明細書 投機録画装置 技術分野
本発明 は、 P V R ( P e r s o n a l V i d e o R e c o r d e r ) 、 も し く は H D D ( H a r d D i s k
D r i v e ) V i d e o R e c o r d e r に代表 さ れる 、 デジタル放送お よ びイ ンタ ーネ ッ ト 等の伝送手段を 介 して リ アルタ イ ム に放送あ る いは配信 さ れる番組をー且 蓄積 して、 放送あ る いは配信時 と 非同期に視聴でき る機能 を有す る 受信装置に用い られる録画装置に関 し、 さ ら に詳 述すれば、 相互にネ ッ ト ワ ー ク で常時接続 さ れた受信装置 に用 レ、 ら れる録画装置に関する。 背景技術
図 1 6 に、 従来の録画装置を備えた受信装置の構造を示 す。 受信装置 1 2 0 0 は、 受信器 1 0 1 、 番組デコ ーダ 1 0 2 、 U I 制御器 1 0 3 、 表示器 1 0 4 、 入力器 1 0 5 、 番組表管理器 1 0 6 、 記憶管理器 1 0 7 、 追つ かけ器 1 0 8 、 お よ び、 予約録画器 1 0 9 を含む。
受信器 1 0 1 は、 電波、 電線、 お よ ぴ光フ ア イ パーな ど を媒体 と する伝送路に接続 さ れ、 同伝送路を介 して伝送 さ れる 番組の情報を リ アルタ イ ム に抽出する。 番組の情報は 、 映像、 音声、 お よ び文字情報で表現 さ れ る番組の実体 と 、 番組の メ タ データ であ る 電子番組表な ど を含む。 同時に
複数の番組が放送 さ れてい る伝送路か ら 特定の番組の情報 を取 り 出す場合には、 受信器 1 0 1 は、 取 り 出す番組の放 送周波数や、 同番組を構成する バケ ツ ト な どの伝送単位を 特定する I D な ど を指定 して、 伝送路か ら配信 さ れてい る デー タ に対 して所定の復号を行 う こ と に よ っ て 、 所望の番 組情報のデジタ ルデータ を抽出する。
受信器 1 0 1 は、 例え ばデジタ ル放送チュ ーナにおいて は、 B S / C S チュ ーナモ ジ ュ ール と ト ラ ンス ポー ト デ コ 一ダで構成 さ れる。 番組デコ ーダ 1 0 2 は、 受信器 1 0 1 ま た は記憶管理器 1 0 7 の出力 に含まれる 映像、 音声、 お よ び文字情報な どを入力 し、 デ コ ー ドを行 う 。 番組デコ ー ダ 1 0 2 は、 デジタ ル放送チ ュ ーナにおけ る 、 M P E G 2 ( M o t i o n P i c t u r e E x p e r t G r o u p ) テ コ ーダ と 、 B M L ( B r o a d c a s t i n g M a r k u p L a n g u a g e ) ブラ ウ ザ等で構成 さ れ る 。
ただ し、 M P E G 2 は、 国際規格であ る I S O / I E C 1 3 8 1 8 一 1 , 1 3 8 1 8 - 2 , 1 3 8 1 8 — 3 な どで 定義 さ れてお り 、 デジタ ル映像お ょ ぴ音声デー タ の符号化 に対 して標準的に用い られてい る。 ま た、 B M L は、 X M L ( e X t e n s i b l e M a r k u p L a n g u a g e ) に準拠 した、 デジタ ル放送にお け る マルチメ ディ ア 符号化の言語であ り 、 日 本のデジタ ル放送において用 い ら れて レヽ る。 ま た、 B M L は 日 本の標準規格化団体であ る 電 波産業会の規格書 A R I B S T D — B 2 4 で定義 さ れて い る。
ューザィ ン タ フ ス ( U s e r I n t e r I a c e 以後、 「 U I 」 と 略称す) 制御器 1 0 3 は、 画面の状 移を管理す る こ と で、 ユーザ と の対話処理を実現す る
。 u I 制御器 1 0 3 は、 画面に表示すべき 信号を、 O S D ( o n S e r e e n D i s p 1 a y ) 表示 と 、 番組デ ダ 1 0 2 の 出力す る 映像 と を合成する な ど して出力す る。 U I 制御器 1 0 3 は、 さ ら に、 入力器 1 0 5 カゝ ら入力 されるユーザの指示に応 じて画面の状態を遷移 させて、 受 信装置 1 2 0 0 の状態 を遷移 さ せる遷移制御信号 S c を生 成する。 すなわ ち、 U I 制御器 1 0 3 は追つ かけ器 1 0 8 と 予約録画器 1 0 9 と に接続 さ れてお り 、 こ れ ら の機器を 相互に制御 し合 う こ と で、 状態遷移を実現す る 。 なお、 U
I 制御器 1 0 3 は、 O S D の信号を発生 さ せる グラ フ ィ ッ ク ェ ンジ ン と 、 それを制御する コ ン ビ ユ ータ な どで構成で き る
1 7 に、 U I 制御器 1 0 3 に よ つ て、 表示器 1 0 4 に 提示 さ れる 蓄積番組一覧画面の一例を示す。 蓄積番組一覧 画面は、 記憶管理器 1 0 7 に管理 さ れてい る番組に関す る 情報を表す複数の行 (本例において は 、 行 L 2 2 1 、 行
2 2 2 、 行 L 2 2 3 、 行 L 2 2 4 、 お よ び行 L 2 2 5 の 5 行) か ら な る蓄積番組欄 I P R を含む 組欄 I P R の各行は、 複数の列 (本例においては 、 列 C 2 3 1 、 列 C 2 3 2 、 列 C 2 3 、 お よび列 C 2 3 4 の 4 列 ) に、 それ ぞれの行に割 り 当 て ら れた番組の細 目 情報が表示 さ れる 。 つま り 、 列 C 2 3 1 には番組毎の録画 日 時が表示 さ れ、 列 C 2 3 2 に は放送チ ャ ンネルが表示 さ れ、 列 C 2 3 3 に は
番組名 が表示 さ れてい る。 そ して歹 IJ C 2 3 4 には録画、 つ ま り 蓄積 さ れた番組のデータ を 自 動消去する か否が表示 さ れる
なお、 蓄積番組欄 I P R の上部には、 各列において表示 さ れ る 細 目 情報を示す番組情報フ ベル L I P が配置 さ れて い る 。 そ して 、 蓄積番組欄 I P R の横には、 5 っ以上の番 組情報を表示 さ せる ため に、 行表示を入れ替え る ため の ス ク Π一ノレ ノ — 2 4 0 が配置 さ れてい る 。 同 図 に例示す る よ う に 、 ス ク ロ ールパ一 2 4 0 中 に は、 現時点で蓄積番組欄
I P R に表示 さ れてい る番組情報が記憶管理器 1 0 7 に管 理 さ れて レヽ る全番組情報に対する位置関係を示すポイ ン タ
P P を表示 さ れてい る。 こ の結果、 組欄 I P R に現 在表示 さ れて い る 以外に も 、 表示 さ れてい る番組の上下に した番組が存在する こ と をュ ザは容易 に百忍 p dで き る 自 動消去の可否を示す列 C 2 3 4 には、 録画 さ れてい る 番組が一時保存状態の と き は非施錠、 永続保存状態の時に は,施錠の絵柄が表現 さ れてい る 。 図 1 7 に示す例において は、 行 L 2 2 4 に表示 さ れてい る番組 「世界 自 然紀行 N o . 1 」 が永続保存状態に設定 さ れてお り 、 そ の他の行 L 2 2 1 、 行 L 2 2 2 、 行 L 2 2 3 、 お よ び行 L 2 2 5 に表示 さ れてい る番組は一時保持状態であ る こ と が示 さ れてい る 蓄積番組欄 I P R には、 放送中 の番組を録画 しなが ら 、 そ の録画済みの任意の場所を 同時に再生する 、 いわゆ る 「 追つ かけ視聴を」 行っ てい る番組は表示 さ れない。 こ れは
、 追つ かけ視聴の処理は、 追つ かけ視聴を実行中 の受信機 状態でのみ録画済の番組が記憶管理器 1 0 7 に存在する だ けではな く 、 通常の録画な ど と 区別 さ れて記憶管理器 1 0
7 に格納 さ れる カゝ ら であ る。 後述す る 「追つ かけ状態」 が
BD '1思 態の値 と して管理 さ れる 。 つま り 、 図 1 7 に示す蓄 積番組欄 I P R を表示する受信機状態では追つ かけ状態の 番組は存在 しない。
表示器 1 0 4 は、 ユーザへの情報提示を行 う 出力デバィ ス であ る 。 表示器 1 0 4 は、 U I 制御器 1 0 3 力 ら の 出力 をユーザが知覚可能な物理現象に変換 して、 ユーザに提示 する。 表示器 1 0 4 は、 例えば、 C R T ( C a t h o d e
R a y T u b e ) デ ィ ス プ レ イ と ス ピー カ で構成 さ れ る。
入力器 1 0 5 は、 ユーザに よ る 物理的な操作を入力する デバィ ス であ る。 入力器 1 0 5 は、 リ モ コ ンや、 キーボー ド 、 マ ウ ス な どのボイ ンテ ィ ン グデバイ ス、 音声認識デバ イ ス に代表 さ れる ヒ ュ ー マ ン イ ン タ フ ェ ー ス デノ イ ス で構 成 さ れる。 そ して、 入力器 1 0 5 は、 ユーザの操作に基づ いて、 操作入力信号 S o を生成 して U I 制御器 1 0 3 に 出 力する
番組表管理器 1 0 6 は、 受信器 1 0 1 か ら 出力 さ れる番 組表の情報を受 け取 り 、 番組表のデー タ ベー ス を生成する 。 番組表管理手段 1 0 6 は、 デジタ ル放送チュ ーナにお け る 、 電子番組表 ( E P G ; E l e c t r i c P r o g r a m G u i d e ) のデコ ー ドプ ロ グ ラ ム と そ の実行環 境を備え る も の であれ良い。
記憶管理器 1 0 7 は、 映像データ お よび音声データ な ど か ら構成 さ れる番組デー タ を、 1 つ以上記憶 して、 外部か ら の要求に応 じて 出力す る。 なお、 番組データ の記憶 と は 、 言い換えれば番組の録画であ る。
記憶管理器 1 0 7 に は、 番組デー タ D p に加 えて、 記憶 した複数の番組データ を管理する た めの番組記憶情報 R D p も記憶 さ れる。 番組記憶情報 R D p は、 記憶管理器 1 0 7 に番組データ D p が記憶 さ れてい る番組の一覧 と 、 同番 組が録画 さ れた 日 時、 同番組を配信 してい る放送チ ャ ンネ ル、 同番組の タ イ ト ル、 同番組の記憶状態を示す情報を含 む。 番組データ D p の記憶状態を表す情報は、 記憶 さ れて い る番組のそれぞれに対 して、 3 つの状態を表す値のいず れかを持つ。 3 つの状態 と はすなわち、 一時保存状態、 永 続保存状態、 追つ かけ状態であ る 。
一時保存状態は、 記憶管理器 1 0 7 が容量不足の際に は 、 記録 さ れている番組データ D p は 自 動的に消去 さ れる こ と を許容する こ と を表 してい る。 永続保存状態は、 通常の 状態であ り 、 ユーザの明示的な消去操作が ない限 り 永続的 に番組データ D p が保存 さ れる こ と を表 してい る。 そ し て 追つ かけ状態は、 後述の追つ かけ視聴の際に、 テ ンポラ リ 一に作成 さ れる番組データ であ る こ と を表 してい る。
追つ かけ器 1 0 8 は、 受信装置 1 2 0 0 において 「追 つ かけ視聴」 機能を実現する。 こ こ で、 追つ かけ視聴につい て説明する。 こ の機能の 目 的は、 ユーザが現在配信あ る い は放送 さ れている番組を リ アルタ イ ム に視聴 している 状況 で、 ト イ レ等の理由 に よ り 席を外すな ど して見逃 した番組
のシー ン を、 放送に対 して非 リ アルタ イ ム に視聴する こ と に代表 さ れる状態を提供する こ と であ る。
追つ かけ視聴する ため には、 ユーザは席を立つ際に、 先 ず リ モ コ ンな どで実現 さ れた入力器 1 0 5 の 「ポーズ」 ボ タ ン を押 して、 視聴中 の番組の録画を開始 さ せ る。 しば ら く 経過 し、 ユーザが席に戻っ て き た際に、 入力器 1 0 5 の 「追つ カゝけ再生」 ポタ ンを押す と 、 先ほ ど 「ポーズ」 ボ タ ンを押 した時間の と こ ろ か ら録画 された番組が再生 さ れる 。 こ の際、 現在録画 さ ら にシ ー ン の再生中のた めに表示器 1 0 4 に提示 して視聴でき ないシー ン の録画 と 、 離席 中 に 録画 さ れた番組の再生 と が同時に行われる。
受信装置 1 2 0 0 にお け る 追つ かけ視聴動作について説 明す る。 追つ かけ視聴は、 追つ かけ器 1 0 8 が 、 記憶管理 器 1 0 7 、 番組デ コ ーダ 1 0 2 、 お よ び U I 制御器 1 0 3 を制御する こ と に よ っ て実現 さ れる。 予約録画器 1 0 9 は 、 番組の録画予約 を管理 して、 予約 どお り に録画を実行 さ せる 。 予約録画器 1 0 9 は、 番組表管理器 1 0 6 か ら入力 さ れる番組表情報 I P お よ び入力器 1 0 5 カゝ ら 入力 さ れる 操作信号 S 。 に基づいて、 録画すべき番組を特定する た め の番組特定情報 I P T R を生成する。
番組特定情報 I P T R には、 例えば、 録画す る番組の開 始 日 時 (以降、 「録画番組開始時刻 T S S 」 と 称す) と 、 終了 日 時 (以降、 「録画番組終了時刻 T T S 」 と 称す) と
、 放送チ ャ ンネ ル (以降、 「録画番組放送チ ャ ンネ ル C B 」 と 称す) と を示す情報 と が含まれる 。
予約録画器 1 0 9 は、 現在の 日 時 (以降、 「現在時刻 T
C 」 と 称す) と 保持 した番組特定情報 I P T R が示す録画 番組開始時刻 T S S と を比較 して、 両者が一致 した場合に 、 受信器 1 0 1 に対 して は録画番組放送チ ャ ンネル C B が 示す放送チャ ンネルが配信 (放送) してい る 放送デー タ を 受信する よ う に受信器 1 0 1 に要求 し、 記憶管理器 1 0 7 に対 して は受信器 1 0 1 が 出力する番組データ D p を記録 格納 さ せる。 こ の追つ かけ視聴動作に関 して は、 後ほ ど図 1 9 を参照 して、 詳 し く 説明する。
次に、 図 1 8 を参照 して、 従来の技術にお け る 受信装置 にお け る 、 自 動削除録画について説明する。 自 動削除録画 と は、 録画を実行する 際に、 録画する番組のデー タ の格納 に必要な空き領域を、 記憶管理器 1 0 7 内 に 自 動で確保す る機能を言 う 。 具体的には、 記憶管理器 1 0 7 において、 これか ら 実行する 録画に必要な空き領域が不足 してい る場 合に は、 記憶管理器 1 0 7 に既に記録 さ れてい る番組デー タ D p を 自 動で 1 つ以上削除する。
つま り 、 自 動削除録画は、 既に記憶管理器 1 0 7 に 1 つ 以上の番組データ D p が格納 さ れた状態で、 さ ら に少な く と も 1 つの番組の録画が指示 さ れた場合に有効 と な る機能 であ る。 こ の よ う な状態において、 番組録画が指示 さ れた 時点で、 自 動削除録画機能が開始する。
そ して、 ス テ ッ プ S 5 0 1 において、 予約録画器 1 0 9 は、 番組特定情報 I P T R に基づいて、 現在時刻 T C と 録 画番組開始時刻 T S S と を比較 して、 予約録画開始時刻に 到っ ている か否かを判断する。 そ して、 現在時刻 T C が録 画番組開始時刻 T S S に到 る ま で、 予約録画器 1 0 9 は本
ス テ ッ プの処理を繰 り 返 し、 現在時刻 T C が録画番組開始 時刻 T S S と 同一になっ た時点で、 処理は次のス テ ッ プ S 1 3 0 1 に進む。
ス テ ッ プ S 1 3 0 1 において、 記憶管理器 1 0 7 は、 格 納 してい る番組デー タ D p の内で一時保存状態の も のの一 部 も し く は全て を削除 して、 予約録画器 1 0 9 が録画を指 示 してい る 番組データ D p が格納でき る だけの空き領域を 確保する。 ただ し、 録画指示 さ れてい る番組データ の格納 に十分な空き領域が記憶管理器 1 0 7 内 に確保でき てい る 場合には、 番組データ D p の削除は実行 さ れない。 ま た、 一時保存状態の番組データ D p の、 どれを優先的に削除す る かの選択基準は、 例えば、 録画 日 時の古い順番に選択 し た り 、 既に再生 さ れた も の を優先的選択する な どの、 ユー ザの好みを考慮 して任意に定め られる 。 本ス テ ッ プにおけ る処理の後 に、 処理は次のス テ ッ プ S 5 1 0 に進む。
ス テ ッ プ S 5 1 0 において、 記憶管理器 1 0 7 は、 新規 録画フ ァ イ ルを作成 さ る。 新規録画フ ァ イ ル と は、 予約録 画器 1 0 9 が録画 し よ う と してい る番組を格納するデー タ 領域であ る 。 そ して、 処理は次のス テ ッ プ S 5 0 5 に進む ス テ ッ プ S 5 0 5 において、 予約 さ れていた番組の録画 が開始さ れる 。 すなわ ち 、 予約録画器 1 0 9 が受信すべき 放送チ ャ ンネルで (録画番組放送チ ャ ンネル C B ) を受信 器 1 0 1 に指示す る こ と で、 受信器 1 0 1 か ら記憶管理器 1 0 7 へ記憶すべき番組のデータ を 出力 さ せ、 次に記憶管 理器 1 0 7 に受信器 1 0 1 の出力 を記憶する よ う に指示す
る こ と に よ っ て予約録画が開始 さ れ る 。
次に、 図 1 9 を参照 し て、 追 つ かけ視聴処理について説 明す る 。 追 つ か け視聴は、 録画 と 再生の 同 時実行に よ り 実 現 さ れ る 機能で あ る 。 よ っ て 、 追 つ か け視聴す る 番組が既 に録画開始 さ れた状態で、 ユ ー ザが入力器 1 0 5 のポーズ ボ タ ン を押す こ と で追 つ かけ視聴動作は開始 さ れ る 。
よ っ て 、 ス テ ッ プ S 7 0 1 におい て 、 ユーザ に よ る ポー ズ指示が入力 さ れて い る か否かが判断 さ れ る 。 なお、 ユ ー ザの ポーズ指示 はユーザ入力信号 S o と して入力器 1 0 5 か ら 出力 さ れた後、 U I 制御器 1 0 3 を経由 し て、 追 つ 力 け器 1 0 8 に通知 さ れ る 。 追 つ 力、 け器 1 0 8 は、 ユーザが 入力器 1 0 5 の ポーズボ タ ン を押すま で、 本ス テ ッ プの処 理を繰 り 返す。 そ し て 、 ユーザが ポーズボ タ ン を押 し た 時 点で、 ポー ズ指示が検 出 さ れて、 処理は次の ス テ ッ プ S 7 0 2 に進む。
ス テ ッ プ S 7 0 2 において 、 追 つ 力 け器 1 0 8 は、 記憶 管理器 1 0 7 に新規の録画フ ァ イ ル を生成 さ せ る 。 こ の新 規録画フ ァ イ ル が 、 後述の追 つ か け処理に供 さ れ'る。 そ し て、 処理は次の ス テ ッ プ S 7 0 3 に進む。
ス テ ッ プ S 7 0 3 において、 追 つ 力、 け器 1 0 8 に よ っ て 、 ス テ ッ プ S 7 0 2 で作成 さ れた録画 フ ァ イ ルに対 して現 在視聴中 の番組の番組デー タ D p の録画が 開始 さ れ る 。 こ の録画フ ァ イ ル を利用 して、 追 つ カゝ け再生開始時には、 本 ス テ ッ プで録画が 開始 さ れた時点 ま で時間 を遡 っ て の再生 が可能で あ る 。 こ の よ う に、 追 つ 力 け器 1 0 8 は、 番組を 認識せず に動作す る 。 そ の た め 、 た と え ば、 長時間 に渡 つ
て ポー ズ指示 を し て い る と 、 異な る 2 つ の番組に ま た が つ て追 つ か け処理が さ れて しま う 。 そ し て 、 処理は次の ス テ ッ プ S 7 0 4 に進む。
ス テ ッ プ S 7 0 4 において 、 ユーザ に よ る 追 つ かけ再生 指示が入力 さ れて い る か否かが判断 さ れ る 。 つ ま り 、 ユ ー ザが入力器 1 0 5 の追 つ かけ再生ボ タ ン を押すま で、 処理 は本ス テ ッ プ S 7 0 4 に留ま り 、 追 つ か け再生ボ タ ンが押 さ れた時点 で処理は次の ス テ ッ プ S 7 0 5 に進む。
ス テ ッ プ S 7 0 5 において 、 ス テ ッ プ S 7 0 3 で録画開 始 さ れた新規録画フ ァ イ ルを最初か ら の再生を 開始す る 。 つま り 、 ス テ ッ プ S 7 0 4 でユーザが追 つ かけ再生ボ タ ン を押 した 時点力ゝ ら 、 ス テ ッ プ S 7 0 1 で のユーザの ポー ズ ポ タ ン操作 に応答 し て ス テ ッ プ S 7 0 3 で録画を 開始 し た 時点 ま で時間 を遡 っ て再生が 開始 さ れ る 。 なお、 こ の 時点 で、 1 つ録画 フ ァ イ ルに対す る 、 ス テ ッ プ S 7 0 3 で 開始 さ れた録画 と 、 ス テ ッ プ S 7 0 5 で開始 さ れた再生 と の 同 時平行処理が 開始 さ れ る 。 そ し て 、 処理は次の ス テ ッ プ S 7 0 6 に進む。
ス テ ッ プ S 7 0 6 において 、 ユーザ に よ る 追 つ かけ終了 指示が入力 さ れて い る か否かが判断 さ れ る 。 つ ま り 、 ユ ー ザが入力器 1 0 5 の追 つ かけ終了 ボ タ ン を押 し ていれば、 処理はス テ ッ プ S 7 0 7 へ進み、 追 つ カゝ け終了 ボ タ ン を 押 して い な ければ処理はス テ ッ プ S 7 0 8 に進む。 なお、 追 つ か け終了 ボ タ ンは、 実行中 の追 つ かけ処理の終了 を指示 する 命令信号を発す る 機能 を有 して い る 。
ス テ ッ プ S 7 0 7 におレ、 て 、 追 つ かけ器 1 0 8 に よ っ て
現在実行中 の追つ かけ視聴にお け る 追つ かけ再生処理が強 制的 に終了 さ れる 。 そ して、 処理は次のス テ ッ プ S 1 4 0 1 に進む。
ス テ ッ プ S 1 4 0 1 において、 追つ 力 け器 1 0 8 に よ つ て、 現在実行中 の追つ かけ視聴にお け る録画処理が強制的 に終了 さ れる 。 そ して、 処理は次のス テ ッ プ S 1 4 0 2 へ 進む。
ス テ ッ プ S 1 4 0 2 におい て 、 ス テ ッ プ S 7 0 2 で生成 さ れて、 そ の後 に番組'デー タ が記録お ょ ぴ読み出 し さ れた 録画フ ァ イ ルが削除 さ れる。 そ して、 処理は終了する 。
ス テ ッ プ S 7 0 8 においては、 ス テ ッ プ S 7 0 5 で開始 した追 つ カゝけ再生が既に完了 してい る か否かが判断 さ れる 。 完了 していない と 判断 さ れる 場合、 処理は上述のス テ ツ プ S 7 0 6 に戻 る 。 一方、 完了 してい る と 判断さ れる場合 、 上述の ス テ ッ プ S 1 4 0 2 に進み、 追つ かけ再生の完了 して レ、 る 録画フ ァ イ ルが削除 さ れる 。 こ の よ う に 、 従来の 装置において は、 再生 してい る シー ンカゝ ら録画 してい る シ ー ンま での 間の期間のみを録画フ ァ イ ル と して保存 してい る 。 例えば、 録画フ ァ イ ルは、 いわゆ る 「 リ ン グノく ッ フ ァ 」 と 呼ばれる データ構造で管理 さ れれば良い。
リ ン グ ノ ッ フ ァ を用いれば、 録画フ ァ イ ルの大き さ 力 S 、 あ る 一定サイ ズ以上にな ら ない よ う に制約する こ と が容易 に実現でき る。 そのため、 記憶管理器 1 0 7 に用 レ、 ら れ る H D D の容量をいたず ら に圧迫する こ と が無い。 再生 して レヽ る フ ァ イ ル位置力 S、 録画 して レ、 る フ ア イ ノレ位置に追レヽ っ いた場合には、 録画フ ァ イ ルの サイ ズが 0 と な る。 結果、
ス テ ッ プ S 7 0 7 におけ る 再生終了処理 と 、 ス テ ッ プ S 1 4 0 1 にお け る 録画終了処理に相 当する処理が 自 動的に実 行 さ れる た め に、 ステ ッ プ S 7 0 7 お よび S 1 4 0 1 力 S不 要 と な る。
再生位置が録画フ ァ イ ル に追いつ く 、 つま り 録画フ ア イ ル の最終端部を再生する よ う に な る の は、 早送 り 再生が行 われた場合や、 録画を行っ てい る番組を受信する 受信器の リ ソース が別の予約録画に よ っ て剥奪 されて、 現行録画が 中断 さ れる 場合な どが考え られる 。
上記フ ロ ーチ ヤ一 ト では、 ポーズポタ ンに よ り 録画開始 を指定 した が、 ポーズボ タ ンを押 さ な く て も電源 O N 時に は常に一定時間遡っ た時間分を録画 さ せてお く モ ー ド を搭 載 さ れる も の も あ る。 ま た、 こ こ では追つ かけ再生ボ タ ン を押す と 、 録画の先頭ま で戻る 代わ り に所定の時間だけ戻 り 、 追つ かけ再生ボタ ンを連打す る な ど して所定の時間分 段階的に遡 る よ う に構成 さ れる も の も あ る。
しか しな が ら 、 上述の受信装置において は、 以下に述べ る操作性お よ び機能性の問題が あ る 。 先ず、 操作性に関 し て、 録画番組の予約作業が挙げ られる。 つま り 、 録画番組 を予約操作する 際に、 電子番組表を利用 した と して も 、 番 組の録画予約 を明示的に行 う 必要が あ り 煩雑であ る。 さ ら に、 番組が放送 さ れる前に、 どの番組が予約録画に値する かを事前に検討する必要が あ る 。 それゆえ、 放送後に、 他 の人 よ り 視聴に値する と 知 ら さ れて も 、 その時点では録画 出来ないの で 、 すでに視聴する こ と は不可能であ る。 ま た 、 機能性に 関 しては、 予約録画を行っ ていない番組に対す
る追つ かけ録画は、 視聴を開始後 にポーズボタ ンを押 した 時点ま で しか遡れない。 つま り 、 番組を途中 ま で視聴 した 時点で、 そ の番組の全体を録画 し よ う と 思っ て も 、 番組の 開始時に録画開始操作な しでは不可能であ る。
ま た、 上述の 自 動削除録画機能に よ っ て、 一時保存状態 の番組デー タ D p の一部 も し く は全て を削除する こ と に よ つ て、 記憶管理器 1 0 7 に十分な空き領域が確保出来ない 場合は、 所望の番組を録画する こ と ができ ない。 一方、 十 分な空き領域が確保 さ れて、 新たな番組を録画でき る 場合 で も 、 ユーザに と っ て は、 新た に録画 さ れた番組よ り も 削 除 さ れた一次保存状態の番組の方が好ま しい場合には、 不 都合であ る。 ま してや、 削除 さ れた番組デー タ が一度 も 再 生視聴 さ れていない場合は、 さ ら に不都合であ る。 こ の観 点に よ り 、 記憶管理器 1 0 7 に保存 されて番組データ を 出 来る だけ削除せずに、 新たな番組が録画でき る こ と が望ま しい
よ っ て、 本発明 は、 ユーザか ら の明示的な録画指示が無 い場合で も 、 視聴や録画の履歴な どか ら録画すべき番組を 自 動的に選択する投機的な録画を行 う 投機的録画機能装置 を提供する こ と を 目 的 と する。 さ ら に、 既に録画 さ れてい る番組デー タ を 出来る だけ削除する こ と な く 、 新たな番組 録画に対す る領域を投機的に確保する投機的録画機能装置 を提供する こ と を 目 的 と する。 発明の 開示
本発明 は、 上記の よ う な 目 的 を達成する た め に、 以下に
述べる よ う な特徴を有 してレ、 る。
第 1 の局面は、 ユーザの操作に基づいて、 ユーザの番組 視聴の嗜好を表すユーザプロ フ ァ イ ルを抽出する プロ フ ァ ィ ル抽出器 と 、
番組の属性を得る番組表管理器 と 、
ユーザプロ フ ァ イ ル と 番組の属性に基づいて投機録画す べき 番組を選択する 投機選択器 と 、
番組データ を蓄積する記憶管理器 と 、
記憶管理器に蓄積 さ れた番組データ を必要に応 じて消去 して投機選択器の選択 した番組デー タ を録画す る投機録画 管理器 と を具備する こ と を特徴する。
第 2 の局面は、 第 1 の局面において、 記憶管理器に蓄積 さ れる番組デー タ が一時保存状態 と 永続保存状態 と の状態 を持ち、 投機録画管理器が記憶管理器に蓄積 さ れた番組デ ー タ の う ち一時保存状態であ る も の を必要に応 じて消去 し 、 投機選択器の選択 した番組デー タ を録画する 際に一時保 存状態で記録 し、 記憶管理器に蓄積 さ れる番組デー タ の状 態をユーザか ら の要求に応 じて一時保存状態 と 永続保存状 態 と の間で変更す る ユーザィ ンタ フ ェ ー ス制御器を具備す る こ と を特徴 と する。
第 3 の局面は、 第 2 の局面において、 現在放送中 の番組 の録画開始タ イ ミ ングか ら番組の末尾ま でを一時保存状態 でフ ァ イ ルへ蓄積する 処理を 開始 した後に再生開始タ イ ミ ングでフ ア イ ノレ の再生を開始する追つ かけ器 と を更に備 え る。
第 4 の局面は、 第 1 の局面乃至第 2 の局面において、 ュ
一ザイ ンタ フ エ ー ス制御器が録画開始タイ ミ ング と 再生開 始タ イ ミ ン グ と をユーザカゝ ら入力 し、 現在放送中 の番組の 録画開始タ イ ミ ン グか ら番組の末尾ま でを一時保存状態で フ ァ イ ルへ蓄積する 処理を開始 した後 に再生開始タ イ ミ ン グでフ ァ イ ル の再生を 開始する追 つ かけ器 と を具備す る こ と を特徴 と する 。
第 5 の局面は、 第 2 の局面において、 遠隔に あ る 1 っ以 上の番組録画装置に接続 さ れる ネ ッ ト ワ ー ク と 通信を行 う 通信器を さ ら に備え、
ユーザィ ン タ フ ヱ ー ス制御器が通信器を用いて遠隔にあ る受信装置の蓄積 した番組デー タ と 記憶管理器に蓄積 さ れ た番組デー タ の 中か ら ユーザが選択 した番組デー タ の状態 をユーザか ら の要求に応 じて永続保存状態に変更する操作 を行 う 際にユーザの選択 した番組データ が遠隔に あ る録画 装置に蓄積 さ れた番組データ であ る場合には通信器経由 で 記憶管理器に取 り 込んで永続保存状態にする こ と を特徴 と する。
第 6 の局面は、 第 5 の局面において、 追つ かけ器が通信 器を用 いて遠隔にあ る番組録画装置に蓄積 さ れてい る番組 データ で追つ かけ器が蓄積をする 現在放送中の番組 と 同一 の番組デー タ フ ァ イ ル が存在する場合に、 再生開始タ イ ミ ングで同一の フ ァ イ ルの再生を録画タ イ ミ ングで開始する こ と を特徴 と する。
第 7 の局面は、 第 3 の局面において、 追つ かけ器が再生 開始タ イ ミ ングで同一の フ ァ イ ル の再生を開始 して録画開 始タ イ ミ ングかそれ以降の時点で再生を記憶管理器に対 し
て行っ た フ ァ イ ル に切 り 替え る こ と を特徴 と する 。 図面の簡単な説明
図 1 は、 本発明 の第 1 実施の形態にかかる投機録画装置 を組み込んだ受信装置の構成を模式的に示すプ ロ ッ ク 図で あ る 。
図 2 は、 図 1 に示す受信装置に よ る ユーザプロ フ ァ イ ル 生成動作を表すフ ロ ーチ ヤ一 ト であ る 。
図 3 は、 図 1 に示す受信装置に よ る 投機録画予約動作を 表すフ ロ ーチヤ一 ト であ る。
図 4 は、 図 1 に示す受信装置に よ る投機録画動作を表す フ ロ ーチヤ一 ト であ る 。
図 5 は、 本発明 の第 2 の実施の形態にかかる 投機録画装 置を組み込んだ受信装置に よ る投機録画デー タ の永続保存 動作を示すフ ロ ーチヤ一 ト であ る。
図 6 は、 本発明 の第 3 の実施の形態にかかる 投機録画装 置を組み込んだ受信装置に よ る永続保存対応の追つ かけ録 画動作を表すフ ロ ーチ ヤ一 ト であ る。
図 7 は、 本発明 の第 4 の実施の形態にかかる 投機録画装 置を組み込んだ受信装置に よ る投機録画デー タ を用いた追 つ かけ動作を表すフ ロ ーチヤ一 ト であ る。
図 8 は、 本発明 の第 5 の実施の形態にかかる 投機録画装 置を組み込んだ受信装置の構成を模式的に示すプ ロ ッ ク 図 であ る。
図 9 は、 図 8 に示 した受信装置に よ る遠隔録画デー タ の 永続保存動作を表すフ ロ ーチヤ一 ト であ る。
図 1 0 は、 本発明 の第 6 の実施の形態にかか る投機録画 装置を組み込んだ受信装置に よ る遠隔録画デー タ を用 いた 追つ かけ動作を表すフ ロ ーチヤ一 ト であ る 。
図 1 1 は、 本発明 の第 6 の実施の形態にかか る投機録画 装置を組み込んだ受信装置に よ る遠隔録画デー タ を用 いた 追つ かけ動作を表すフ ロ ー チ ヤ一 ト であ る 。
図 1 2 は、 本発明 の第 7 の実施の形態にかか る投機録画 装置を組み込んだ受信装置の構成を模式的 に示すプロ ッ ク 図であ る。
図 1 3 は、 図 1 2 に示す投機録画装置において生成 さ れ る予約録画依頼情報の説明図であ る。
図 1 4 は、 図 1 2 に示す投機録画装置にお け る 、 予約録 画代行依頼処理の動作を表すフ ロ ーチヤ一 ト であ る。
図 1 5 は、 図 1 2 に示す投機録画装置の予約一覧管理器 に よ る 予約録画代行依頼処理の動作の説明 図であ る。
図 1 6 は、 従来の録画装置を組み込んだ受信装置の構成 を示すブ ロ ッ ク 図であ る。
図 1 7 は、 図 1 6 に示 した受信装置の表示器に表示 さ れ る蓄積内容確認画面の一例を示す模式図であ る 。
図 1 8 は、 図 1 6 に示 した受信装置に よ る録画デー タ の 自 動削除動作を表すフ ロ ーチヤ一 ト であ る。
図 1 9 は、 図 1 6 に示 した受信装置に よ る 追つ かけ視聴 動作を表すフ ロ ーチヤ一 ト であ る 。 発明 を実施する た め の最良の形態 先ず、 本発明 にかかる 投機録画装置の基本的概念につい
て説明する 。 本発明 においては、 ユーザか ら の明示的な録 画指示が無い場合で も 、 ユーザの視聴や録画の履歴な どに 基づいてユーザの嗜好を推定 し、 その推定に従い録画すベ き番組を 自 動的に選択する機能が提供 さ れる 。 その為 に、 ユーザが録画を欲する であ ろ う 番組を 自 動的に録画する 録 画装置、 あ る いはその よ う な録画装置を組み込んだ受信装 置 自 身が番組を選択 して録画する機能であ る 投機録画を実 現する 。 録画装置に よ る選択は、 必ず し も ユーザの欲求 と 適合する わ けではな く 、 その結果な さ れた録画は無駄な録 画 と な る 事も あ り 「賭け ご と 」 と して側面 も あ る。 こ の意 味において、 本発明 に よ っ て推定 さ れる ユーザの嗜好に基 づいて所定の番組を録画する機能を 「投機録画」 を呼称す る も の であ る。 なお、 「投機」 は、 高性能マイ ク ロ プロ セ ッ サにおいて、 分岐する こ と を予測 し、 後続の分岐先の命 令の読み込みや実行を分岐命令 と 平行 も し く は先行 して行 う こ と で、 全体の処理速度を確率的に高速化する 「分岐予 測」 な どの 「投機実行」 と 呼ばれる概念に準 じて規定 さ れ る も の であ る。
(第 1 の実施の形態)
図 1 、 図 2 、 図 3 、 図 4 、 お よ び図 5 を参照 して、 本発 明の第 1 の実施の形態にかかる 投機録画装置を組み込んだ 受信装置について説明する。
図 1 に示す よ う に、 本実施の形態にかかる 受信装置 1 2 0 0 a は、 上述の従来の 1 2 0 0 に、 プロ フ ァ イ ル抽出器 1 1 0 、 投機選択器 1 1 1 、 お よ び投機録画管理器 1 1 2 が追カ卩 さ れた構成を有 してい る 。 プロ フ ァ イ ル抽出器 1 1
0 は、 U I 制御器 1 0 3 に接続 さ れて 、 U I 制御器 1 0 3 か ら 出力 さ れる遷移制御信号 S c の状態お よ び、 ユーザの 入力器 1 0 5 の操作状況 (ユーザの入力) を逐次監視する 。 そ して 、 監視 した操作状況に基づいて、 ユーザ嗜好を特 徴付け る 情報を抽出 して、 ユーザプ ロ フ ァ イ ル P u を生成 する 。 なお、 プ ロ フ ァ イ ル抽出器 1 1 0 は、 ー且作成 した ユーザプ ロ フ ァ イ ル P u を監視状況に応 じて、 逐次更新す る。
ユーザプ ロ フ ァ イ ル P u と は、 ユーザの嗜好を直接的間 接的 に表すデー タ の集合であ る 。 例えば、 リ アル タ イ ム に 放送 さ れる 特定の番組を繰 り 返 し視聴 してい る と か、 一時 保存状態で録画 さ れた番組の う ち の どれを永続的に保存 さ せたか、 一時保存状態で録画 さ れた番組の う ち の どれを視 聴 したかあ る いは視聴せずに 自 動削除 さ れたかな どを統計 処理な どで得 ら れるユーザ毎の好みを表す情報の集合であ る 。 こ の よ う な ユーザプ ロ フ ァ イ ル と し て種々 なモ デルや デー タ 構造が適用可能であ る 。
投機選択器 1 1 1 は、 プロ フ ァ イ ル抽出器 1 1 0 力ゝ ら 出 力 さ れる ユーザプロ フ ァ イ ル P u に基づいて、 番組表管理 器 1 0 6 カゝ ら 出力 される番組表情報 I P に示 さ れる番組か ら 、 ユーザが視聴を希望す る と 判断 さ れて投機的に録画す べき 番組の候補を選択 して、 投機録画候補番組 リ ス ト L 2 S を生成す る。
投機録画管理器 1 1 2 は、 投機選択器 1 1 1 か ら 出力 さ れる 投機録画候補番組 リ ス ト L S に基づいて、 記憶管理器 1 0 7 に対 して、 同投機録画候補番組 リ ス ト L S に あげ ら
れてい る 投機録画対象番組の放送開始時間順番に録画を指 示する。
上述の受信装置 1 2 0 0 a に 関 して、 その特徴であ る ュ 一ザプロ フ ァ イ ル P u の生成、 投機録画予約 (投機録画候 補番組 リ ス ト L S 生成) を重点に、 投機録画動作に関 して 、 それぞれ、 図 2 、 図 3 、 お よ び図 4 を参照 して詳細に説 明す る。
先ず、 図 2 を参照 して、 受信装置 1 2 0 0 a におけ る ュ 一ザプロ フ ァ イ ル の生成お よ び更新について説明する。 上 述の よ う に、 ユーザプ ロ フ ァ イ ル P u は、 ユーザに よ る入 力器 1 0 5 の操作に基づいて抽出 さ れたユーザの番組に対 する 嗜好を特徴づけ る 情報の集合であ る。 つま り 、 ユーザ が入力器 1 0 5 を操作 した時点でユーザプロ フ ァ イ ル生成 が開始 さ れる。
つま り 、 ス テ ッ プ S 3 0 1 において、 操作信号 S o に基 づいて、 ユーザが入力器 1 0 5 を操作 した否かが判断 さ れ る。 ユーザに よ る操作が検出 さ れる ま で、 本ス テ ッ プにお け る判断処理を繰 り 返 し、 ユーザに よ る操作が検出 さ れた 時点で、 処理は次のス テ ッ プ S 3 0 2 に進む。
ス テ ッ プ S 3 0 2 において、 U I 制御器 1 0 3 は、 操作 信号 S o に基づいて、 ユーザの操作内容を検出 して、 遷移 制御信号 S c を生成する 。 そ して、 処理は、 次のス テ ッ プ S 3 0 3 に進む。
ス テ ッ プ S 3 0 3 におレ、て、 プ ロ フ ァ イ ル抽 出器 1 1 0 は、 遷移制御信号 S c に基づいて、 ユーザ嗜好を特徴付け る操作を抽出する。 具体的な選択については前述 した通 り
であ る 。 そ して、 処理は、 次のス テ ッ プ S 3 0 4 に進む。 ス テ ッ プ S 3 0 4 におレ、 て 、 プ ロ フ ァ イ ル抽出器 1 1 0 は、 ス テ ツ プ S 3 0 3 において抽出 したユーザ嗜好特徴操 作に基づいて、 ユーザプロ フ ァ イ ル P u を作成あ る いは更 新する
次に図 3 を参照 して、 プロ フ ァ イ ル抽出器 1 1 0 、 投機 選択器 1 1 1 、 投機録画管理器 1 1 2 、 お よ び予約録画器
1 0 9 が主になつ て実行 される投機録画予約ルー チ ン につ いて説明する。 投機録画予約は、 受信装置 1 2 0 0 a が稼 働中であれば、 随時起動 して、 以下に述べ る 処理が実行 さ れる。
ま ず 、 ス テ ッ プ S 4 0 1 において、 投機選択器 1 1 1 に よ っ て、 番組表管理手段 1 0 6 の保持する 番組表情報 I P に記載 さ れてい る番組力 S 1 つ選択 さ れる。 同時に選択 さ れ た番組の属性も取得 さ れる。 番組の属性 (以降、 「番組属 性」 ) と は、 電子番組表 と 同時に伝送 さ れ る も の で 、 番組 の タ イ ト ルや、 出演者、 ジヤ ン ノレ 、 番糸且の シ リ ーズな どで あ る 。 なお、 番組属性は、 電子番組表以外の情報源か ら 入 手 して も 良 く 、 例え は通 1S 回線経由 で入手 して も 良い。 そ し て 、 処理は次のス テ ツ プ S 4 0 2 に進む。
ス テ ッ プ S 4 0 2 にお いて 、 投機選択器 1 1 1 に よ っ て 、 ス テ ッ プ S 4 0 1 で選択 さ れた番組の番組属性 と 、 プ ロ フ ア イ ル抽出 1 1 0 の保持する ユ ーザプロ フ ア イ ノレ P u と 力 S照合 さ れる。 そ し て 、 照合 さ れた番組属性 と ユーザプ ロ フ ァ ィ ル P u と の適合度合いに基づいて、 選択 した番組 の投機録画すべき 度合いが採点 さ れて 、 投機得点 P s が生
06313 成 さ れる。 投機得点 P s は、 適合度合いが増すにつれ増加 す る も の と する。 なお、 投機選択器 1 1 1 は、 本ステ ッ プ で求めた各番組に対する投機得点 P s を一時的に記憶する 。 そ して、 処理は次のス テ ッ プ S 4 0 3 に進む。
ス テ ッ プ S 4 0 3 において、 番組表情報 I P に記載 さ れ てい る番組のすべてが選択 (ス テ ッ プ S 4 0 1 ) された力 否かが判断 される 。 N o の場合は、 上述のス テ ッ プ S 4 0 1 お よ び S 4 0 2 におけ る処理が繰 り 返 さ れて、 番組表情 報 I P に記載 さ れてい る番組のそれぞれに対 して投機得点 P s が順次採点 さ れ る。 そ して、 番組表情報 I P に記載 さ れてい る全ての番組について投機得点 P s が採点 さ れた時 点で、 本ステ ッ プにおいて Y e s と 判断 さ れて 、 処理は次 のス テ ッ プ S 4 0 4 に進む。 こ の よ う に して、 投機選択器 1 1 1 は、 各番組に対する投機得点 P s の全て を投機得点 P s A と して一時的 に記憶する 。
ス テ ッ プ S 4 0 4 におレ、て、 投機選択器 1 1 1 に よ っ て 、 電子番組表上で番組が存在する 時間帯が選択 さ れる。 時 間帯の選択範囲は、 番組の編成の粒度で良い。 例え ば、 番 組編成の最小単位が毎正時 と 毎 3 0 分 と する と 、 3 0 分単 位の粒度で時間帯を選択すれば良い。 そ して、 処理は次の ス テ ッ プ S 4 0 5 に進む。
ス テ ッ プ S 4 0 5 におレヽて、 投機選択器 1 1 1 に よ っ て 、 ス テ ッ プ S 4 0 4 において選択 さ れた時間帯毎に、 その 時間帯に含まれる番組中で、 その投機得点 P s が最大の番 組が選択 さ れる 。 そ して、 処理は次のス テ ッ プ S 4 0 6 に 進む。
ス テ ッ プ S 4 0 6 において、 投機録画候補番組 リ ス ト L S が投機選択器 1 1 1 か ら投機録画管理器 1 1 2 に出力 さ れる 。 投機録画候補番組 リ ス ト L S (投機録画候補番組 リ ス ト L S は、 具体的に は、 ス テ ッ プ S 4 0 5 で選択 さ れ番 組の開始 日 時、 終了 日 時、 放送チ ャ ンネ ル 、 お よ び投機得 点 P s を含む。 ) そ して、 投機録画管理器 1 1 2 は、 投機 選択器 1 1 1 か ら入力 さ れた投機録画候補番組 リ ス ト L S に基づいて、 投機録画指示情報 I R s を生成 して、 予約録 画器 1 0 9 に出力する 。 投機録画指示情報 I R s は、 投機 録画候補番組 リ ス ト L S に含まれる 開始 日 時、 終了 日 時、 放送チ ャ ン ネ ル 、 お よ び投機得点 P s の 内、 開始 日 時、 終 了 日 時、 お よび放送チ ャ ン ネ ルを含む。 予約録画器 1 0 9 に よ っ て、 投機録画指示情報 I R s に基づ く 、 投機録画予 約が設定 さ れる 。 そ して、 処理は次のス テ ッ プ S 4 0 7 に 進む。
ステ ッ プ S 4 0 7 において、 全ての時間帯が選択 さ れた か否かが判断 さ れ る。 N o の場合は、 上述のス テ ッ プ S 4 0 4 、 S 4 0 5 、 お よ び S 4 0 6 にお け る 処理が繰 り 返 さ れて、 前回 と 異な る 時間帯におけ る 最大投機得点投機得点 P S m a x ( t z ) を有する番組が投機録画予約 さ れる。 そ して、 全ての時間帯 ( t z ) に対 して、 投機録画予約 さ れた時点で、 本ス テ ッ プにおいて Y e s と 判断 さ れて、 本 投機録画予約ルーチンが終了 さ れる 。
次に図 4 を参照 して 、 記憶管理器 1 0 7 お よ び投機録画 管理器 1 1 2 が主になつ て実行 さ れる 投機録画実行ルーチ ンについて説明する。 本投機録画実行ルー チ ンは、 上述の
T JP03/06313 投機録画予約ルーチ ン に よ っ て 、 投機録画が予約 さ れて い る こ と が前提で あ る 。 よ っ て、 ま ず、 ス テ ッ プ S 5 0 1 に おいて 、 現在時刻 T c が上述の ス テ ッ プ S 4 0 6 におレヽ て 、 予約録画が設定 さ れた番組毎の録画開始時刻 T r の何れ 力、 と 一致 し て レヽ る か否カゝが判断 さ れ る 。 Y e s と 判断 さ れ る ま で本ス テ ッ プの処理を繰 り 返 し た後 に 、 処理は次の ス テ ツ プ S 5 0 2 に進む。
ス テ ッ プ S 5 0 2 に おいて 、 ス テ ッ プ S 5 0 1 で録画開 始時刻 T r で あ る と 検 出 さ れた現在時刻 T c に対 して録画 設定 さ れて い る 番組が 、 上述の ス テ ッ プ S 4 0 6 で投機録 画予約 さ れた も の で あ る か否かが判断 さ れ る 。 録画開始時 刻 T r に対 して 、 通常 の録画予約 さ れて い る 場合に、 処理 はス テ ッ プ S 5 0 3 に進む。 なお 、 「通常 の録画予約」 と は、 ユーザが番組表か ら 、 選択 し て読み と つ た番組の放送 日 時 と チ ャ ンネノレ を入力す る な ど に よ っ て 、 行われる 予約 操作を表す。 こ の と き 、 ユーザ 自 身が特定の番組を録画 し たい明示的 な要求に基づ く 操作に よ り 、 番組が選択 さ れた こ と を意味す る 。
Y e s 、 つま り 録画開始時刻 T r に対 して 、 投機録画予 約 さ れて い る 場合 に 、 処理はス テ ッ プ S 5 0 6 に進む。 な お、 投機録画であ る か否かの判 断は、 好ま し く は投機録画 管理器 1 1 2 に よ っ て行われ る 。 つ ま り'、 上述のス テ ッ プ S 4 0 6 において 、 投機録画管理器 1 1 2 が予約録画器 1 0 9 に 出力す る 投機録画指示情報 I R s に 、 投機録画で あ る こ と を表す ビ ッ ト を さ ら に含 ま せ る こ と に よ っ て 、 予約 録画器 1 0 9 が投機録画か否か を容易 に判断出来る 。
ス テ ッ プ S 5 0 3 において 、 投機録画管理器 1 1 2 に よ つ て 、 受信機の現在 の リ ソ ー ス 状態で、 録画開始時刻 T r を迎 えた通常 の予約録画 の実行が可能か否カゝが判断 さ れ る 。 そ し て 、 現在 の リ ソ ー ス状態 い て 、 当 該予約録画の 実行が不可で あ る 場合に は、 実行 中 の投機録画が あればそ の実行 を 中止す る こ と が決定 さ れ る 。 つま り 、 本ス テ ッ プ におい て は、 受信装置 1 2 0 0 a の リ ソ ー ス 状態 に基づい て 、 通常 の予約録画 を実行す る た め に 、 実行 中 の投機録画 の 中止 の要否が判断 さ れる 。 そ し て 、 実行 中 の投機録画の 中止 が必要 と 判断 さ れ る場合、 処理は次の ス テ ツ プ S 5 0 4 に進む。 な お 、 受信装置の リ ソ ー ス と は、 受信手段全体 の性能、 機能 を受信機の仮想的 な構成要素 と 見 な した も の で あ る 。 例 え ば、 受信手段が 同 時に 1 番組 し か受信出 来 な い の で あれば、 投機録画 と 、 通常の予約録画 と を 同時に実 行出来な い。 あ る い は H D D な ど で構成 さ れ る 記憶管理 手段の 単位時間 あ た り のデー タ の入出力 の能力 が不足 し て い る た め 、 複数の録画が 同時に実行出来な い事態 も リ ソ ー ス の制約 で あ る
ス テ ッ プ S 5 0 4 において 、 投機録画管理器 1 1 2 に よ つ て 、 実行 中 の投機録画が 中止 さ れ る 。 こ れは、 ス テ ッ プ S 5 0 3 で現在実行 中 の投機録画を 中止 し な ければ、 通常 の予約録画が成功 し ない と 判断 さ れた の で、 実行中 の投機 録画 を 強制終了 さ せ る こ と に よ っ て リ ソ ース 状態の回復 を はカゝ る も の であ る o そ し て 、 処理は次の ス テ ッ プ S 5 0 5 に進む。
一方、 上述の ス テ ッ プ S 5 0 3 におレヽ て N o 、 つま り 、
現在の リ ソ ー ス 状態で予約録画の実行が可能な場合は、 処 理は上述の ス テ ッ プ S 5 0 3 を ス キ ッ プ して ス テ ッ プ S 5 0 5 に進む。
上述のス テ ッ プ S 5 0 2 において投機録画 と 判断 さ れた 場合には、 ス テ ッ プ S 5 0 6 において、 投機録画管理器 1 1 2 に よ っ て、 ス テ ッ プ S 5 0 2 にお け る の と 同様に、 受 信装置 1 2 0 0 a の現在の リ ソ ー ス の状態において、 録画 開始時刻 T r を迎えた投機録画が実行可能か否かが判断 さ れる。 例 え ば、 受信器 1 0 1 がー度に 1 つ の番組 しか受信 出来ない場合、 受信器 1 0 1 が リ ア ル タ イ ム の放送視聴や 通常の予約録画な どに よ り 、 投機録画用 に使用 でき ない状 況であれば、 リ ソ ー ス の制約上投機録画が実行出来ない。 実行可能で あれば、 Y e s と 判断 さ れて、 処理は次のス テ ッ プ S 5 0 7 に進む。
ス テ ッ プ S 5 0 7 において、 投機録画管理器 1 1 2 に よ り 、 記憶管理器 1 0 7 に蓄積 さ れた番組データ を投機得点 P s の小 さ い順に並べた リ ス ト が作成 さ れる。 こ の リ ス ト において上位に位置する番組データ は、 必要が あれば、 他 の番組デー タ よ り 優先的 に消去 して も よい と 見なすこ と が でき る 。 こ の意味において、 投機録画管理器 1 1 2 は、 本 ス テ ッ プにおいて、 消去候補番組デー タ リ ス ト を生成 して い る と 言え る。
本実施の形態において は、 こ の消去候補番組データ リ ス ト は、 予約録画器 1 0 9 に番組の投機録画に十分な格納領 域が無い場合に、 既に格納 さ れてい る番組デー タ を所定の 条件に従 う 優先順位で消去する こ と に よ っ て 、 これか ら行
P 画薦 13 う 投機録画に必要な格納領域を確保す る ため に利用 さ れる 。 こ の 目 的を満たすため に、 本ス テ ッ プにおいては、 消去 候補番組データ リ ス ト に掲載 さ れる番組数は、 それ ら の番 組デー タ の合計が、 録画開始時刻 T r に到達 した投機録画 番組のデータ が記憶管理器 1 0 7 に 占 め る であ ろ う 領域の 大き さ よ り 所定量を越え る よ う に決め られる。 こ の所定量 と は、 予約 さ れた番組を もれな く 録画する た め に、 記憶管 理器 1 0 7 の動作特性な どを考慮 して定め られる任意の値 であ る。 消去候補番組データ リ ス ト 生成の際に利用 さ れた 、 番組の投機得点 P s は記憶管理器 1 0 7 の各番組属性 と して保存 しておいて用 いて も 良い し、 投機録画管理器 1 1 2 が蓄積済みの投機録画の番組に対 して も一括で管理する よ う に して も 良い。
ス テ ッ プ S 5 0 8 において、 投機録画管理器 1 1 2 に よ つ て、 消去候補番組データ リ ス ト に記載 されてい る 全て の 番組デー タ の投機得点 P s が投機録画すべき番組の投機得 点 P s よ り 大き いか否かが判断 さ れる。 なお、 消去候補番 組デー タ リ ス ト に記載 さ れて い る番組デー タ の総量は、 投 機録画すべき 番組のデー タ の格納に必要な容量であ る こ と は上述の と お り であ る。 Y e s と 判断 さ れる 場合、 処理は 次の ス テ ッ プ S 5 0 9 に進む。
ス テ ッ プ S 5 0 9 において、 投機録画管理器 1 1 2 に よ つ て、 消去候補番組デー タ リ ス ト に記載 さ れてい る全て の 番組データ が削除 さ れる。 こ の結果、 投機録画すべき番組 が格納可能 と な る だけの空き領域が作 られる。 そ して、 処 理は次の ス テ ッ プ S 5 1 0 に進む。
ス テ ッ プ S 5 1 0 において、 新規の録画フ ァ イ ルが記憶 管理器 1 0 7 に作成 さ れ る。 こ の フ ァ イ ルが 、 投機録画デ ータ の一時保存状態に設定 さ れる 。 そ して、 処理は次の ス テ ツ プ S 5 0 5 に進む。
ス テ ッ プ S 5 0 5 におレ、て、 予約録画器 1 0 9 に よ っ て 、 録画開始時刻 T r に達 した番組の録画を開始する。 そ し て処理を終了する。
なお、 リ ソー ス状態か ら投機録画が可能でない と 判断 さ れる場合は、 上述のス テ ッ プ S 5 0 6 で N o と 判断さ れて 、 上述のス テ ッ プ S 5 0 7 、 S 5 0 7 、 S 5 0 8 、 S 5 0 9 、 S 5 1 0 、 お よ ぴ S 5 0 5 の処理をス キ ッ プ して、 本 ルーチンは終了 される。 これは、 リ アルタ イ ム の放送視聴 や通常の予約録画な どのユーザの 明示的な要求に基づ く 操 作に よ っ て起動 さ れる機能を、 ユーザの明示的 な意図 に よ ら ない受信装置 1 2 0 0 に よ る 投機録画に よ り 妨げる べき ではなレ、 と の判断に基づ く も のであ る。 なお、 ス テ ッ プ S 5 0 3 において、 Y e s と 判断 さ れた際に、 ス テ ッ プ S 5 0 4 において実行中 の投機録画が 中止 させ ら れる の も 同 じ 判断に よ る も のであ る。
なお、 本実施の形態において は、 ステ ッ プ S 5 0 8 で、 消去候補番組データ リ ス ト に記載 さ れてい る 全ての番組の 投機得点 P s d が、 投機録画すべき番組デー タ の投機得点 P s r よ り 小 さ い こ と を条件に、 消去候補番組デー タ を全 て消去 して投機録画デー タ の格納領域を確保 してい る。 し か しなが ら 、 消去候捕番組データ の内で、 そ の投機得点 P s r が投機録画すべき 番組デー タ の投機得点 P s d よ り 小
さ い も の のみを消去 して 、 投機録画すべき 番組の一部分の みを可能なだけ録画 して も 良い
なお、 投機録画を開始する ( S 5 0 5 ) 刖 、 投機録画 の全て を格納可能なだけの空 き領域を確保する ( S 5 0 9 ) 代わ り に、 記憶管理器 1 0 7 におけ る領域が不足す る た びに、 消去候補番組デー タ リ ス ト に記載の番組の 中で投機 得点 P s d が小 さ い方力、 ら随時削除する よ う に構成す る こ と も容易であ る。 こ の場合、 投機録画が何 ら カ の要因で 中 断 さ れる よ う な異常時であっ て も 、 記憶管理器 1 0 7 に既 に格納 さ れてい る番組データ は、 投機録画が 中断される ま でに必要 と さ れる最小領域に相 当する分のみが消去 さ れ る 果、 投機録画の 中断 と 言 う 異常事態が生 じた場合に は
、 消去する 必要の なかっ た既存の番 ,袓デ一タ が保存 さ れた ま ま であ る ので、 記憶管理器 1 0 7 が格納でき る最大限の 量の投機録画番組デー タ を保持する こ と が出来 る。 ま た、 S己 'I思管理器 1 0 7 に投機録画に十分な記憶領域が確保 さ れ てレヽ る場合には、 上述のス テ ツ プ S 5 0 7 、 S 5 0 8 、 お よ ぴ S 5 1 0 の処理を省略する よ う に構成 して も 良い。 な お、 異常事態 と は、 停電やユ ーザに よ る 突然の視聴や録画
、 操作な どが考え られる。
上述の よ う に、 本実施の形態において は、 受信装置 1 2
0 0 a の動作を妨げない範囲で、 ユーザが録画を欲する で あ ろ う 番組を 自 動的に録画する。 録画 した番組の フ ァ イ ル は一時保存状態に な っ てお り 、 次回の投機録画に よ り 、 ュ 一ザが よ り 欲する であ ろ う (投機得点 P s が高い ) 番組デ
' ~タ に、 容量の許す範囲で随時置き 換え られてい く 。 こ の
よ う に、 ュ一ザが録画を欲する であ ろ う 番組を、 受信 画投施器消示参容のお共すず、実終かさ 5
が勝手に録画す る機能であ る 「投機録画」 が実現 さ れる。 こ れ よ り 、 ュ一ザが明示的な録画予約操作を行わな く て も 高 V 確率で所望の番組が録画 さ れ る 。
(第 2 の実施の形態)
本 施の形態において は、 上述の第 1 の実施の形態にか かる 信装置 1 2 0 0 a に、 ュ一ザの is に基づいて、 投 機録 された番糸且データ を永続的に保存する機能を付与 し た も であ る。 通常の投機録画 さ れた番組デ一タ は次回以 降の 機録画に よ り 自 動的に消去 さ れる 可能性が有る が 、 本実 の形態にかかる永続的保存 と は、 另 'J の投機録画に よ つ て 去 さ れない よ う に保護 さ れる と を言 5 。
な 、 本実施の形態にかかる 受信装置 1 2 0 0 b は
1 に した受信装置 1 2 0 0 a と 基本的 に同様に構成 さ れ る が 新た に投機録画 さ れた番組デ一タ の永続保存機能が 付与 れてい る 。 よ つ 一 、 几 : Rを避け る た め に本実施の形 態に か る 受信装置 1 2 0 0 b の構成について の説明 を省 < と に、 投機録画データ の永続保存機能につ い て のみ図
5 を 照 して説明する。
図 に、 本実施の形態にかかる受信装置 1 2 0 0 b に よ つ て 施 さ れる 投機録画データ の永続保存ノレ一チ ン の詳細 を示 。 上述の ス テ ッ プ S 5 0 5 におレヽて開始 した投機録 画が 了 した後 に、 本ノレ一チンが 開始する 。
ま 、 ス テ ッ プ S 6 0 1 に おいて、 図 1 7 に例示 しナ /し ¾田 積内 確認画面が表示器 1 0 4 に表示 さ れる 。 ユーザは、 入力 1 0 5 を操作 して、 表示器 1 0 4 に表示 さ れた
内容確認画面に表示 さ れる番組デー タ の一つ を選択する こ 't が可能 と な る。 そ して 、 処理は次のス テ ッ プ S 6 0 2 に 進む。
ス テ ッ プ S 6 0 2 において、 操作信号 S o に基づいて、 ユーザが記憶管理器 1 0 7 に蓄積 さ れてい る番組データ の 何れかを選択 したか否かが判断 さ れる 。 ユーザが、 番組デ ータ を選択 した時点で Y e s と 判断 さ れて、 処理は次のス テ ツ プ S 6 0 3 に進む。
ス テ ッ プ S 6 0 3 におレヽて、 ス テ ッ プ S 6 0 2 で選択 さ れた番組デー タ が永続保存状態であ る か否かが判断 さ れ る 。 当該番組デ一タ が、 既に永続保存状態であれば、 処理は ス テ ッ プ S 6 0 4 へ進む。 それ以外の場合、 すなわち番組 データ が一時保存状態の場合、 処理はス テ ッ プ S 6 0 5 へ 進む。
ス テ ッ プ S 6 0 4 におレヽて、 ステ ッ プ S 6 0 2 選択 した 番組を、 現在の一時保存状態か ら 永続保存状態に変更する 。 そ して本ノレ一チ ンを終了する
ス テ ッ プ S 6 0 5 におレヽて、 ステ ッ プ S 6 0 2 選択 した 番組を、 現在の水続保存状態か ら 一時保存状態に変更す る 。 そ して本ルーチ ンを終了する
こ の よ う に 、 本実施の形態において は、 投機録画さ れた 番組データ を永続的に保存する だけでな く 、 ユーザが指定 した投機録画 さ れた番組デ を、 通常の予約録画 した番 組 と 同等に极 う よ う に変更する。 こ の様に投機録画の永続 状態を、 通常の予約録画 と 同 じ状態にする こ と で、 特別な 状態を設け る必要が無い n 結果、 画面表示や G U I ( G r
a p h i c U s e r I n t e r f a c e ) も複雑にす る必要が無い。 ま た、 一旦永続状態になつ た番組デー タ を 、 意識せずに通常の予約録画 した番組データ と 同一に扱 う こ と が 出来き 、 ュ一ザの利便性が 向上する。 こ の よ う に、 投機録画が行なわれた番組デー タ を、 ュ一ザの操作に よ つ て永続的に保存する機能が実現 さ れる。
(第 3 の実施の形態)
本実施の形態におレヽては、 上述の第 1 の実施の形態にか かる 受信装置 1 2 0 0 a に、 追 つ かけ機能を付加 した も の であ る。 本実施の形態にかかる 受信装置 1 2 0 0 c におい ては、 追つ 力 け視聴で録画 した番組デ一タ ( フ ア イ ル) は 追つ かけ視聰終了後 も一時保存状態で保存 さ れる。 さ ら に 、 番組放送が完了する 刖 に追つ かけ再生が終了 されて も 、 当該番組の先頭か ら末尾ま での全体を録画 した番組デー タ が保存 さ れ る 。 果、 番組が画面に映つ ていた も のの実際 にはユ ーザが見ていなかつ た場合な どに再度視聴出来る。 ま た、 当 初は録画する つ も り が なかつ たが、 実際に視聴 し てみて録画 して保存 しておき たい と 思い直 した場合に、 永 続保存状態に変更する こ と で、 す ぐ さ ま番組全体を永続的 に保存可能にな る
本実施の形態にかかる受信装置 1 2 0 0 c は、 図 1 に示 す受信装置 1 2 0 0 a と 基本的 に 同様に構成 さ れる が、 新 たに永続保存対応の追つ かけ録画機能が付与 さ れてい る 。 よ っ て、 冗長を け る ために本実施の形態にかかる 受信装 置 1 2 0 0 c の 成について の説明 を省 く と 共に、 永続保 存対応の追 つ かけ録画機能につ いて のみ図 6 を参照 して説
明す る 。
図 6 に、 本実施の形態 にかか る 受信装置 1 2 0 0 c に よ つ て実施 さ れ る 永続保存対応の追 つ か け録画ルーチ ン の詳 細 を示す。 本実施の形態 にか力、 る 追 つ かけ録画ルーチ ン は 、 既 に 図 1 9 を 参照 して説明 し た従来の技術にお け る 追 つ かけ再生ノレ一チ ンにおいて、 ス テ ッ プ S 1 4 0 1 お よ び S 1 4 0 2 が それぞれス テ ッ プ S 7 0 9 お よ び S 7 1 0 に置 き 換え ら れてい る と 共に、 ス テ ツ プ S 7 0 8 で N o と 判断 さ れた場合、 処理はス テ ッ プ S 7 0 6 に戻 る 。 ス テ ッ プ S 7 0 1 力 ら ス テ ッ プ S 7 0 7 お よ ぴス テ ツ プ S 7 0 8 に至 る ま での処理は 、 既に 図 1 9 を参照 し て説明 し た と お り で あ る の で、 ス テ ッ プ S 7 0 7 以 降お よ びス テ ッ プ S 7 0 8 以降の処理につ い て説明する
ス テ ッ プ S 7 0 7 において は、 ス テ ッ プ S 7 0 6 に お け る ユーザ の追 つ か け終了指示検 出 に応答 して 、 ス テ ッ プ S
7 0 5 で開始 し た番組デー タ の追 つ カゝ け再生が終了 さ れ る 。 そ して 、 処理はス テ ッ プ S 7 0 9 に進む。
ス テ ッ プ S 7 0 8 におい て 、 ユーザに よ る 追 つ かけ (録 画) 処理終了指示が検出 さ れて い ない状態で、 ス テ ッ プ S
7 0 4 で開始 し た追つ かけ録画番組の再生が終了 して い る か否かが判断 さ れ る 。 再生が終了 して い な い場合は N o と 判断 さ れて 、 処理は上述の ス テ ツ プ S 7 0 6 'に戻 る。 一方 、 再生が終了 し て い る 場合は Y e s と 判断 さ れて 、 処理は ス テ ッ プ S 7 0 9 に進む。
ス テ ッ プ S 7 0 9 におレヽて 、 ス テ ッ プ S 7 0 3 で開始 し た追 つ か け録画が既に終了 して い る か否かが判断 さ れ る 。
追つ 力 け再生が、 ユーザの指示に基づいて強制的に終了 さ せ ら れた ( ス テ ッ プ S 7 0 7 ) 後に、 ま たは、 自 然に終了 した (ス テ ッ プ S 7 0 8 ) 後に、 Y e s と 判断 さ れて 、 処 理は次の ス テ ツ プ S 7 1 0 に進む。
ス テ ッ プ S 7 1 0 におレヽて、 再生が終了 した追つ かけ録 画番組デー タ (フ ァ イ ル) の保存状態が一時保存状態に変 更 さ れる。 なお 、 図 1 9 に示 した、 従来の技術において は 、 ス テ ッ プ S 7 0 7 に続いてス テ ッ プ S 1 4 0 1 において ヽ isつ かけ録画も強制的に終了 さ れる 。 し力 しな力 s ら 、 本 実施の形態においては、 ス テ ッ プ S 7 0 9 お よ びステ ッ プ S 7 1 0 の処理に よ っ て 、 番組が終了する ま で追つ 力ゝけ録 画が継続 さ れる の で 、 後 日 改めて番組全体を視聴する こ と ができ る。
なお 、 図 6 に は明記 していないが、 本実施の形態におい ては、 番組の放送 (配信 ) の終了 と 共に追つ かけ録画 も 終 了 さ れる。 れは、 従来の技術に関 して図 1 4 に示 したス テ ツ プ S 7 0 3 におけ る 処理に 関 して説明 した よ う に、 追 つ 力 け録画の開始にあた つ て番組の最後で録画を終了 さ せ る よ う に予め設定さ れてい る か ら であ る。
録画終了後 も 、 従来技術にお け る ス テ ツ プ S 1 4 0 2 で の フ ァ ィ ルの削除が行われず、 ス テ ツ プ S 7 1 0 で一時保 存状態に変更 さ れ て フ ァ ィ ルは記憶管理器 1 0 7 に保存 さ れる 。 ま た、 一時保存状態で残 さ れた フ ァ イ ルは、 図 5 を 参照 して説明 した よ う に . ュ一ザの操作に よ っ て永続保存 状態に変更する こ と で、 以降の投機的録画処理の際に 自 動 的に削除 さ れる こ と は無い n
03 06313 なお、 ス テ ッ プ S 7 0 1 に よ る 検出 される ユーザの ポー ズボ タ ン操作に応答 して、 ス テ ッ プ S 7 0 2 で追つ かけ録 画を開始 さ せる よ う に構成する 代わ り に、 常に追つ かけ視 聴のた め の録画を行 う よ う に構成 して も 良い。 こ の場合、 無操作で番組の先頭か ら 追つ かけ録画 される ので、 常に番 組の先頭か ら最後ま でが、 自 動で一時保存状態 と して残 さ れる こ と にな る。
上述の よ う に、 本実施の形態においては、 従来の追つ か け視聴の よ う に、 追つ かけ録画専用 の形式の フ ァ イ ル で番 組デー タ を格納する のではな く 、 通常の録画 と 投機録画の 両方の録画状態にいて 同 じ形式の フ ア イ ルで格納 さ れる 。 追つ かけ視聴で録画 した番組の フ ア イ ノレは、 追つ かけ視聴 終了後 も一時保存状態に して保存 さ れる。 こ れに よ つ て、 番組が画面に映っ ていた も のの実際にはユーザが見ていな かっ た場合な どに も 、 ユーザはそ の番組を後 ほ ど視聴出来 る。 ま た、 当初は録画する つ も り がなかっ たが、 実際に視 聴 してみて録画 して保存 してお き たい と 思い直 した場合に 、 永続保存状態に変更する こ と で 、 す ぐ さ ま番組全体が永 続的に保存可能にな る 。
(第 4 の実施の形態)
本実施の形態において は、 上述の受信装置 1 2 0 0 a に 、 投機録画に よ り 生成 さ れた フ ァ イ ルを追つ かけ視聴の フ ア イ ル と して利用す る機能を付力 P した も のであ る 。 これに よ り 番組の先頭か ら視聴 してい ない場合に も 、 番組の先頭 か ら追つ かけ視聴する 事が可能 と な る。 ま た、 投機録画 さ れる番組は、 リ ア ル タ イ ム で視聴 さ れる 可能性も 高い と 予
想 さ れ る ので、 番組の先頭か ら 追つ かけ視聴出来る 可能性 も高い。
本実施の形態にかかる 受信装置 1 2 0 0 は、 図 1 に示 す受信装置 1 2 0 0 a と 基本的 に同様に構成 さ れる が、 新 たに投機録画に よ り 生成 さ れた フ ァ イ ルを追つ かけ視聴の フ ァ イ ル と して利用する機能が付与 さ れて レ、 る 。 よ っ て 、 冗長 を避け る ため に本実施の形態にかかる 受信装置 1 2 0 0 d の構成につ い て の説明 を省 く と 共に、 投機録画に よ り 生成 さ れたフ ァ イ ルを追つ 力、け視聴の フ ァ イ ル と して禾 IJ用 する機能についてのみ図 7 を参照 して説明す る 。
図 7 に、 本実施の形態にかかる受信装置 1 2 0 0 d に よ つ て実施 さ れる投機録画に よ り 生成 さ れた フ ァ イ ルを追つ かけ視聴の フ ァ イ ル と して利用するルー チ ン の詳細を示す 。 本実施の形態にかかる 投機録画番組データ を用 いた追つ かけ録画ルーチンは、 既に図 6 を参照 して説明 した第 3 の 実施の形態にかかる 追つ かけ再生ルーチンにおいて、 ス テ ッ プ S 7 0 1 と ス テ ッ プ S 7 0 2 の 間 に、 ス テ ッ プ S 8 0 1 、 お よ び S 8 0 2 を新た に追力!] し、 そ して こ のス テ ッ プ S 8 0 2 と ス テ ッ プ S 7 0 4 の 間 にス テ ッ プ S 8 0 3 力 S新 たに設け られてい る。
こ の よ う に構成 さ れた受信装置 1 2 0 0 d に おい て 、 第 3 の実施の形態にお け る の と 同様に、 まずステ ッ プ S 7 0 1 において、 ユーザが入力器 1 0 5 のポーズポ タ ンに操作 応答 して、 投機録画番組データ (フ ァ イ ル) を利用 した追 つ かけ録画処理が 開始する。 そ して、 処理は新たに設 け ら れたス テ ッ プ S 8 0 1 に進む。
ステ ッ プ S 8 0 1 において、 現在視聴中 の番組の現時点 ま での部分が投機録画に よ り 既に録画 して あ る かが判断さ れる。 具体的に は、 視聴中 の番組の録画デー タ を検索 して 、 当該録画データ (フ ァ イ ル) の存在を も っ て録画の有無 の判断 と する。 なお、 こ こ では投機録画の番組に限定 した が、 過去に通常に録画 さ れた内容的に同一の番組を利用 し て も 良い。 すなわ ち、 過去に 同一の番組が放送 さ れて受信 装置 1 2 0 0 d で既に録画 さ れてお り 、 かつ、 現在視聴中 の番組 と 録画 した番組 と が 同一であ る こ と を示す情報が電 子番組表の情報な どで示 さ れる場合、 録画 さ れた番組を検 索結果 と する。 すなわち 、 現在視聴中の番組は、 既に録画 さ れてい る番組が再放送 さ れてい る な どの場合であ る 。 そ して、 処理は次のス テ ッ プ S 8 0 2 に進む。
ス テ ッ プ S 8 0 2 において、 ステ ッ プ S 8 0 1 での検索 の結果、 録画番組データ が存在 しない場合は、 N o と 判断 さ れて、 処理は上述のス テ ッ プ S 7 0 2 、 お よ び S 7 0 3 を経て、 ス テ ッ プ S 7 0 4 に進む。 一方、 録画番組データ が存在する 場合は Y e s と 判断 さ れて、 処理は新た に設け られたステ ッ プ S 8 0 3 に進む。
ス テ ッ プ S 8 0 3 におレ、て 、 ス テ ッ プ S 8 0 1 で検索 し た録画フ ァ イ ルが追つ かけ状態に変更 さ れる。 そ して、 追 つ 力 け状態の フ ァ イ ルが追つ 力 け録画フ ァ イ ル と して用い られる 。 こ の様に追つ かけ視聴を し よ う と す る番組が既に 投機録画 さ れてい る場合には、 投機録画の フ ァ イ ルを追つ 力 け録画の フ ァ イ ル と して扱 う こ と で、 番組の先頭力ゝ ら の 追つ かけが可能にな る。 そ して、 投機録画でユーザに と つ
て適切な番組が選択 さ れてい る た め、 先頭か ら の追つ かけ が可能な場合が多い。 処理は、 上述のステ ッ プ S 7 0 2 お ょ ぴ S 7 0 3 を ス キ ッ プ して、 ス テ ッ プ S 7 0 4 に進む。
上述の よ う に、 本実施の形態において は、 投機録画に よ り 生成 された フ ァ イ ルを追つ カゝけ視聴の フ ァ イ ル と して利 用する機能が実現 さ れ る。 これに よ り 番組の先頭か ら視聴 していない場合に も 、 番組の先頭か ら追つ かけ視聴する事 が可能 と な る。 ま た、 投機録画 さ れる番組は、 リ ア ル タ イ ム で視聴 さ れる 可能性 も 高い と 予想 さ れる の で 、 番組の先 頭か ら追つ かけ視聴出来る 可能性が高い。
(第 5 の実施の形態)
第 5 の実施の形態においては、 上述の受信装置 1 2 0 0 a に 、 イ ン タ ー ネ ッ ト へ の常時接続環境に ロ ー カ ル受信装 置 と して接続 さ れてい る 状態で、 遠隔に あ る他の受信装置 1 2 0 0 や、 受信装置 1 2 0 0 の動作をエ ミ ュ レ ー ト する サーバに録画 さ れた番組の フ ア イ ルを ロ ー力ノレ受信装置が 蓄積 した番組データ フ ァ イ ル と 同様に処理で き る機能を付 加 した も の であ る。 こ れに よ り 、 遠隔に あ る サーバの録画 フ ァ イ ルを 、 ユーザの ロ ー力ノレ の受信装置 1 2 0 0 e に、 蓄積する フ ァ イ ル の一覧 と し て表示 し、 ロ ー カ ル の受信装 置 1 2 0 0 e の投機録画を永続保存状態に変更する の と 同 様な操作で、 遠隔の受信装置 1 2 0 0 e r あ る いは専用 ス ト リ ー ミ ン ダサー ノ 9 1 2 力、 ら ロ ー カ ル の受信装置 1 2 0 0 e に フ ァ イ ルを コ ピー して保存で き る。
図 8 に、 本実施の形態にかかる 受信装置 1 2 0 0 e の構 造を示す。 受信装置 1 2 0 0 e は、 図 1 に示 した第 1 の実
JP03/06313 施の形態にかかる 受信装置 1 2 0 0 a に、 通信器 9 0 1 力 S 追加 さ れて レ、 る 。 そ して、 受信装置 1 2 0 0 e は、 ネ ッ ト ワ ー ク 9 2 0 を経由 して、 他の受信装置 1 2 0 0 e r や 1 2 0 0 e の動作をエ ミ ュ レ ー ト する 専用 ス ト リ ー ミ ン ダサ ー ノ 9 1 2 に接続 さ れて レ、 る 。 な お 、 受信装置 1 2 0 0 e r は受信装置 1 2 0 0 e と 同様に構成 して も 良い こ と は言 う ま で も ない。
通信器 9 0 1 は、 ネ ッ ト ワ ー ク 9 2 0 で の情報伝送に適 合 した符号化 . 復号化を行い受信装置 1 2 0 0 e をネ ッ ト ワ ー ク 9 2 0 に接続す る と 共に、 通信を可能 と する。 通信 器 9 0 1 は、 アナ ロ グモデム、 ブ ロ ー ド ノく ン ド ノレータ 、 ケ 一プルモ デ ム 、 L A N ( L o c a l A r e a N e t w o r k ) の イ ン タ フ ェ ー ス 等 の何れ力 で良レ、。
ネ ッ ト ワ ー ク 9 2 0 は複数の受信機や専用 ス ト リ ー ミ ン グサーバ と を相互に接続する情報伝達網であ る 。 ネ ッ ト ヮ ーク 9 2 0 はイ ン タ ーネ ッ ト な どの W A N ( W i d e A r e a N e t w o r k ) や、 同 じ建物內 な どのネ ッ ト ヮ ーク であ る L A N、 も し く は端末間の接続力 S P e e r t o P e e r の直接接続の場合は公衆電話回線な どで良い 専用 ス ト リ ー ミ ングサー ノ 9 1 2 は、 ネ ッ ト ワ ー ク 9 2 0 越 しに観測すれば他の受信装置 1 2 0 0 e r と 同様の挙 動をする が、 複数の受信装置 1 2 0 0 e 、 1 2 0 0 e r と 、 同時に通信 し処理す る事が可能であ る。
図 9 に、 本実施の形態にかかる 受信装置 1 2 0 0 e に よ つ て実施 さ れる 、 遠隔デー タ の永続保存ルー チ ン の詳細 を
示す。 本遠隔デー タ の永続保存ルーチ ンは、 既 に 図 5 を参 照 し て説明 し た第 2 の実施の形態 に かか る 永続保存ルーチ ンに お レ、て 、 ス テ ッ プ S 6 0 1 力 S ス テ ッ プ S 1 0 0 1 お よ ぴ S 1 0 0 2 に置 き 換 え ら れ、 ス テ ッ プ S 6 0 3 と ス テ ツ プ S 6 0 5 の 間 に ス テ ッ プ S 1 0 0 3 が新た に追カ卩 さ れて い る 。
上述の ス テ ッ プ S 6 0 1 において 、 ロ ーカ ルな受信装置 1 2 0 0 b に蓄積 さ れて い る 録画番組の 内容が表示 さ れ る 代わ り に 、 本実施 の形態 におい て は、 以下の ス テ ッ プ S 1 0 0 1 お よ びス テ ッ プ S 1 0 0 2 に渡っ て 、 遠隔の受信装 置 1 2 0 0 e r あ る い は専用 ス ト リ ー ミ ン グサーバ 9 1 2 に蓄積 さ れてい る 録画番組の 内容が表示 さ れ る。
つ ま り 、 ス テ ッ プ S 1 0 0 1 に おい て 、 受信装置 1 2 0 0 e は、 通信器 9 0 1 に よ っ てネ ッ ト ワ ー ク 9 2 0 を経由' して他の受信装置 1 2 0 0 e や専用 ス ト リ ー ミ ン グサーバ 9 1 2 と に接続 さ れ る 。 こ れ ら 接続 さ れた遠隔 に あ る 装置 が蓄積 し て い る 録画結果の フ ァ イ ル一覧が受信 さ れ る 。 そ して 、 処理は次の ス テ ッ プ S 1 0 0 2 に進む。
ス テ ッ プ S 1 0 0 2 において 、 ス テ ッ プ S 1 0 0 1 にお いて 受信 さ れた遠隔の受信装置 1 2 0 0 e r あ る いは専用 ス ト リ ー ミ ン グサーバ 9 1 2 で蓄積 さ れて い る 録画結果 と 、 ロ ーカ ルの受信装置 1 2 0 0 e で蓄積内容 と が一つ の蓄 積番組一覧 にマ ー ジ さ れ る。 マ ー ジ さ れた蓄積番組一覧が 、 ロ ーカ ルの受信装置 1 2 0 0 e に表示器 1 0 4 に表示 さ れ る 。 そ し て 、 処理は上述の ス テ ッ プ S 6 0 1 を経て 、 上 述の ス テ ッ プ S 6 0 3 に進む。
6313 ス テ ッ プ S 6 0 3 において、 ステ ッ プ S 6 0 2 において 選択 した と 判断 さ れた番組エ ー タ フ ァ イ ルが永続保存状態 であれば、 Y e s と判断 さ れて、 処理は上述の ス テ ッ プ S 6 0 4 の処理を経て、 本ルーチ ンを終了する。 一方、 ス テ ッ プ S 6 0 2 において選択 した と 判断 さ れた番組デー タ フ ア イ ノレが永続保存状態でな ければ、 N o と 判断 さ れて、 処 理はス テ ッ プ S 1 0 0 3 に進む。
ス テ ッ プ S 1 0 0 3 において、 選択 さ れた番組データ フ ア イ ルが ロ ーカ ルの受信装置 1 2 0 0 e に在る の であれば 、 N o と 判断 さ れて、 上述のス テ ッ プ S 6 0 5 に進み、 当 該番組デー タ フ ァ イ ルは永続保存状態に変更 さ れる。 一方 、 選択 さ れた番組デー タ フ ァ イ ルが遠隔の受信装置 1 2 0 0 e r あ る いは専用ス ト リ ー ミ ンダサー ノ 9 1 2 に在 る も の であれば、 Y e s と 判断 さ れて、 処理はス テ ッ プ S 1 0 0 4 に進む。
ス テ ッ プ S 1 0 0 4 において、 選択 さ れた番組デー タ フ ア イ ルを、 ネ ッ ト ワー ク 9 2 0 を介 して、 遠隔の受信装置 1 2 0 0 e r あ る いは専用 ス ト リ ー ミ ングサー ノ 9 1 2 力、 ら受信する 。 そ して、 処理は上述のス テ ッ プ S 6 0 5 に進 む。
上述の よ う に、 本実施の形態においては、 イ ンタ ーネ ッ ト への常時接続環境に手元に あ る ( ロ ーカルの) 受信装置 が接続 さ れてい る 状況で、 遠隔にあ る他の受信装置や、 受 信装置の動作をエ ミ ュ レ ー ト する サーバ に録画 さ れた番組 の フ ァ イ ルを、 ロ ーカ ルの受信装置が蓄積 した番組の フ ァ ィ ル と 同様に扱え る。 遠隔に あ る サー ノ の録画フ ァ イ ルを
、 ロ ーカ ルの受信装置の蓄積する フ ァ イ ルの一覧に表示 し 、 ロ ーカ ルにあ る投機録画を永続保存状態に変更する の と 同様な操作で、 遠隔カゝ ら ロ ーカ ルに フ ァ イ ルを移動保存す る。
(第 6 の実施の形態)
本実施の形態において は、 上述の第 1 の実施の形態にか かる 受信装置 1 2 0 0 a に、 上述の第 5 の実施の形態にか かる 受信装置 1 2 0 0 e と 同様にネ ッ ト ワ ー ク 越 し接続 さ れた遠隔に あ る他の受信装置や専用 ス ト リ ー ミ ングサ一バ と ネ ッ ト ワ ー ク越 し に接続 さ れてお り 、 さ ら に これ ら遠隔 の機器に蓄積 さ れた番組デー タ フ ァ イ ルを ロ ー カ ルの受信 装置 1 2 0 0 e に蓄積 さ れてい る番組デー タ フ ァ イ ル と 同 様に扱 う 機能を付加 した も の で あ る 。
本実施の形態にかかる 受信装置 1 2 0 0 f (図示せず) において は、 遠隔の受信装置 1 2 0 0 f r に あ る番組デー タ フ ァ イ ルを用いて、 追つ 力、け視聴をする 。 ロ ーカ ルの受 信装置 1 2 0 0 f で も 追つ かけ録画を行 う が 、 追つ かけ録 画を開始する よ り 前の番組の部分について は、 遠隔の受信 装置 1 2 0 0 f r あ る いは専用 ス ト リ ー ミ ンダサー ノ 9 1 2 f (ス ト リ ー ミ ン ダサー ノく 9 1 2 に相 当 ) に あ る フ ア イ ル を使 う 。 こ れに よ つ て 、 ロ ーカ ルの受信装置 1 2 0 0 f で番組の先頭か ら の追つ かけ録画 していない場合で も 、 番 組の先頭部分か ら の追つ かけ再生が可能にな る 。
本実施の形態にかかる 受信装置 1 2 0 0 f は、 図 8 に示 した受信装置 1 2 0 0 e と 基本的に 同様に構成 さ れる が 、 新た に遠隔の受信装置 1 2 0 0 f r あ る レヽは専用ス ト リ ー
ングサ一パ 9 1 2 r の フ ァ ィ ルを、 受信装置 1 2 0 0 f あ る フ ア イ ル と 同様に取 り 扱 う 機能が付加 さ れてい る。 た、 受信装置 1 2 0 0 f r と 専用 ス ト リ ー ミ ン グサ一ノ
9 1 2 f も それぞれ、 図 8 に示 した受信装置 1 2 0 0 e r お ょ ぴ専用 ス ト リ ー ミ ン グサ一 Λ 9 1 2 と 同様に構成 さ れ てい る 。 よ っ て、 冗長を避け る た めに本実施の形態にかか る受信装置 1 2 0 0 f の構成につい て の説明 を省 く と 共に 遠隔に あ る フ ア イ ル の取 り 扱い機能につ い て のみ図 1 0 よび図 1 1 を参照 して説明する
図 1 0 お よび図 1 1 に、 本実施の形態にかかる 受信 2 0 0 f に よ つ て実施 され 隔番組デー タ フ ア イ ルを 用いた追つ け処理ルーチン の詳細 を示す。 本実施の形態 にか る遠隔デ一タ フ ァ ィ ルを用 いた追つ 力 け処理ル一チ ンは、 既に図 6 を参照 して説明 した第 3 の実施の形態にか かる 追つ かけ再生ルーチ ンにおレ、 て 、 ス テ ツ プ S 7 0 1 と ス テ ッ プ S 7 0 2 の間 に 、 ス テ ッ プ S 1 1 0 1 、 S 1 1 0 2 ヽ よ び S 1 1 0 3 を新た に追加 し、 ス テ ツ プ S 7 0 3 と S 7 0 4 の間 にス テ ツ プ S 1 1 0 4 を追カロ し 、 ステ ッ プ S 7 0 5 を新たな ス テ ツ プ S 0 5 、 S 1 1 0 6 、 S 1 0 7 、 お よび S 1 1 0 8 に置き換え ら れ、 ス テ ッ プ S 7
0 8 が新たなス テ ツ プ s 1 1 0 9 に置き え られてい る 。
の よ う に構成 さ れた受信装置 1 2 0 0 f において、 ス テ ク プ S 7 0 1 において、 上述の如 く ユ ーザに よ る ポーズボ タ ン操作に よ り 、 本ノレ一チンが開始 して、 処理は次のス テ ク プ S 1 1 0 1 に進む。
ス テ ツ プ S 1 1 0 1 において、 受信装置 1 2 0 0 f にて
現在視聴中 の番組につ いて 、 現時点ま で の部分の録画デー タ が 、 遠隔の受信装置 1 2 0 0 f r あ る レヽ は専用 ス ト リ ー ミ ン グサーバ 9 1 2 f 中 で検索 さ れ る 。 そ し て 、 処理は次 の ス テ ッ プ S 1 1 0 2 に進む。
ス テ ッ プ S 1 1 0 2 におレヽて 、 遠隔の受信装置 1 2 0 0 f r あ る い は専用 ス ト リ ー ミ ン ダサー ノ 9 1 2 f に該当 す る 録画デー タ が存在す る 場合は、 Y e s と 判断 さ れて 、 処 理は次の ス テ ッ プ S 1 1 0 3 に進む。
ス テ ッ プ S 1 1 0 3 におい て、 遠隔の受信装置 1 2 0 0 f r あ る い は専用 ス ト リ ー ミ ン ダサー ノ 9 1 2 f に在 る 録 画デー タ の再生が準備 さ れ る 。 つま り 、 遠隔 の受信装置 1 2 0 0 f r あ る い は専用 ス ト リ ー ミ ン グサー ノ 9 1 2 f で は、 受信装置 1 2 0 0 f か ら 要求すればいつで も ス テ ッ プ S 1 1 0 1 で検索 し た録画デー タ の再生が可能 に な る よ う に準備 さ せ ら れ る と 共に 、 ロ ー カ ル の受信装置 1 2 0 0 f で も 通信器 9 0 1 が十分な受信帯域を確保で き る よ う に準 備 さ れ る 。 そ し て処理は、 上述の ス テ ッ プ S 7 0 2 お よ び S 7 0 3 を経て 、 新た なス テ ッ プ S 1 1 0 4 に進む。
一方、 ス テ ッ プ S 1 1 0 2 におレ、 て N o 、 つ ま り 遠隔の 受信装置 1 2 0 0 f r あ る レ、 は専用 ス ト リ ー ミ ン ダサ一/く 9 1 2 f におい て該当 す る 録画デー タ が無い と 判断 さ れ る 場合 は、 処理は上述 の ス テ ッ プ S 1 1 0 3 を ス キ ッ プ して 、 ス テ ッ プ S 7 0 2 お よ び S 7 0 3 を経て 、 新た な ス テ ツ プ S 1 1 0 4 に進む。
ス テ ッ プ S 1 1 0 4 において 、 現在時刻 T C 力 S ロ ーカ ル 録画開始時刻 T , r L と し て記憶 さ れ る 。 ロ ー カ ル録画開始
3 時刻 T r L は、 ス ァ ッ プ S 7 0 3 で開始 さ れた ロ ー力ノレ の 受信装置 1 2 0 0 f にお け る 追つ かけ録画開始時刻 T r を 表す。 そ して 、 処理は上述の ス テ ッ プ S 7 0 4 を経て新た な ス テ ツ プ S 1 1 0 5 に進む。
ス テ ツ プ S 1 1 0 5 いて、 上述のス テ ッ プ S 1 1 0 1 で; is隔の受信装置 1 2 0 0 f r あ る いは専用 ス ト リ ー ミ ン グサ一ノ 9 1 2 f に録画データ が存在する と 判断さ れて い る 場合、 処理は次のス テ ッ プ S 1 1 0 6 へ進む。 一方、 上述のステ ッ プ S 1 1 0 1 で遠隔の受信装置 1 2 0 0 f r め る レ、は専用 ス ト リ ー ミ ングサ一バ 9 1 2 に録画デー タ が 存在 しない と 判断 さ れてい る場合、 処理はス テ ッ プ S 1 1 0 6 を ス キ ッ プ して新たなス テ ツ プ S 1 1 0 7 へ進む。
ス テ ツ プ S 1 1 0 6 し 3oいて、 遠隔の受信装置 1 2 0 0 f r あ る いは専用 ス ト リ 一ミ ン グサーバ 9 1 2 f r に蓄積 さ れてい る番組録画デ • ~ タ が、 番組の先頭か ら in —カル録 画開始時刻 T r ま で の部分ま での再生が開始 さ れる。 つ ま り 、 通信器 9 0 1 が、 ネ ッ 卜 ヮ ー ク 9 2 0 経由 で他の受 信装置 1 2 0 0 f r や専用ス ト リ ー ミ ングサ一パ、 9 1 2 f に対 して、 ス テ ッ プ S 0 3 で準備 しておいた再生を開 始 さ せる。 そ し 、 隔側で再生開始 さ れた番組データ を 、 ロ ー力ルの受信装置 1 2 0 0 は、 そ の通信器 9 0 1 で受 信 して、 番組デ コ ー ダ 1 0 2 へデー タ を送 り 込み、 最終的 に表 器 1 0 4 に提示す る。 そ して処理は、 次のステ ッ プ S 1 1 0 7 に進む。
ス テ ツ プ S 1 1 0 7 において、 遠隔側の録画データ の再 生が終了 し て !/、 る 力 否かが判断 さ れる 。 Y e s と 判断 さ れ
3 る 場合、 処理は新た な ス テ ッ プ S 1 1 0 8 に進む。 一方、 N o と 判断 さ れ る 場合、 処理は上述の ス テ ッ プ S 7 0 6 に 進む。 なお 、 ス テ ッ プ S 1 1 0 2 にお レヽて 、 遠隔 に録画 フ ア イ ルが存在 し な い と 判断 さ れて レ、 る 場合 に は 、 本ス テ ツ プでは必ず N o と 判 断 さ れて 、 処理はス テ ッ プ S 7 0 6 に 進む こ と に な る 。
ス テ ッ プ S 1 1 0 8 において 、 新規録画 フ ァ イ ルの先頭 力、 ら の再生力 S 開始 さ れ る 。 そ し て処理は、 ス テ ッ プ S 7 0 6 へ進む。 遠隔の録画データ の再生が 、 ロ ーカ ル録画開始 時刻 T r L の と こ ろ ま で進んだ時点 で、 ロ ー カ ルの受信装 置 1 2 0 0 f に録画 し た録画フ ァ イ ル を 同 じ時刻 の場所力、 ら 再生す る こ と で、 番組の続き の部分 を切れ 目 無 く 追 つ か け再生す る 。
ス テ ッ プ S 7 0 6 において、 ユーザ に よ る 追 つ かけ終了 ボ タ ン操作が検 出 さ れ る 場合、 処理はス テ ッ プ S 1 1 0 9 へ進む。
ス テ ッ プ S 1 1 0 9 において 、 遠隔側での番組録画デー タ フ ァ イ ル の再生 あ る い は、 ロ ーカ ル側での番組録画デー タ フ ア イ ノレ の再生の 内 で、 実行 さ れて い る 方が強制的 に終 了 さ せ ら れ る 。 そ し て 、 処置は上述の ス テ ッ プ S 7 0 9 お よ びス テ ッ プ S 7 1 0 を経て 、 本ルー チ ンが終了 さ れ る 。
一方、 ス テ ッ プ S 7 0 6 におい て 、 本ス テ ッ プでユーザ に よ る 追 つ か け終了 ポ タ ン操作が検 出 さ れな い場合、 処理 は上述の ス テ ッ プ S 7 0 8 に進む。 そ して 、 ス テ ッ プ S 7 0 8 で番組の再生終了 が検出 さ れな い場合、 処理は上述 の ス テ ッ プ S 1 1 0 7 に戻 り 、 ス テ ッ プ S 1 1 0 7 、 S. 1 1
PC画薦 13
0 8 、 S 7 0 6 、 S I 1 0 9 あ る いは S 7 0 8 の処理を繰 り 返す。 そ してス テ ッ プ S 7 0 8 で、 Y e s と 判断さ れる 場合、 処理はス テ ッ プ S 7 0 9 お よ び S 7 1 0 を経て、 本 ルーチ ンが終了 さ れる。
上述の よ う に、 本実施の形態において は、 イ ン タ ーネ ッ ト への常時接続環境に手元に あ る ( ロ ーカ ルの) 受信装置 が接続 さ れてい る 状況で、 遠隔に あ る他の受信装置や、 受 信装置の動作をエ ミ ュ レ ー ト する サー ノ に録画さ れた番組 の フ ァ イ ル を 、 ロ ーカ ルの受信装置が蓄積 した番組の フ ァ ィ ル と 同様に扱 う 。 ま た、 遠隔に あ る フ ァ イ ルを用い、 追 つ かけ視聴をす る 。 ロ ーカ ルの受信装置で も 追つ かけ録画 を行 う が、 追つ カゝけ録画を開始する よ り 前の番組の部分に ついて は、 遠隔に あ る フ ァ イ ルを使 う 。 こ れに よ つ て 、 口 一力ノレ で番組の先頭か ら の追つ かけ録画 していない場合で も 、 番組の先頭部分力ゝ ら の追つ かけ再生が可能にな る。
(第 7 の実施の形態)
第 7 の実施の形態においては、 上述の受信装置 1 2 0 0 e と 、 遠隔にあ る他の受信装置 1 2 0 0 e r と の間で、 相 互に投機録画の代行を行 う 機能を付加 した も のであ る 。 な お、 本実施の形態においては、 ロ ーカルお よ び遠隔の受信 装置は、 それぞれ受信装置 1 2 0 0 g お よ び受信装置 1 2 0 0 g r と して識別 される。 投機録画に当 たっ て、 受信装 置 1 2 0 0 g の録画管理器に十分な空き容量が無い場合に は、 受信装置 1 2 0 0 g は遠隔の受信装置 1 2 0 0 g r に 対 して、 代行録画を依頼する。 そ して、 受信装置 1 2 0 0 g r は、 自 身の空き 容量お よ び投機録画の重要度に基づい
て、 受信装置 1 2 0 0 か ら依頼 さ れた代行録画を実行す る か否かを判断す る。
図 1 2 に、 本実施の形態にかかる 受信装置 1 2 0 0 も の 構造を示す。 受信装置 1 2 0 0 g は、 図 8 に示 した第 5 の 実施の形態にかかる受信装置 1 2 0 0 e に、 予約一覧管理 器 1 1 3 が追カ卩 さ れてい る。 そ して、 受信装置 1 2 0 0 g は、 ネ ッ ト ワ ー ク 9 2 0 を経由 して、 他の受信装置 1 2 0
0 g r や 1 2 0 0 g の動作をエ ミ ュ レー ト する 専用 ス ト リ 一 ミ ンダサー ノ 9 1 2 g (図示せず) に接続 さ れてレ、 る 。
図 1 3 を参照 して、 受信装置 1 2 0 0 g が代行録画を依 頼する た めに遠隔の受信装置 1 2 0 0 g r に対 して出力す る予約録画依頼情報 I t r について簡単に説明する。 予約 録画依頼情報 I t r は、 予約録画依頼する番組毎に、 予約 録画の依頼内容を規定する予約録画依頼情報 I R が含ま れ る。 本例においては、 2 つ の予約録画依頼情報 I R 1 及び
1 R 2 が、 予約録画依頼情報 I t r と し て生成 さ れてい る 予約録画依頼情報 I R は、 それぞれ、 予約録画依頼識別 子 R r、 依頼元識別子 I s r 、 予約録画番組識別子 I p 、 お よ び、 投機得点識別子 I P s を含む。
予約録画依頼識別子 R rは、 予約録画依頼情報 I R の個 々 を 区別する 情報であ り 、 本例において は I R 1 お よ び I R 2 が相 当 す る 。 なお、 予約録画依頼情報 I R に、 任意の 自 然数 n 個 の予約録画依頼情報 I R 1 〜 I R n が含まれる場 合には、 予約録画依頼識別子 R rは I R 1 〜 I R n が相 当す る。 ,
依頼元識別子 I s r は、 ロ ーカ ルであ る受信装置 1 2 0
0 g を識別する 情報であ り 、 本例 において は、 1 2 0 0 g が相 当する 。
予約録画番組識別子 I p は、 録画依頼する番組の放送時 刻 と 放送チ ヤ ン ネ ルを含む。
投機得点 P s は、 録画依頼する番組の投機得点 P s で あ る。
なお、 予約録画依頼情報 I R毎に、 予約録画依頼識別子 R r、 依頼元識別子 I s r 、 予約録画番組識別子 I p 、 お よ ぴ投機得点 P s を識別する場合は、 それぞれの符号の後 ろ に ( n ) を附 して表現す る。 つま り 、 本例において は、 予 約録画依頼情報 I R 1 の予約録画依頼識別子 R r ( 1 ) は 「
1 R 1 」 であ り 、 依頼元識別子 I s r ( 1 ) は 「 1 2 0 0 g 」 であ り 、 予約録画番組識別子 I p ( 1 ) は、 「 5 / 2 0 9 : 0 0 - 9 : 3 0 1 c h 」 であ り 、 投機得点 P s
( 1 ) は 「 8 」 であ る。 なお。 予約録画番組識別子 I p ( 1 ) は、 5 月 2 0 日 の 9 時力 ら 9 時 3 0 分に 1 チ ャ ン ネ ル で放送 さ れる番組を示 してい る。
同様に、 予約録画依頼情報 I R 2 の予約録画依頼識別子 R r ( 2 ) は 「 I R 2 」 であ り 、 依頼元識別子 I s r ( 2 ) は 「 1 2 0 0 g 」 であ り 、 予約録画番組識別子 I P ( 2 ) は、 「 5 / 2 1 2 0 : 0 0 - 2 0 : 4 5 5 c h 」 で あ り 、 投機得点 P s ( 2 ) は 「 9 」 であ る。 なお、 依頼元識 別子 I s r は常に同 じ値であ る。
図 1 4 お よ ぴ図 1 5 に示すフ ロ ーチ ャ ー ト を参照 して 、 受信装置 1 2 0 0 g お よ び受信装置 1 2 0 0 g r 間での予
約録画依頼お よ び依頼受諾処理について詳述す る 。 なお本 例において は、 受信装置 1 2 0 0 g か ら受信装置 1 2 0 0 g r に対 して予約録画依頼が な さ れる場合を例に説明す る 先ず、 ロ ー カ ル の受信装置 1 2 0 0 g は、 上述の予約録 画依頼情報 I R を、 イ ン タ ーネ ッ ト 等を介 して通信可能な 全ての遠隔の受信装置 1 2 0 0 g r に対 して 出力 した時点 で予約録画依頼処理が開始 さ れる 。
先ず、 ス テ ッ プ S 1 3 0 0 において、 受信装置 1 2 0 0 g は、 投機録画対象の番組の内、 自 身の リ ソ ー ス の制限上 、 予約録画が出来ない番組の予約録画の代行を依頼す る 予 約録画依頼情報 I R を生成 して、 受信装置 1 2 0 0 g r の —つに送信する。 そ して、 処理は次のステ ッ プ S 1 3 0 1 に進む。
ス テ ッ プ S 1 3 0 1 において、 受信装置 1 2 0 0 g r は 、 受信装置 1 2 0 0 g か ら 出力 さ れた予約録画依頼情報 I R を受信す る。 以降、 処理の主体は受信装置 1 2 0 0 g か ら受信装置 1 2 0 0 g r に変わ る。 こ の意味において、 以 降の説明 において特記無き 限 り 、 受信装置 1 2 0 0 g r が ロ ー カ ル 、 受信装置 1 2 0 0 g が遠隔 と 識別する。 さ ら に 、 処理の主体を明確にする た め に、 必要に応 じて、 各パ ラ メ ー タ の後 ろ に ( 1 0 0 g ) あ る いは ( 1 2 0 0 g r ) 附 すが、 図面等で表記ス ペー ス が限 られてい る場合には、 単 に ( g ) あ る いは ( g r ) と 省略 して標記する も の と す る 。 つま り 、 本ス テ ッ プにおいて は、 受信装置 1 2 0 0 g r は、 受信装置 1 2 0 0 g か ら 出力 さ れた予約録画依頼情報
03 06313
I R ( 1 2 0 0 g ) を受信す る 。 そ して 、 処理は次の ス テ ッ プ S 1 3 0 2 に進む。
ス テ ツ プ S 1 3 0 2 におレヽ て 、 遠隔の受信装置 1 2 0 0 g において 、 既 に録画予約 さ れて い る 番組を示す番組一覧 が抽 出 さ れ る 。 そ し て 、 処理は次の ス テ ッ プ S 1 3 0 3 に 進む
ス テ ッ プ S 1 3 0 3 において 、 予約録画番組識另1子 I p
( 1 2 0 0 g ) の表す番組が 、 ス テ ッ プ S 1 3 0 2 で抽 出 さ れた番組一覧 に含ま れてい る か否か、 つま り 口 一力 ノレ の 受信 2 0 0 g r ίこ お !/ヽて、 既に録画予約 さ れて い る か否かが判断 さ れ る 。 予約 さ れていれば、 遠隔の受信装置 1 2 0 0 g か ら の依頼に 関係 な く 、 受信 1 2 0 0 g r にて予約録画が実行 さ れ る の で、 予約成功 を予約判定結果 と し て受信装置 1 2 0 0 g に返信す る 。 そ して 、 処理は終 了す る。 一方、 予約 さ れて い ない場合に は、 N o と 判断 さ れて処理は次の ス テ ッ プ S 1 3 0 5 に進む。
ス テ ッ プ S 1 3 0 5 において 、 ス テ ツ プ S 1 3 0 2 で抽 出 さ れた番組の 1 つ を選択す る 。 そ し て 、 処理は次の ス テ ッ プ S 1 3 0 6 に進む。
ス テ ツ プ S 1 3 0 6 4こ お レヽて 、 ス テ ッ プ S 1 3 0 2 で抽 出 さ れた番組の全て が選択 さ れた か否かが判断 さ れ る 。 N o の場合、 処理は次の ス テ ツ プ S 1 3 0 7 に進む。 一方、 Y e s の場合、 処理は後述の ス テ ッ プ S 1 3 1 1 に進む。
ス テ ッ プ S 1 3 0 7 に おいて 、 ス テ ッ プ S 1 3 0 5 にお いて選択 さ れた 、 遠隔カゝ ら の録画依頼 さ れて い る 番組が 、 π一力 ルでの録画予約 と 競合 し て い る か否かが判断 さ れ る
組価得 2 ί
具体的には、 予約録画番組識別子 I p ( 1 2 0 0 g ) の つ番組の放送時間帯が、 受信装置 1 2 0 0 g r で投機録 画予定の番組の放送時間帯 と 重複 してい る か否かが判断 さ れる。 競合 してい ない場合は、 N O と 判断 して、 処理は上 述の ステ ツ プ S 1 3 0 5 に戻 る。 一方、 競合 してい る場合 は Y e s と 判断 して、 処理は次のス テ ッ プ S 1 3 0 8 に む。
ス テ ッ プ S 1 3 0 8 3 いては 、 口 一力 /レ の受信装置 1 0 0 g r において、 競合する投機録画予約 さ れてい る 番 の投機得点 P s ( 1 2 0 0 g r ) に所定の値を有する評 係数 E k を乗 じ て生成 さ れる依頼番組投機評価点 E P s 1 2 0 0 g ) が 、 予約録画依頼情報 I R に含まれる投機 点 P s ( 1 2 0 0 g ) よ り 大き いか否かが判断 さ れる 。 の評価係数 E k は、 投機得点 P s ( 1 2 0 0 g ) が表す 隔の依頼元の録画期待値を、 ロ ー力 ル の録画期待値,であ る投機得点 P s ( 1 2 0 0 ) に対 して重み付け をする と に よ つ て、 単純に投機得点 P s の値に基づ く 受諾の判 断を さ け る も の であ る つま り 、 本ス テ ツ プにおいては、 予約録画依頼 さ れた番組の予約録画を引 き 受け る か否力 を 判断 してい る。 なお、 評価係数 E k は、 遠隔の依頼元 ( 1
2 0 0 g ) 毎に変化 さ せて も 反い し、 ま た、 放送時間帯や 番組の ジ ヤ ンル 、 あ る いは、 ロ ー力 ル ( 1 2 0 0 g r ) の記録容量に応 じて変化 させて も よ い N o の場合は、 処 は次のス テ ツ プ S 1 3 0 9 に進む。 一方、 Y e s の場合 処理は ス テ ツ プ S 1 3 1 0 に進む。
ス テ ッ プ S 1 3 0 9 において は 依頼 さ れた番組の予約
06313 を受け付け ないで、 予約失敗を予約判定結果 と して受信装 置 1 2 0 0 g に返信する 。
ス テ ッ プ S 1 3 1 0 において 、 ス テ ッ プ S 1 3 0 2 で抽 出 さ れた番組一覧力、 ら 、 ステ ッ プ S 1 3 0 7 において N o と 判断さ れた番組の予約が削除 さ れる 。 そ して、 処理は次 のス テ ッ プ S 1 3 1 1 に進む。
ス テ ッ プ S 1 3 1 1 におレ、 て は、 上述の ス テ ッ プ S 1 3 0 5 〜 S 1 3 1 0 を経て 、 ス テ ッ プ S 1 3 0 3 お よ びス テ ッ プ S 1 3 0 8 で Y e s 、 と 判断 さ れた番組 と 、 ステ ッ プ S 1 3 1 0 で削除 さ れなかっ た番組の投機録画を確定す る 。 そ して、 処理は次のステ ッ プ S 1 3 1 2 に進む。
ス テ ッ プ S 1 3 1 2 において 、 ス テ ッ プ S 1 3 0 8 に お いて Y e s と 判断 さ れた番組に対 して、 予約成功 と して 、 受信装置 1 2 0 0 g に返信する 。 そ して、 処理は次のス テ ッ プ S 1 3 1 4 に進む。
ス テ ッ プ S 1 3 1 4 において 、 受信装置 1 2 0 0 g は 、 受信装置 1 2 0 0 g r のそれぞれカゝ ら返信 さ れた、 予約返 信結果に基づいて、 番組毎に投機録画予約 を代行 して く れ る受信装置 1 2 0 0 g r を認識 して、 代行投機録予約情報 を生成する 。 そ して、 処理を終了する。
なお、 ス テ ッ プ S 1 3 0 0 で予約録画依頼情報 I R を送 信 した受信装置 1 2 0 0 g r 毎に 、 上述の ス テ ッ プ S 1 3 0 1 〜 S 1 3 1 4 の処理を繰 り 返すこ と に よ っ て、 受信装 置 1 2 0 0 g が利用可能な全て の受信装置 1 2 0 0 g r に 、 投機録画予約の代行分散する こ と が 出来る 。 別の受信装 置 1 2 0 0 g r に、 予約録画の代行を依頼する 際には、 そ
れま での受信装置 1 2 0 0 g r に よ っ て、 予約成功 と さ れ た番組の予約録画番組識別子 I p を除いて、 予約録画依頼 情報 I R を生成する のが望ま しい。
なお、 上述のス テ ッ プ S 1 3 0 2 〜 S 1 3 1 1 の処理は 、 主に予約一覧管理器 1 1 3 に よ っ て実行 さ れる。
次に、 図 1 5 を参照 して、 予約一覧管理器 1 1 3 に よ る 上述の処理の内容について、 具体例に説明する。 同 図 に は 、 予約一覧管理器 1 1 3 の内部で作成 さ れる予約一覧管理 データ D Aが模式的に示 さ れてい る。 予約一覧管理デー タ D A は、 予約録画対象の番組毎に、 予約録画の依頼内容を 規定する 予約録画情報 I I R が含まれる。 本例において は 、 5 つの予約録画情報 I I R 1 〜 I I R 5 が、 予約録画情 報 I I R と して生成 されてい る 。
予約録画情報 I I R は、 それぞれ、 予約録画識別子 I R r 、 予約録画番組識別子 I p 、 録画形態識別子 F r 、 依頼 番組投機評価点 E P s 、 依頼元識別子 I s r 、 お よ び依頼 先識別子 I s e を含む。 予約録画番組識別子 I p 、 依頼番 組投機評価点 E P s 、 及び依頼元識別子 I s r は、 上述の 予約録画依頼情報 I R に含まれる 情報 と 同 じであ る 。
予約録画識別子 I R r は、 予約一覧管理器 1 1 3 で管理 する 、 番組毎の予約録画の内容を規定する 情報であ る 。 本 例において は、 5 つの番組の予約録画が管理対象 と な っ て い る 。
録画形態識別子 F r は、 予約録画の形態を規定す る 情報 であ る 。 本例においては、 投機録画予約お よ び予約録画依 頼の 2 種類の何れかが設定 さ れる。
依頼先識別子 I s e は、 1 2 0 0 g r が他の受信装置 1 2 0 0 g あ る いは受信装置 1 2 0 0 g r — b に録画予約 を 依頼す る 相手先 を指定する 情報であ る。
本例 において は、 予約録画情報 I I R 1 は、 受信装置 1 2 0 0 g 力 ら依頼 されて レ、 る録画を規定 してい る 。 具体的 には、 受信装置 1 2 0 0 g において、 投機録画対象 と 設定 さ れた、 5 月 1 0 日 の 8 時 1 5 分〜 8 時 3 0 分の間、 1 チ ヤ ンネルで放送 さ れる番組の投機得点 P s は 3 であ り 、 評 価係数 E k は 0 . 8 であ り 、 依頼番組投機評価点 E P s は 2 . 4 で あ る こ と を示 してレ、 る 。
予約録画情報 I I R 2 は、 受信装置 1 2 0 0 g r 自 身の 投機録画を規定 している。 具体的には、 5 月 2 0 日 の 9 時 0 0 分〜 1 0 時 0 0 分の間、 5 チャ ンネルで放送 さ れる番 組の投機得点 P s は 2 であ り 、 評価係数 E k は 1 であ り 、 依頼番組投機評価点 E P s は 2 であ る こ と を示 してい る 。 予約録画情報 I I R 1 におけ る評価係数 E k 力 0 · 8 で あ る の に対 して、 予約録画情報 I I R 2 におけ る 評価係数 E k が 1 であ る の は、 自 身の予約録画の方を あ る程度優先 さ せる意図 に よ る も ので あ る 。
予約録画情報 I I R 3 は、 他 の受信装置 1 2 0 0 g r - b か ら依頼 さ れてい る投機録画を規定 してい る。 具体的 に は 、 5 月 2 0 日 の 9 時 0 0 分〜 9 時 3 0 分の間、 1 チ ャ ンネ ルで放送 さ れる番組の投機得点 P s は 8 であ り 、 評価係数 E k は 0 . 5 で あ り 、 依頼番組投機評価点 E P s は 4 であ る こ と を示 してい る。 予約録画情報 I I R 1 にお け る 評価 係数 E k 力 S 0 . 8 であ る の に対 して、 予約録画情報 I I R
3 にお け る評価係数 E k 力 S 0 . 5 であ る のは、 受信装置 1 2 0 0 g 力 ら の依賴を受信装置 1 2 0 0 g r _ b 力 ら の依 頼に優先 さ せる意図 に よ る も のであ る。
予約録画情報 I I R 4 は、 受信装置 1 2 0 0 g r 自 身の 投機録画を規定 してい る。 具体的には、 5 月 2 1 日 の 2 0 時 0 0 分〜 2 0 時 3 0 分の間、 7 チャ ンネルで放送 さ れる 番組の投機得点 P s は 6 であ り 、 評価係数 E k は 1 であ り 、 依頼番組投機評価点 E P s は 6 であ る こ と を示 してい る 予約録画情報 I I R 5 は、 受信装置 1 2 0 0 g r が、 遠隔の受信装置 1 2 0 0 g r に依頼する予約録画を規定 し てレヽ る 。 具体的には、 5 月 1 0 日 の 8 時 0 0 分〜 9 時 0 0 分の間、 7 チ ャ ンネルで放送 さ れ る番組の投機得点 P s は 6 であ り 、 評価係数 E k は 1 であ り 、 依頼番組投機評価点 E P s は 2 であ る こ と を示 してい る。
本例において は、 予約録画情報 I I R 2 と 予約録画情報 I I R 3 で予約録画が要求 さ れてい る番組の放送時間が重 複 してい る 。 こ の場合、 予約一覧管理器 1 1 3 は依頼番組 投機評価点 E P s ( I R R 2 ) 力 S 2 であ り 、 投機得点識別 子 I P s ( I R R 3 ) 力 S 4 であ る こ と に基づレ、て、 予約録 画情報 I I R 3 の予約録画依頼を受諾する と 共に、 受信装 置 1 2 0 0 g r に対 して予約成功の 旨 を通知する。 一方、 予約録画識別子 I R r 2 の予約録画依頼を拒絶する と 共に、 受信装置 1 2 0 0 g r 一 b に対 して'予約不成功 の 旨 を通知 する。
なお、 本例において は、 受信装置 1 2 0 0 g r は受信装
置 1 2 0 0 g r 自 身か ら 予約不成功通知を受 け る と 、 予約 録画情報 I I R 2 自 体を削除する 。
なお、 予約録画情報 I I R 5 に関 して も 、 受信装置 1 2
0 0 g r — b において、 同様に処理が行われる こ と は言 う ま で も ない
以上の よ う に本発明 において は、 予約録画で生成 さ れ る 録画フ ア イ ルと 、 投機録画で生成 さ れる フ ァ イ ル と 、 追つ かけ録画で生成 される フ ァ イ ル と 、 ネ ッ ト ワ ーク で接続 さ れる他の受信装置に含まれる フ ァ イ ル と を、 ユーザか ら み て 同様のュ一ザイ ンタ フ エー ス で透過的に扱え る ため、 特 別な操作を覚え る必要な しに、 上記の高度な機能を享受で さ る。
さ ら に、 ネ ッ ト ワ ー ク な どを介 して他の受信装置にたい して、 予約録画の代行を依頼でき る。 そ して、 依頼 さ れた 受信装置は、 自 身の投機録画 と 依頼 さ れた録画 と の重要度 に応 じて、 依頼の受諾を決定でき る の で、 相互補助的に分 散録画で き る 。 産業上の利用可能性
以上の よ う に、 こ の発明 は、 デジ タ ル放送お ょ ぴイ ンタ ーネ ッ ト 等の伝送手段を介 して リ アルタ イ ム に放送あ る い は配信 さ れる番組を一旦蓄積 して、 放送あ る いは配信時 と 非同期に視聴でき る機能を有する 受信装置に用 い られる こ と ができ る。 さ ら に、 追つ かけ録画お よび、 互いに分散 し て蓄積で き る受信装置に用い る こ と ができ る 。