WO1998046917A1 - Vanne a papillon en plastique - Google Patents

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WO1998046917A1 PCT/JP1998/001619 JP9801619W WO9846917A1 WO 1998046917 A1 WO1998046917 A1 WO 1998046917A1 JP 9801619 W JP9801619 W JP 9801619W WO 9846917 A1 WO9846917 A1 WO 9846917A1
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Shinji Sato
Takahiro Kato
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Asahi Organic Chemicals Industry Co., Ltd.
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K1/00Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
    • F16K1/16Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members
    • F16K1/18Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members with pivoted discs or flaps
    • F16K1/22Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members with pivoted discs or flaps with axis of rotation crossing the valve member, e.g. butterfly valves
    • F16K1/226Shaping or arrangements of the sealing
    • F16K1/2263Shaping or arrangements of the sealing the sealing being arranged on the valve seat

Description

明 細 書 プラスチッ ク製バタフライ弁 技術分野
本発明は化学プラ ン トや水道等の配管ライ ンに好適に使用される プラスチッ ク製バタフライ弁に関し、 さ らに詳しく はシー トの着脱 を容易にかつ短時間に行う ことができるプラスチッ ク製バタフライ 弁に関する。 背景技術
従来、 偏心型の金属製バタフライ弁においては、 図 7 に示すよう な、 本体 20に円筒状のシー ト押え 2 1を固定用ボル ト 23で螺合し、 シ 一ト 22を本体 20に固定する方式が一般的に採用されており、 プラス チッ ク製のものにおいては、 図 8 に示すような、 テーパー付き突出 部 28を設けたシー ト押え 25を、 テーパー付き突出部 28の外径より僅 かに小さい内径をもつ環状の突出部 27が設けられた本体 24の円孔部 に圧入することにより、 シー ト 26を本体 24に固定する方式が採用さ れている。
しかしながら前者のバタフライ弁においては、 本体にシ一 ト押え 固定用ボル トが螺入されるねじ孔部をタ ツ ビングしなければならず 、 加工工数の増加に伴いコス トが上昇するだけでなく 、 ボル ト締め 込み作業に時間を要し、 組立作業能率が悪いという問題点があつた 一方、 後者のバタフライ弁においては、 シー ト押えが本体側面よ り圧入されており、 分解時にはシー ト押えと本体との係合部が破損 する恐れがあり、 実際には現場でのシー トの交換が不可能で、 メ ン テナンスに要する時間とコス トが大幅に上昇するといつた問題点が あった o 発明の開示
本発明は以上のような従来技術の問題点に鑑みなされたもので、 その目的は本体及びシー ト押えにボル ト螺合用のねじ孔などの加工 が不必要で、 分解時に係合部の破損の恐れがなく、 シー トの着脱が 容易かつ迅速に行えるプラスチッ ク製バタフライ弁を提供するこ と にある o
本発明は前記従来技術に鑑みなされたもので、 偏心型ブラスチ ッ ク製バタフライ弁において、 シー ト押えが本体の側面部に差込み回 動手段により (すなわちバイ ヨネッ ト方式で) 着脱自在に嵌合され るよう構成されていることを特徴とする もので、 シー トの着脱を容 易にかつ短時間に行う ことができるようにする。
本発明における差込み回動手段による (バイ ヨネ ッ ト方式の) 嵌 ^構造とは、 以下の構造からなるものである。 まず、 シー ト押えの 構造について説明する。
シー ト押えには、 その外周側端面に複数の円弧状の突起部が形成 され、 又、 シー ト押えの内周側側面にはシー ト と嵌合し、 シー トを 保持するための段差部が設けられている。
次に、 中空円筒状の本体の構造について説明する。
本体の一方の側面部には、 シー ト押え及びシー トが嵌合されると ころのシ一 ト押えと略同径の円弧状の切欠段差部が設けられている 該切欠段差部の径方向には、 前記シー ト押えの円弧状突起部に対 応した位置に、 円弧状突起部が嵌挿される円弧状の切欠部が拡径し て設けられ、 該切欠部の奥側には挿入されたシー ト押えの円弧状突 起部が周方向に案内される環状の係合溝が設けられている。
両者の嵌合方法は、 まずシー ト押えの段差部にシー トを嵌合させ 、 シー ト押えの外周側端面に設けられた円弧状突起部を本体の側面 部に設けられた前記円弧状の切欠部に嵌挿させる。 次に、 シー ト押 えに嵌合されたシー 卜の奥側側面が本体の円孔状切欠段差部の奥側 底部に接触するまでシー ト押えを押し込むとともに、 シー ト押えを 周方向に回動させ、 該円弧状突起部を本体の環状係合溝に案内させ 以上のようにして、 本体にシ一 ト押え及びシー トを固定させる。 この嵌合方式を本発明では差込み回動手段 (バイ ヨネ ッ ト方式) と シー ト押えの外周側端面に設けられる円弧状突起部は少なく とも 2 ケ設ける必要があり、 バタフライ弁の口径の大小に合わせ、 その 数は適宜選択できる。
又、 該突起部の巾 (シー ト押えの軸線方向の長さ) は、 シー ト押 えの厚さより も小さい寸法にする必要があり、 好ま し く はその 40 % 〜 50 %程度に設定するのがよい。
又、 該突起部の設け方は、 一体成形、 嵌合方式、 あるいは接着等 いずれでもよいが、 一体成形にて設けるのが望ま しい。
本発明で使用されるバタフライ弁の材質は使用可能ないずれのプ ラスチッ クでもよいが、 一般的には硬質塩化ビニル樹脂、 ポリ プロ ピレン、 PVDF等のフ ッ素樹脂が好適なものと して挙げられる。 図面の簡単な説明
図 1 は本発明の一実施態様を示す縦断面図、 図 2 は図 1 における 要部拡大縦断面図、 図 3 は本体側面部、 シー ト及びシー ト押えの部 分分解斜視図、 図 4 は図 1 における左側面図、 図 5 は配管時の要部 拡大縦断面図、 図 6 はシー トの他の実施態様を含む配管時の要部の 拡大断面図、 図 7 は従来の金属製バタフライ弁のシー ト取付構造の 要部の拡大縦断面図、 図 8 は従来のプラスチッ ク製バタフライ弁の シー ト取付け構造の要部の拡大縦断面図である。 発明を実施するための最良の形態
以下、 本発明の実施形態について図面にもとづき説明する。
図 1 は本発明の塩化ビニル樹脂製の偏心型バタフラィ弁の閉状態 を示す縦断面図である。
図 1 において、 1 は中空円筒状の本体であり、 流路を構成するそ の内部には、 ステム 17により偏心配置された弁体 4が回動自在に軸 支されている。
2 はシー ト押えでありその外周側端面には、 円弧状の 1 字型突起 部 9 (図 3参照) が設けられており、 図 4 に示されるごと く周方向 等間隔位置に 8個一体成形にて設けられている。 又、 シー ト押え 2 の内周側側面には、 図 2 に示されるごと く シ一 ト 3 と嵌合すること により シ一 ト 3 を保持するための段差部 10が設けられている。 この 段差部 1 0の軸線方向の深さはシー ト 3 の軸線方向の巾より もやや小 さ く設けてある。 すなわちシー ト 3 の軸線方向の締め代分だけ小さ く設定されている。 段差部 10の軸線に対して直交する面には、 シー ト 3 を固定するための断面台形状の環状の小突起部 1 1が設けられて いる。 シー ト押え 2の内径は特に限定されないが、 シー ト 3 との接 触面積ができるだけ大き く なるように、 言いかえると本体 1 の流路 の内径より も小さ く設定する方がシー ト 3 の安全保持に効果的であ o
7 は本体 1 の一方の側面部 1 2に設けられた、 シ一 ト押え 2及びシ 一ト 3が嵌合されるシ一 ト押え 2 の外径と略同怪の円孔状の切欠段 差部である。
5 は図 3 、 図 4 に示されるごと く本体の切欠段差部 7の径方向に シ一 ト押え 2の L字型突起部 9 に対応する位置に設けられた円弧状 の切欠部である。 切欠部 5 の奥側、 すなわち切欠段差部 7 の底部周 縁には、 図 2 に示されるごと く L字型突起部 9が周方向に案内され る環状の係合溝 6が拡径して設けられている。 又、 切欠段差部 7の 底部にはシー ト押え 2 と同様に、 小突起部 1 1に相対する位置に環状 の小突起部 8が設けられている。
3 は本体 1 の流路の軸線に対して垂直方向に配置され、 内周面が 円弧状に形成された断面形状が砲弾状のシー トであり、 本体 1 の内 部すなわち本体 1 の切欠段差部 7の底部にシー ト押え 2 により挟持 固定されている (図 1 、 図 2参照) 。 図 2 に示されるごと く 、 シー ト 3 の外周寄りの両側面には前記小突起部 8, 1 1が係合される環状 溝 13 , 14が設けられている。 図 1 でわかるとおり、 シー ト 3 の円弧 状の内周面は本体 1 の流路側に突出しており、 全閉時には偏心配置 の弁体 4 の周縁部とシー ト 3の内周面とが当接することにより シー ル性が保持されている。
次に、 本実施例のシ一 ト押え 2及びシー ト 3 の本体 1 の切欠段差 部 7への差込み回動手段による嵌合方法 (すなわちバイ ヨネ ッ ト方 式) について説明する。
まず、 シー ト押え 2 の段差部 10にシー ト 3 を嵌合させ、 次に、 シ ー ト押え 3の L字型突起部 9 を本体 1 の切欠段差部 7 に設けられた 円弧状の切欠部 5 に嵌合させ、 シー ト 3が切欠段差部 7 の底部と接 触するまで押し込む。 次に、 シー ト押え 2 を周方向に回動させ、 L 字型突起部 9 の平行部 1 5を係合溝 6 に案内し、 L字型突起部 9 の垂 直部 1 6が本体 1 の切欠部 5の壁に接触するまでさ らに回動させる ( 図 3、 図 4参照。 図 3では、 シー ト押え 2を右回転させることによ り L字型突起部 9が点線位置から図の位置まで移動した状態が示さ れている。 ) 。
この状態では図 1 及び図 2 に示すごと く 、 シー ト押え 2 と本体 1 の切欠段差部 7の底部との間には隙間 (すなわち締め代) が生じて いる。 従ってシー ト押え 2 は本体 1 の側面部 12から軸線方向に該隙 間分だけ突出しており、 シー ト 3 は押圧されておらず、 相対する小 突起部 8, 1 1とシー ト 3の環状溝 1 3, 1 4の係合でのみ保持されてい る ο
以上の要領で本体 1 にシ一 ト押え 2及びシー ト 3が固定される。 シー ト 3 の取替時には上記と逆の操作を行えば良いことは言う まで もない。
図 5 は配管ラィ ンに本実施例のバタフラィ弁が装着された場合の シー ト押え 2及びシ一 ト 3 の状態を示す要部の縦断面図である。 シ一 ト押え 2がパッキン 1 8を介して配管ライ ンのフラ ンジ 1 9等に より押圧されることにより、 シー ト押え 2が本体 1 の切欠段差部 7 ^底面に接触し、 シー ト 3がその移動量、 すなわち締め代分だけ圧 縮されることにより シー ト 3が強固に固定されている。
図 6 はシー ト 3 の他の実施例を示す要部の縦断面図である。 前記 第 1 の実施例のシー ト 3の外周部にさ らに鍔状のシール部が設けら れており、 本体 1 とシー ト押え 2 との間のシール性能をさ らに向上 させる形状になっている。
図 1 の構造を有する口径 200Aのブラスチッ ク製バタフライ弁にて J 1 S B 2003に準ずる弁座漏れ検査 (水圧試験) を行ったところ、 水圧 1 0 ( kg/ cm 2 ) , 30 ( s ) でも漏れが発生せず完全にシールされて おり、 従来のプラスチッ ク製バタフライ弁となんら遜色のない結果 が得られた。 従って、 本発明のプラスチッ ク製バタフライ弁の構造 であってもシール性能については全く 問題ないことが確認された。 T JP9 01619 以上説明したごと く本発明のプラスチッ ク製バタフライ弁は、 シ 一ト押えを本体に差込み回動手段 (バイ ヨネ ッ ト方式) で着脱可能 に嵌合させシー トを固定するため、 ボル ト螺合用のねじ孔などの加 ェが不必要で、 分解時に係合部の破損の恐れがなく 、 特殊な工具を 使用せずにシー トの着脱が容易かつ迅速に行う ことができ、 生産及 びメ ンテナンスに要するコス トの低減を図ることができる。 又、 プ ラ スチッ ク製であるため、 軽量でかつ耐食性に優れているという効 果カ ある。 産業上の利用可能性
本発明は化学プラ ン トや水道等の配管ライ ンにおいて好適に利用 することができる。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . 中空円筒状の本体の流路の内周面に環状のシー トがシ一 ト押 えにより固定され、 前記シー トに本体内に偏心回動するよう軸支さ れた弁体の周縁が当接するよう構成されたプラスチッ ク製バタフ ラ ィ弁において、 前記シー ト押えが前記本体の一方の側面部に差込み 回動手段により着脱自在に嵌合されていることを特徴とするプラス チッ ク製バタフライ弁。
2 . 前記差込み回動手段が、 シー ト押えの外周側端面に設けた複 数の円弧状の突起と、 本体側面部に設けたシー ト押えとシー トとが 嵌合される切欠段差部と、 本体の前記突起に対応する位置に設けた 前記突起が嵌挿される複数個の円弧状の切欠部と、 該切欠部に続い てその奥側に設けた前記突起を周方向に案内する複数の円弧状の係 合溝とからなることを特徴とする請求項 1 に記載のプラスチッ ク製 ノくタフライ弁。
3 . シー ト押えとシー ト とを本体の側面部に組付けた時、 シー ト 押えと本体の切欠段差部の底部との間に隙間が生じているこ とを特 徴とする請求項 2 に記載のブラスチッ ク製バタフライ弁。
4 . シ一 ト押えの内径が本体の流路の内径より小さいことを特徴 とする請求項 1 又は 2 に記載のプラスチッ ク製バタフライ弁。
5 . シ一 ト押えの側面と本体の側面とにそれぞれシー トを固定す るための小突起が設けられていることを特徴とする請求項 1 又は 2 に記載のプラスチッ ク製バタフライ弁。
6 . シー 卜の両側面に前記小突起と係合する環状溝が設けられて いるこ とを特徴とする請求項 5 に記載のブラスチッ ク製バタフライ 弁。
7 . シー ト押えとシー ト とを本体の側面部に組付けた時、 シー ト は前記小突起と前記環状溝のみにより保持されていることを特徴と する請求項 6 に記載のブラスチッ ク製バタフライ弁。
8 . シ一 卜の外周部にさ らに鍔状のシール部が設けられているこ とを特徴とする請求項 2又は 3 に記載のプラスチッ ク製バタフライ 弁。
9 . プラスチッ クが硬質塩化ビニル樹脂、 ポリプロ ピレン、 又は フ ッ素樹脂であることを特徴とする請求項 1 又は請求項 2記載のプ ラスチッ ク製バタフライ弁。
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