

発明を実施するための最良の形態本出願人は、前に述べたように、テレビジョン視聴率の測定に関して特開昭 54 - 806 17号「テレビジョン視聴率調查方式」、テレビジヨン視隨率の被調查者宅におけるチャンネル検出器からデータ処理装置へのデータ伝送方法に関して特開昭 54 - 80610号「商用配電線を用いたデータ伝送方法一つの加入電話回線を加入電話器と端末装置で共用するための装置を内容とする特開昭 54 - 10607号「加入電話共用装 a j をそれぞれ特許出願している。これらの技術は、何れも本発明の基礎となつているが、詳細はこれらの公開公報に議つてここではその要点を述べることとする。

次に図面に示された実施例につき、本発明を詳細に説明する。 - .

第 L図は視聴中のテレビジョンのチヤンネルデータと、市場調査データとを、個人識別情報とともに収集する本発明によるデータ収集装置の全体の構成を示すプロック図である。この装 Ϊは、被調査者宅にチャンネル検出器及びデ —タ入力装置を置き、得られたデータをデータ処理装匱に送って加工したうえ蓄積しておき、データセンタからのポ —リングによって蓄積されているデータを、所要のデータを算出するデータセンタに送るように搆されている。

1 は被調查者宅、 10はデータセンタを示す。被調査奢宅に複数のテレビジョン 2 a , 2 b…があるときは、これらのテレビジョンの付近にそれぞれチャンネル検出器 3 a， 3 b…を置き、受像中のチャンネル番号を検出する。検出したデータは、商用配電線 6 を通じてデータ処理装置 8へ伝送される。市場調査用の市場調査データ入力器 7 はバーコ一ドリ —ダとキーボ一ドによって所要のデータを入力できるものであり、この入力されたデータをデータ処理装置 8 へ送る個人識別情報を表わす個人データの入力装置は、データ送信機 4 とデータ受信機 5 によって構成されている。データ送信機 4a, 4b…は、赤外線によって発生データを伝送するもので、テレビジョンを見ながら画面からの呼掛けに応じてデータ受信機 5a , 5b…に向けてキ一を押すことにより所要のデータが発生し、赤外線によってデータの伝送が行われる。この伝送は超音波又は微弱電波を用いることもできる。データ送信機 4a, 4b…はテレビジョン画面を見ながら操作するものであるから、これに対するデータ受信機 5a , 5b〜はチャンネル検出器 3a, 3b…の上等に置'くことが好ましい。データ受信機 5a, 5b…からのデータはそれぞれチヤンネル検出器 3a , 3b…へ入れ、チヤンネルデ一タと共に商用配電線 6 を通じ、 FM方式によってデータ処理装置 8 へ送られる。データ処理装置 8 は、チャンネル検出器 3a, 3b- , 市場調査データ入力器 7 及びデータ送信機 4a, 4b…からのデータを識別し、このデータを所要のフォーマン卜に加工して蓄積する。これらの設備は、被調査者宅の加入電話 9 と電話回線を共用する。データセンタ 10の設備は、コンビュ一タ 12とそのィンタ一フェース 11と力、らなる。コンビュ一夕 12は、各被調査者宅 1 のデータ処理装置 8 を制御して蓄積されているデータを所定の順序で送らせ、そのデータによって所要の視聴率又は市場調査データを算出する。 14 はコンピュータ 12が万一使用不能になったときのバックァップ用の磁気テープ装置、 13はィンタ一フヱ一スである。データセンタ 10への入力回線は、複数の端末を並列処理できるように複数の回線を引いてある。なお、本実施例においては、市場調査データ入力器 7に接続してファクシミリ装置 15及び CRT ディスプレイ装置 16を設けるとともに、デ —タセンタ 10にはメッセージ送出装置 Πを設け、データセンタから被調查者宅にメッセージを伝送できるように構成する。

第 2図は第 1図に示すチヤンネル検出器 3 のブ α ック図である。本実施例においてはテレビジョン受像機の局部発信器の漏洩電波をピンクァップして視隨中のチャンネルを検出する方式を用いている。 VHF 及び (IHF 用のピックアツプア -ンテナ 21-又は 22·によつてピ■>■ クアツプされた局部 ¾信器の電波は電子チューナ 23に加えられる。この電子チューナ 23は、ィンタ一フユース 28を介して CPU37 によつて制御されるンド切換ドライノ 29によって各バンドを切換え、制御電圧発生器 30により口一パスフィルタ 31を介して視聴中のチヤンネルをサーチする。ピノクァップしている周波数と電子チューナ 23のサーチ周波数が一致すると、受信出力は中間周波数増幅器 24、バンドパスフィルタ 25、中間厨波数増幅器 26、検波器 27によって検出される。検出されたチャンネルデータは、 C PU37 により、インタ一フェース 32 を通じて、伝送データ作成器 33に供給される。この伝送デ —タ作成器 33は所定のフォーマツトの伝送データを作成し. 変調器 34によつて所定の搬送周波数を ΡΜ変調する。このチヤンネルデータには、端子 46〜49からィンタフヱース 45 を介して受信機 5 からの個入識別情報を舍ませることができる。 CPU37 には R0 38 が接続されており、. この R0H にはすべてのプログラムの外、上記のこのチヤンネル検出器に割り当てられた周波数データを格納している。このようにして作成された ΡΪ変調器 34の出力は、 LPF35 、増幅器 36、変成器 39、コンデンサ 40を経て商用電源に加えられ、電源プラグ 4 iをコンセントに揷入することにより、電源線を介してデータ処理装置 8 に転送することができる。第 3 図は. このように電源線を介して伝送されるデータのフォーマットの一例を示す。伝送データは 10キャラクタから成り、その内 F、 A、 BCC 、 Dの 4 つのキャラクタは伝送補助用として用いられ、 2 CHAR- 5 CHAR. CH—- L 及び CH— 0 の 6 つの ·キャラ-クタによって検出した'チャンネルの伝送を行う。 ' 各キャラクタは 4 ビ 'ントであるから、それぞれ 16のデータを伝送することができる。伝送するデータとしては、このチャンネル検出器によって検出されたチャンネルデ一タの外、端子 46〜 49からィンターフユ一ス 45を介して入力されたデータを含ませることができる。この外部入力データとしては、個人データ入力装置 4 からの個人識別情報の他、 VTR 、放送衛星受信出力等自由に選択することができる。

第 4 図は、データ送信機 4 のプロ .ノク図である。これは赤外線を用いた家庭用電子機器のリモコン装置と同様の構成を持っており、電源 55は 3 Vの電池である。キ一ボード 51からのデータはリモコン送信機 I C52に送られ、赤外線発光器 53を発光させる。キーボードは操作し易いように外 S の表面に出ている。選択スィツチ 54はデータ受信機の後述する選択スィツチ 69と対応し、個人データ入力装置の使用グループを ¾定するのに使用する。

第 5図 A〜 Fは、データ送信機 4 のキーボードの幾つかの例の構成を示す平面図で、各種の用途に適するように構成されている。各キ一は押鉗式又はタツチ式の何れでもよい。第 5図 Aは個人識別をテンキー 57によって行う構成のもので、視聴率調査を行うときは、 "CH" キ一60を押し、視隨率開始時点と終了時点に "開始" キー 58a 及び "終了 " 'キ一 58b をそれぞれ押す。 1

2評価データの入力は評価キーである "良い" キ一 59a 、 "普通" キー 59b 、 "悪い" キ -59c のいずれかを押して行う。

第 5図 B'は各個人を容易に見分けられるように、図示するような例えばお父さん、. お母さん、おじいちゃん、おばあちやん、長男、長女、次女、次男等のイメージ画をキーの表面に表示した個人識別キー 61をィメ一ジ画をキーの表面に表示した個人識別キー 61を設けたものである。テンキ —57は、この場合アンケ一ト式によって市場調査データ等の収集の際、調查項目を指定するに用いる。項目を指定すれば、調查はテレビジョン画面からの呼びかけによらなくてもできるので、例えば予め調査用紙を配っておき、都合のよいときに入力してもらうこともできる。視隨率調查を選択する場合は、 "CH" キ一 60を使用する。 59a, 59b, 59c は評価キーで、本例では A, B , Cの 3段階にしてある。評価に用いる評語としては、良い · 普通 · 悪い；高い · 普通 · 安い；大 · 中小；賛成、意見なし、反対； YES - 意見なし · O等、通常 3段階に分けられるので、 A · B ' C によつて共通的に表わすことができる。視聴率調查のみ目的とする場合は、項目選択及び評価の必要がないので、第 5 図 Cのように複数の個人識別用キー 6 1を設けるだけでよい。更に、送信機を各個人専用とするときは、個人識別キ —を設ける必要がないので、割当てた個人のィメ一ジ画を表示した。第 5 図 Dのようなキー 6 iを設ければ足りる。第 5 図 E及び F は、第 5 図 B に示した実施例から視聴率以外の調査項目指定キーを欠いたもので、テレビジョン視聴率及び番組の評価に使用できる外、画面からの呼び掛けに応じ、アンケート式によって評価を舍む市場調査等をリアルタイムで行うのに適するものである。リアルタイムのアンケ一ト調査の場合は、アンケ卜に対して回答が直ぐ返つてくるので、項目を入力する必要はなく、このような構成が可能になるものである。

第 6 図 A〜 E は、個人別データ受信機 5 の幾つかのパネル面の外観を示す図面、第 7 図 A〜 Eは内部構成を示す同じぐそれらのブロック図である。

第 6 図 A及び第 7 図は個人の表示、評価及び入力要求をディスプレイ 73 , 75 , 77によって構成したものである。調查を行うには、第 4 図 Aに示すデータ送信機 4 をデータ受信機 5 の方向に向け、キーボード 51の個人識別キー 57を押すと、赤外線発光器 53から発射された赤外線 56は赤外線受光器 65によって受光されて電気信号に変換され、この電気信号は増幅器 66によつて増幅され、リモコン受信機 I C 67によって検波される。この検波出力は受光を表示する発光ダィオード 82を点灯すると共に、インタ一フェース、 I / O ポ一トェクスパンダ 68及びデータバス 63を介して CP U 62 に取り込まれる。 69は選択スィツチで、データ送信機 4 の選択スィツチ 54と対応し、個人データ入力装置 4 の使用グループを設定するのに使用する。 78〜82は LED で、 78, 79, 80 はそれぞれ個人名、評価、入力要求を表示し、 81は入力禁止、 82はデータ送信機 4からの赤外線を受信中であることを表示する。 R0 64 必要なプログラムを格納し、 CPU62 はタイマを内蔵し一切の制御をする。データは端子 70, 71 からケ一ブルでチヤンネル検出器 3 に送られ、端子 70からは電源が供袷される。データバス 63には I/O ポートェクスパンダ 72: 74: 76を介してディスプレイ 73, 75, 77をそれぞれ桔合する。ディスプレイ 73は各人が評価に参加していることを表示するもので、データ送信機 4 の該当する番号のキーを押し、次いで開始キー 58a を押せば点灯し、終了キー 58b を押すと消灯する。ディスプレイ 75は評価済みを示す。この場合、評価の内容は同席者に対する心理的影響を避けるため表示されない。ディスプレイ 77ば開始キ一 58a を押してから所定の時間経過しても評価のない場合、該当する番号の箇所をプリンクさせ、評価入力を促すものである。第 6図 B及び第 7図 Bは個人の表示がィメージ画のデイスプレイと受信中表示用 LED82 から成る最も簡単な構成で、評価を行わない視聴率だけの調査に適するものである。ディスプレイ 84-1〜84-ηは発光ダィオードによってィメージ画を照明するもので、ひ人分、本例では 8人分を設けてある。 CPU62 に取込まれたデータによって、 I/O ポートェクスパンダ 83 - 1〜 83 - ηのいずれかを経て上記のディスプレィ 8,4- 1〜 84- ηの内の該当するものを選択的に点灯する。上記の動作はすべて CPU62 によって行われる。第 6 図 C及び第 7 図 Cは、個人データ送信機 4 が見当たらなくなつたとき、直接ディスプレイ 84- 1〜84- nを制御するため、タツチキ一 86 - 1〜 86 - nをディスプレイに対応する位置に別に設けたものである。この場合は、タツチキー 36 - i〜 86 nに接铙されたキ一ボ一ドエンコ一ダ 85を介して CPし '62 に割込みをかけ、ディスプレイ 84 - 1〜 84 - nを制御する。第 6 図 D及び第 7 図 D は更に視聴中の番組の評価又はァンゲート式の調査ができるように、ディスプレイを照光キー 91 - 1〜！ 31 - n とし、評価用として緑と赤の発光ダィォ― ド 89-1〜 89 · n及び 90 〜 90- nを有する表示器を照光キーと対応した位置に設けたものである。照光キー 91- l〜9i-nは I/O ポートェクスパンダ 88-l〜88-n及びキ一ボ一ドェンコーダ 92を介して制御され、イメージ画にタソチすることによってオン ' ォフすることができる。発光ダイォ一ド 89-1〜89- n及び 90-1 ^30 nは I/O ポートェクスパンダ 87- l〜87-nを介して制御され、 89-1〜89- nが点灯するときは緑色、 90 〜 90-nが点灯するときは赤色、 89 - 1〜 89 - nの .1 つと 90 -.1〜 90 - ηの対応するものが同時に点灯するときはアンバー色（明るい橙色に近い色）を表示できるので、三段階の評価に使用することができる。また、評価の入力を促すに発光ダイオードをブリンクさせる等の方法を講ずればよい。第 6 図 Ε及び第 7 図 Εに示す実施例は第 6 図 D及び第 7 図 Dに示す実施例において照光キーと発光ダイオードを一体とし、三変色照光キー 94- 1〜94- ηとしたものである。この場合は I/O ポ - トェクスパンダ一 93 〜 93 - ηによつて三色から所定の色を選択し、キーボードエンコーダ 95を介してオン · オフの制御を行う。この場合は、発光ダイオードをブリンクさせることによつて生ずる精神的な圧迫感を避けるため、 I / O ポートェクスパンダ一 96を経て R 0M 64 に書込まれた音声合成音によつて音声合成回路 97を介してスピー力 98を鳴らし精神的な食担にならないような音楽によって目的を達成するようにしてある。

市場調査データ入力器 7 は市場調査に必要な各データを入力し、このデータをデータ処理装置 8 に送るもので、第 8図ば市場調査データ入力器の一つの実施例のプロック図第 9図はその外観図、第 10図は他の実施例におけるパネル配置図、第 11図はバーコ一ドリ'ーダの外観図で'ある。

第 8図を参照するに、本装置は各部の制御を行う CPU 100 データバス 101 、制御プログラム等を格納した RO M 102、入力データを一時的に格納する 1? A 103、割込制御回路 116 、夕イマ 11了、電源 118 、電源スィツチ 1 19 、バーコードのディスプレイ 104 , 105、購入店、購入者、個数及びォプションのディスプレイ 106 、購入金額のデイスプレイ 107 、購入店、購入者、バーコード、エラ一、倔数、ォプション購入金額、終了の各項目に該当する L ED 120〜127 、インタ一フエ一ス 108 〜111 、キ一ボード 112 及びスタート，ストップスィッチ S W h SW ₂ を有している。また、インターフェース 114 及び端子 129 を介しファクシミリ 15又はプリンタを接続することにより各種入力データをプリントァゥ卜し、インタ一フヱ一ス 131 及び端子 132 を介し CRT ディスプレイ 16を接続して情報を表示し、インタ一フヱース 133 を介してスピーカ 134 を接続し、情報を音声として出力することができる。デ一タセンタからのデータはデータ入力端子 130 から入力され、ィンタ一フヱース 115 を介して R A M 103に格納しプリンタ , ディスプレイ又はスピーカに出力することができる。 ':一コードリーダ端子 128 で受けるバ一コ一ドリ一ダからの信号はィンターフェース 113 を介して RAM103に入力する。

第 9 図を参照するに、パネル面にはバーコ一ドのデイスプレイ 104, 105、購入店、購入者、個数及びォプションのディスプレイ 106 、購入金額のディスプレイ 107 、各項目に該当する LED120〜127 、終了及びエラーを表示するし ED 1 27及び 123 、キ一ボ'一ド 112 、コ.一 'ド表 135 、バーコードを置く場所 137 を持っている。ディスプレイ 104, 105は補助デイスプレイを兼ねている。データの入力順序は任意であるが、購入者と購入店は同一である場合が多いので、まずコード表 135 を参照して購入者と購入店を入力し、次に商品のバーコード、個数、金額を入力することが好ましい。キーボード 112 の " X " キー 112 aは単価と個数を入力して金額の算出に、キ一112bは〇〇と 0〇のように繰返しを意味する用語で、何種類かの商品に対して一括して代価を决めた場合、一つの商品のバーコードと個数を入力し、次いで " & " キーを押して次の商品のバ一コードと個数を入力するようにする。このようにして全商品のバーコ一ドと個数を入力し、最後に全体の代価を計算することができる。このようにして全部の項目を入力すれば、終了 LED 127 が点灯するので、 "終了" キー 112cを押せば、入力したデ —タを所定のフォーマツトに変換し、幾つかのデータを合わせて送信データを作成し、インタ一フェースを介し端子 130 からのデータ処理装置 8 へ送出する。 "オールクリャ " キ一 U2dは入力のミス等に気付いた場合初期状態に戻すもので、入力の途 Φであっても "終了" キー 112cを押す前であれば全てのデータをクリャすることができる。

" G" キ一は入力項目をアンケート調査に使用できるように切換えるもので、 Gは 1

8 "Green " の Gを表し緑色に着色してある。この場合、 " X " キー U2aは "クリャ " キ —に変換され、 "金額" キー U2eは "登録'' キーに変換される。アンケー卜に対する回答は後述するようにテンキーを使-用して if .う。

第 10図は市場調査 ' 一タ入力器の他の実施例を示すもので、購入昔及び購入店はその名前を記載したキー 138, 140 を押すことにより、該当するコ一ドが入力できるようになつている。このとき表示 LED133, 141 が点灯する。 142 は腹数と金額を入力するときの捕助のディスプレイで、始めテンキー i43 によってデータを入力すれば入力したデータが表示され-. 次いで、 "個" キー U4 又は "円" キー 145 を押せば、そのデータは RAM103に書込まれ、ディスプレイ 106, 107に表示される。 " X " キ一146、キー 147,

" G " キ一148，バーコ一ドキ一 149,オールクリャキ一 150 はキ一ボードとしてまとめてはないが、機能としては第 9 図の実施例と同じである。 152 は購入者，購入店，バーコード，個数，金額の各項目の表示 LED で入力したとき点灯するので、未だ入力していない項目を容易に判別することができる。全項目の入力を完了したとき、 " 終了" キー 1 5 3 を押せば全データがデータ処理装置 8 に送られる。バーコ一ドは主として P0S システムに適応する雑貨及び食料品に用いられ、メーカ一名と商品の種別を表示しているものである。このバーコ一ドはバーコ一ドリ一ダによつて入力するのを建前とする力、バーコードが汚れてバーコ一ドリーダでは入力できないときは、キーボードによって入力する。バーコードのない商品に対しては , メーカ一名と種別に対して適当なコードを決めておき、同様にキ―ボ — ドから入力する。第 11図に示すバーコ一ドリ一ダ 154 は. CCD ライセンサ一を内蔵しているもので、把手 155 を持つて .センサ部 156 をパ一コードに押しつけ、キー 157 を押せばバーコードが読取られて入力される。バーコードリ一ダは、この他ペン状のセンサでバ一コ一ド上をなぞるもの、ハ一コードリ一ダを固定しておき商品のバーコ一ドを印刷してある部分をこれに接して通過させるものが用いられることがある。ここで入力されたデータは第 8 図に示す端子 128 からィンターフェース 113 を介して R.4iU03に取り込まれ、インタ一フェース 108, 109を介してディスプレイ 104， 105に表示される。

次に、フローチャートを用い市場調査データ入力器におけるデータ入力の動作を説明する。第 12図は無手順入力を説明するためのフローチャート、第 13図は各項目を入力したときの動作を説明するための例えば個数入力におけるフローチャート、第 14図は-一括購入及び単価と iia数から金額を求めない場合のフローチャート、第 15図は一括購入及び単価と個数から金額を求める場合のフローチヤ一トである本 ¾明は、各データ入力に特別に順序を決めず任意の順序に入力することができ、入力を間違えたときは終了キー 153 を抨す前であれば、どんなデータでも再入力することによつて修正することができる特徵がある。第 12図はデ一タの入力及び各項目のキーを押したときの動作を示すもので、このフローチャートにより無手順入力が可能となることを理解することができる。ステップ S！で示すように各キ一を ί¥したときばステン'プ〜 S！ ₂ で示すように該当のル ―チン @〜®に流れが侈り、その何れでもないときはデ― タ入力が行われる。このように、どの項目を選択してもその順序に関係なく処理が行われるので、無手順のデータ入力をすることかできるのである。データが 1桁分入力されたときばデータ入力カウンタに 1 を加え（ステップ^ 3 )、有効データの桁数を 13桁として処理する（ステソプ S _{l 4 :} S t s ) , 有効データは、購入店が i桁、購入昔が 2桁、個数が 2桁、金額が 6桁、バーコードが 13桁である。次いで、ディスプレイ 10^ 105の右端にそのデータを表示する（ステスプ S , S , ₈ ) 。このとき、ディスプレイ 104 , 105は捕助ディスプレイとして勸いている。例えばアンケートモ一ドとなっているときはル―チン@からァンケ一ト ^理に入り、ルーチン@からリターンに入る。

購入者，購入店 _s 個数，購入金額の入力におけるデータ取扱いの流れは大体同じである。次に第 13図を参照し、個数入力の場合を例にとって流れのパターンを説明する。各項目を入力する場合は、まずそのデータを入力する。このときは第 12図の流れによって処理され、表示バッファし SB にそのデータがセ 'ン卜されている（ステップ S！ ₇)。個数キ —を押せば、表示バッファのデータを他の例えば A レジスタにセノトし（ステツフ ° S ₂ 、 0 でないデータが入力されていることを確かめたうえ（ステップ S_Z2, S₂₃) 、個数表示バンファレジスタに転送し（ステップ S ₂₄)、個数フラグを立て（ステソプ S₂₅)、ディスプレイ 106 に個数を表示する（ステップ S₂₆)。ディスプレイ 104, 105はクリャし、リタ一ンする（ステップ S ₂₇ )。

第 14図及び第 15図はデータ入力における全体の流れをフローチヤ一卜形式によって表現したもので、先ず第 U図を参照するに、バーコード以外の購入者，購入店：個数，購入金額データをテンキーによって入力するときは（ステツフ。 5,, ,)、浦助ディスプレイ 104, 105に入力したデータが表示され（ステップ S ₄₂)、次いで項目キー-を押せば（ステップ S ₄₃ )、その有効数字が該当するデイスプレィに表示され、 RA 103の所定の番地に転送され、ディスプレイ 104, 105が消去され、該当するし ED が点灯する（ステプ S₄₄)。入力した一部のデータに誤りがあることに気付いたときは（ステップ S₄₅)、修正されたデ一タを再入力して該当するキーを押せば RAM103の内容が書き換えられ、ディスプレイの表示が変わる。一つの項目を入力したら他の項目についても同じ操作を.操返す。バーコ一ドをバーコ一ドリ一ダで入力すれば（ステップ S ₃₄)、このデータは端子 128 からィンタ —フヱ一ス 113 を介してバス 101 にアクセスし、 RAMI 03の該当番地に書込まれると同時に、ィンタ一フヱース 108 , 109 を介してディズプレイ 104, 105の左端に表示され、 LED122を点灯する（ステップ S_3S)。バ一コードが汚れている等の理由でバーコ一ドリーダを利用できないときは（ステンプ5₃₃)、テンキーによって入力すると（ステップ S₃₆) Ι?Α 103に書込まれると同時にディスプレィ 104, ί05の右端に表示され（ステップ S₃₇)、 "バーコード " キ一 L12fを押せば（ステノプ S₃₃)、左端に移されると同時に LED122が点灯する（ステンプ5₃₉)。入力したデータはステンプ S₄₅ と同様に正否をチヱノクする（ステップ S 4 0 )。このようにして全項目を入力すれば（ステップ S₄₆)、終了 LED127が点灯するので（ステノプ S₄₇)、終了キー 112cを押せば（ステツプ S_{5 l})、全データが RAillOSの所定番地に転送され、購入者及び購入商店を残し他はクリャされる（ステップ S₅₂)。これは、 1 グループの市場調査データが、 1人の購入者と少数の商店についてのものが多いのに着目し、終了キ一 112c を押したとき購入奢及び購入商店のデータは残して他のデ一タだ：ナを入力すればよいようにし、入力の効率を上げるためである。他の購入者又は購入商店の場合は再入力すればよい。全部のデータが違つていたときは（ステップ S₄₈) . オールクリャキ一 112dを押せば（ステンプ S₄₉)、入力した全て Gデータがクリャされ（ステツプ S₅。）、初期状態に戻るので、全データを-再入力する。

次に、第 15図を用い一括購入の場合と単価と個数を知つて金額を求める方法について説明する。この場合ば購入者と購入商店は先に入力することが好ましい（ステップ J< これは、第 14図のステップ S ₅₂ におけると同様に 1 グル一プの商品は同じ購入者により同じ商店で購入されるためである。先ず一つの商品のバーコードと個数を入力する（ステツプ s₆₂,s₆₃)。一括購入の場合は（ステップ s₆₄)、 "& キ一112bを押し（ステツフ' S₇。）、次の商品についてもバーコードを読み個数を入力して " & " キーを押す。この操作を全商品について行つたら購入代金を入力すればよい（ステツプ S₇₁)。単価購入の場合は（ステップ S₆₅)、単価を入

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力して（ステップ S₆₇)、 " X "O C キー 112aを押せば合計が表示され、桁溢れすれば " E E E E E E " を 1 秒間表示し、次の入力待ちとなる（ステツフ' S ₆₈)。この操作が終われば終了 LSD127が点灯するので（ステップ S_{7 Z})、終了キー 112c を押せば（ステップ S₇₃)、 '入力したデータがデータ処理装置へ転送される（ステップ S₇₄)。他の一括購入品又は単価購入品についてもこの操作を操返す。購入者又は購入商店が異なるときは再入力すればよい。

次に " G " キ一136 の利用法について説明する。この " G " キ一は、前に説明したようにアンケートの回答を入力するのに適するように各キーの機能を変換するものである。このような機能を持たせたのは、キ一ボ一ドに多数のキーを設けることによって生ずる能率の低下とミスの増大を防ぐためで、ノヽ°一ソナルコンピュータゃヮ一ドプロセッサ一等においても採用している方法である。本実施例は第

16図に示す記号と数字を用いたアンケ一ト調查である力他の形式のアンケート調查であってもよく、更に他の目的であってもよいことは言うまでもない。調查は予め調査用紙を配布しておき、オペレータはこの調査用紙に記載されているアンケートに回答するには指定された 2桁の数字をテンキーを用いて入力する。オペレータが " G " キ一136 を押すと、第 16図に示すように、ディスプレイ 104 の左端に 5頁を表す H 5が-. ディスプレイ i0了の左端に 5頁の第 1 項目を表す 5 — Lが表示される。頁数 ® 5 は、アンケ一卜が 5 頁から始まるのでこのように表示するのである。ォペレータはこの表示により、 5 頁の第 1 項目のアンケートの回答を入力すれば、ディスプレイ 10了の右端と 105 の右端（位置 Pマ）にこの数字が表示され、ディスプレイ 107 の右端の表示は 5 — 2に-変わる。次いで第 2項目の面答を入力すれば、ディスプレイ 1(Π の第 1項目の数字は入れ変わり、ディスプレイ 105 の第 i項目の数字.は P ₆の位置に移り . 第 2項目の数字は位置 P ₇に-表示される。以下同様にして第' 7項目まで入力すれば、ディスプレイ 104 , 丄05に ¾ P _tから Pマの位 Sに表示される。項目数が 5 を越せば自動的に頁が改められる。最大容量を 35項目に設定してあるので、 9 頁の第 7項目を越したとき又はそれ以前でも終了キー 112cを押せば、入力したデータを所定のフォーマツ卜に変換した後、データ処理装置へ転送する。クリャキー U2aは部分的な修正に使用するもので、このキーを押せばディスプレイ 104 , 105のデータを 1文字分右へシフトし、 10? は 1文字消去した形で表示する。オールクリャキー 112dは、アンケ一ト調查モードを取消し、初期状態に戻るのに使用する。第 17図はデータ処理装置 8 のブ口ンク図である。データ処理装置においては、前に述べたように、商用配電線を通じてチャンネルデータと個人調查デ一タを、ケーブルを通じて市場調査用データを受け、これを加工してメモリに蓄積しておき、データセンタからボーリングにより、又は自ら蓄積してあるデータをデータセンタに送る機能を持っている。これら全ての制御は CPU 160によって行われる。必要なプ口ダラム R0J1162に格钠されており、加工された各デ —タはデータバス 161 を介して RA 163に蓄えられる。市場調查用データ入力器 7 のデータは端子 187 からインタ一フニース 188 を介してコモンデータバス 161 にアクセスする _c チャンネル検出器 3 及びデ一タ送信機 4 からのデータは商用電源配電線を通じて送られ、 ACプラグ 19 i をコンセントに挿入することにより、電源スイッチ 192 、コンデンサ 194 、変成器 195 を経て増幅器 196 によって増幅され、電子チューナ 197 によって各搬送波が走査される。' この走査は CPU160の制御により、制御電圧発生器 198 を介して行われる ,；ピックアップされた信号は増幅器 199 によって増幅され、検波器 200 によって検波され、. デコーダ 201 によつて元の信号になり、コモンノ、'ス L 61 にアクセスする。これらの入力信号は、 R0M162に格納されているデ一タ、タイムデータ及び各ェンコーダからのデータを加え、 CPじ 160の制御によって所定のフォーマツトのデータに加工され、 R A 16.3に蓄えられる。実時間ク口ック 178 は各データ発生の現在時刻を出力し、各ディバイス用タイマ一 Π9 は各ディバイスにおいて使用している時間を出力する。ホームナンバーエンコーダ 181 は被調查者宅の番号を、受信機ナンパ一エンコーダ 182 は該当する受像機の番号を出力する。受像機走査回路 183 は最大 8 台までの受像機の走査を制御する。キ一ボ一ド 184 からは、手動でデータ収集のスト 7プ ' スタートデータを作成する。各データはすべて割り込みによつて作成されるので割込制御回路 180 によつて割込制御を ί亍い、回路動作のチックのため作成したチニ力を接続する端子 185 とインタ一フェース L86 を有している。データの伝送、被調查者宅に迷惑をかけないように深夜早朝のトラフィ ·.-' クの少ない所定の時閩帯に、データセンタからのポ一リングによって行うが、必要のあるとき自ら発呼できる機能を持っている。加入電話 165 と電話回線 16 切換電鍵 168 を介して CU (Network Control L'nit: 網制御装置） 169に接続される。 CU169¾ CU 制御回路 177 によって制御され、所定時間内に着信のあつたときはデ一タセンタから送'られる識別信号の有無によってセンタからの着信か第 3 奢からの着信かを識別し、第 3者からの着 i言のときはリングバンクトーン発信器 Π4 によってリングバ 7 クトーンを送出すると共に家人に着信のあったことを知らせる。家人はこれに応答する。セン'タからの着信のとき、装置本体にアクセスし、所定のルーチンによって所定データの伝送を行う。所定の時間外にセンタを呼ぶときは. 加入電話が話中であるか否かをチェツクし、話中でないときはプレポーズタイムをおいた上で、加入電話機がダィャル式のときはォ一トダイャル回路 176 によってセンタ 10を呼出し、プッシュボタンのときは DTMF発生器 175 によってセンタを呼岀し、センタが応答すれば ί件づつデータ伝送を行い、完了すれば原状に復帰する。デーダは、通信用ィンターフヱ一ス 172 、モデム 1了 1 、変成器 170 、 N'CIU69を介して送出される。

データのフォーマツトは所要の情報とその量、将来における拡張性、望ましい伝送速度、停電、障害に対する処置、伝送上の制御等の諸元を考慮し、公知の方法によって設計すればよい。本実施例においては、そ ήぞれ 4 ビットによつて構成される 16のコ一ドを用、 , 各コードに伝送.する情報、. 制御項目を割当てている。例えば、第 5 コ一ドには商用配電線を介して伝送される 2チ 7 ヤンネルデータとアンケ一トデータが割当てられている。第 18図はこの内容を例示するもので、 0 キャラクタにはコード番号を、 1 、 4 キャラクタには第 2 図における外部入力端子 46〜49の入力信号を割当てている。現在はアンケ一トデータのみが入力されている øで、 1 , 2 キャラクタには 0 が表示されている。 5 〜 Β キャラクタには発生時刻を割当ててあり、金曜日の 1 5 時 5 5 分 5 秒を示している。 C， D キャラクタにはチャンネル番号... Ε , F キャラクタには受像機番号が割当てられており、 1 番の受像機が第 1 チャンネルを受信している二とを示している。他のコードについてもデータの内容に応じ、類似の手法によって構成している。これら各コードのデータは、新しいデータ、事象、制御が発生し、実行される度に作成さ'れる。例えば、第 5 コードのチャンネルデータについては、スィッチイン、スィンチオフ、チャンネル切換えの度に、第 1 コードの給電発生時刻では、停電発生の都度作成される。このようにして作成されたデータは、所定の時刻内又は必要のあるときは随時データセンタに転 i关する。このときはデータに第 19図に示すコードを配置する。コード番号 4 はデータ収集開始を示し、キャラクタ 1 2 にば F Fをつける。 C〜 Fキャラクタには被調查奢宅番号を配置する。

上説明したように、本発明によれば視聴率調查装蘆と市場調査装 Eとを一体とし、極めて経済的に矯成することかできる。叉、放送したコマーシャルの視隨率を知ることができるばかりでなく、その商品の市場調査データ及びコマーシャルの効果をリァルタイムに近い時間内に知ることができる。従来の視聴率調查のみでは、被調查者がコマ一シャルをどの程度見たかを示すに止まっていたが、そのコマーシャルに興味を持ち、購入の意欲を持つに至り、実際の購入行動に至つた消費奢数を知ることができるので、 'コマーシャルの最終目的の達成を把握でき、その効果ば極めて大きい。

また、チャンネルデータ，市場調査データ又はアンケート調査データにば個人識別情報が付加されるので家族構成別、年令別、男女別等の視聴率、評価、市場調査データ、ァンヶ一ト調査データを得ることができ、更に必要があれば通常のコマーシャルの範囲を越えてどんなことでも調查することができる。これは、従来の視聴率調査や市場調査には見られなかつた新しい効果であり、新分野を開拓したものと言えよう。実施例においは市場調査におけるコマ一シャルに対する効果の調查を採り上げたが、本発明は単に市場諷查に止まるものではなく、さまざまな社会事象における多種多様な調查にも使用できることば明らかで、確実で内容の豊富なデータを迅速に提供することができる。また個人識別情報の入力に当たっては、データ送信機及びデータ受信機に各個人のイメージ画を用いることにより数字を用いたときのように割当番号の忘れ、勘違い等によるミス入カを铯無にすることができた。視隨率調査の場合は、番組の開始、終了時刻はデータ送信機の各人識別スィンチの入切によって行う.ことができるので、キ一ボ一ドのスィツチ数を少なくすることができ、使い易くなつた。評 ί面をアンケート方式としてリアルタイムで行うときは、評価項目の指定スィツチがなくてもよいので更にスィツチの数を少なくすることができ、視聴率調査の場合は個人識別スィンチだけですむ。データ受信機においても、各個人のィメ一ジ画を表示した照明スィツチ、更に三&照光スィノチの使用により、部品点数を減らし、見易く使い易くなつた。

市場調査データ入力器を用いての市場調査データの入力に当たっては、入力順序を任意に選択することができ、入力操作に無駄がなく、自分に合った早さで入力できるので、多数のデータを入力するときでも単調さによる入力ミスを効果的に防ぎ、入力能率を上げることができる。入力済み項目は該当する L E D の点灯又はディスプレイの表示によつて見分けることができるので、二重入力又は欠落を防ぐことができる。更に、 " G " キーの使用により、購入商品の評価等の入力、アンケート調査をすることもでき、市場調查データの入力の範囲を越えて大幅に用途を拡大することができる。 '

Claims

求の被諷查者宅に設置されているテレビジョン受像機の視聴中のチヤンネルを検出してチヤンネルデータを作成するチャンネル検出器と、複数の項目を含む市場調査デ一タを入力することができる市場調査データ入力器と、これらチヤンネル検出器および市場調查データ入力器からのチャンネルデータ及び市場調査データを受けて所定のフォーマノ卜のデータを作成して蓄積しておき、データセンタに伝送するデータ処理装置とを具えるテレビジョンチャンネルデータおよび市場調査データ収集装置において、 ' '- ,

前記チヤンネル検出器からのチヤンネルデータに付加される睏人識別情報を入力する倔人識別情報入力手段を設け、前記市場調査データ入力器を市場調査データを無手順で入力できるように構成するとともに市場調査データに付加される個人識別情報を入力できるように構成し. 前記データ処理装置には、それぞれ個人識別情報が付加され、所定のフォーマソトに作成されたチャンネルデータ及び市場調査データを、所定の時間帯においてデータセンタからのボーリングに応じて被調查者宅の加入電話回線を通じてデータセンタに伝送する手段を設けたことを特徴とするテレビジョンチャンネルデータ及び市場諷査データ収集装置。特許請求の範囲 1記載のデータ収集装置において、前 117

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記チヤンネル検出器から出力されるチヤンネルデータは商用配電線を通じてデータ処理装置へ送られるようにしたもの。

特許請求の範囲 1 記載のデータ収集装置において、前記チャンネルデータに付加される個人識別情報を入力する手段は、前記チヤンネル検出器を通じてデータ処理装置へ個人識別情報を送るデ一タ伝送機及びデータ受信機を具えるもの。

特許請求の範囲 3 記載のデータ収集装置において、前記データ送信機は、個人識別手段と、項目指定手段と、評価を入力する手段とを有するも tD »

特許請求の範囲 4 記載のデータ収集装置において、データ送 ί言機の個人識別手段として個人のィメ一ジ画を表示したキーを具えるもの。

特許請求の範西 4 記載のデータ収集装置において、前記項目指定手段としてテンキーを用いたもの。特許請求の範囲 4記載のデータ収集装置において、前記評価入力手段として ' ' A " , " B " , " C " 3 個のキ —を具えたもの。

特許請求の範囲 4 記載のデータ収集装置において、前記データ送信機を各偭人に割当て、その個人のィメ一ジ画を貼付したスィ 'ンチを有するもの。

9. 特許請求の範西 1記載のデータ収集装置において、前記データ受信機は、偭人のイメージ画を表示し得るディスプレイを具えるもの。

10. 特許請求の範囲 9記載のデ一タ収集装 *において、前記データ受信機に各個人別にタツチ式の選沢スィツチを設けたもの。

11 . 特許請求の囲 9記載のデータ収集'装置において、前記イメージ画を表示し得るディスプレイを照光スイッチとし、各照光スィッチの近傍に各倔人別に 3色切換え可能な L E Dを設けたもの。

12. 特許請求の範囲 9.記載のデータ収集装置において、前記ィメ一ジ画を表示し得るデイスプレイを 3色切換え可能な照光スインチとしたもの。

13. 特許請求の範囲 1 記載のデータ収集装置において、前記市場調査データ入力器が商品に付されたバーコ一ドを読取るバーコードリーダと、購入者、購入店、個数及び購入金額を入力するテンキーを具えたもの。

14. 特許請求の範囲 1記載のデータ収集装置において、前記市場調査データ入力器が商品に付されたバーコ一ドを読取るバーコードリーダと、各購入者を入力する専用キ一と、各購入店を入力する専用キーと、個数及び購入金額を入力するテンキーとを具える.もの。丄 5 . 特許請求の範囲 13又は 1 4記載のデータ収集装置において、前記市場調査データ入力器に複数種の商品に対して一括して代価を入力するための" & " キ一を設けたもの:

16 . 特許請求の範囲 13又は U記載のデータ収集装置において、前記市場調査データ入力器に、複数の商品を購入した場合の代価を入力するたに " X " キーを設けたもの _c

1 7 . 特許請求の範囲 13又は 14記載のデータ収集装置において、前記市場調査データ入力器の各キーの機能を変換するキ一を設けたもの。

1 8 . 特許請求の範囲 17記載のデータ収集装置において、前記キ一の使用により、アンケート調査ができるようにしたもの。

19 . 特許請求の範囲 17記載のデータ収集装置において、前記キーの使用により、視聴率又は市場調査対象の評価を亍なえるようにしたもの。

20 . 特許請求の範面 1 記載のデータ収集装置において、前記データ処理装置に、センタからポーリングする時間外には加入電話回線を電話機に接続し上記時間内には内部回路に接続する手段と、前記時間内においてもデータセンタとの通信中以外は電話機を自由に使用できるようにする手段と、前記時間内において加入電話回線からの呼出信号を識別する手段と、データセンタからの呼出信号を識別する手段と、第 3者からの着信を識別し加入電話機に接続する手段と、市場調査データを端子から受入れる手段と、チヤンネルデータ及びデータ受信機からのデ一夕を電源配電線を通じて受入れる手段と、前記受入れたデータ及び内部において作成する被調査者宅番号、 · 受 f象機番号、実時間及び各種タイマから所定のフォーマン卜のデータを作成する手-段と、データセンタと通信する手段と、前記の作成したデータを蓄積しておき、データセンタからのポ―リングによってデータセンタに送出する手段と、データセンタを呼出す手段とを有するデータ処理装置。