WO2007052475A1 - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Kaori Furuya
Hironao Minato
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/45Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
    • A61F13/49Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers
    • A61F13/494Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers characterised by edge leakage prevention means
    • A61F13/49406Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers characterised by edge leakage prevention means the edge leakage prevention means being at the crotch region
    • A61F13/49413Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers characterised by edge leakage prevention means the edge leakage prevention means being at the crotch region the edge leakage prevention means being an upstanding barrier
    • A61F13/4942Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers characterised by edge leakage prevention means the edge leakage prevention means being at the crotch region the edge leakage prevention means being an upstanding barrier the barrier not being integral with the top- or back-sheet

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Abstract

 防漏カフの丈を高くすることが容易な使い捨ておむつ。  使い捨ておむつ1が、股下域8の内面に股下域8の幅を二等分する中心線C-Cを挟んで向かい合う一対の防漏カフ20を有する。防漏カフ20のそれぞれは、第1シート片21と、第1シート片21とは別体の第2シート片22とによって形成される。第1、第2シート片21,22のそれぞれは、おむつ1の内面に固定される底縁部28,38と、股下域8の内面に対して非固定状態にある頂縁部29,39とを有し、第1シート片21の底縁部28は第2シート片22の底縁部38から離間して中心線C-C寄りに位置する。第1シート片21と第2シート片22とは、おむつの内面に倒伏した状態において互いに重なり合う部位の一部分で接合しており、第1、第2シート片21,22における一方の頂縁部は他方の頂縁部よりも中心線C-C寄りに位置していて中心線C-Cに平行する弾性部材42が伸長状態で取り付けられる。

Description

明 細 書
使い捨ておむつ
技術分野
[0001] この発明は、弾性防漏カフを有する使い捨ておむつに関する。
背景技術
[0002] おむつ内面からの起立が可能な防漏カフを有する使い捨ておむつは、従来よく知 られている。このカフは、伸長状態でおむつに取り付けられている弾性部材が収縮す ることによっておむつ内面力 起立するように作られており、起立したときには、おむ つ内面上の体液が横方向から漏れることを防止する。
[0003] 例えば、特開平 1— 162807号公報 (特許文献 1)に開示された使い捨てのおむつ は、股領域に前後方向へ延びるフローティング内側カフスを有する。フローティング 内側カフスは、トップシートの一部分力 なるカフス層と、カフス層の下に設けられた ベース層と、カフス層とベース層との間に介在して前後方向へ延びる伸縮自在な弹 性部材とを有する。伸縮自在な弾性部材は、ベース層に貼着されていない非貼着部 分が収縮すると、カフス層をベース層力も離間させるように持ち上げる。カフス層はま た、伸縮自在な弾性部材力 おむつの幅方向面側へ所要寸法だけ離れた部位がベ ース層に接合している。それゆえ、カフス層は、それが持ち上げられると、断面形状 が逆 V字形を画き、おむつの内側と外側とに位置する二重の壁力もなる防漏カフを 形成する。
[0004] また、特開平 1— 213402号公報 (特許文献 2)に開示された使い捨てのおむつは 、サイドフラップがおむつ着用者の肌に接する第 1のシートと、第 1のシートの下側に 重ねられた第 2のシートと有し、そのサイドフラップには、外側縁の近傍に第 1の弾性 部材が取り付けられており、第 1の弾性部材と液吸収性コアとの間に第 2の弾性部材 が取り付けられている。第 1のシートは第 2の弾性部材カ その両側へ所要寸法離れ た部位で第 2のシートに接合しており、第 2の弾性部材が収縮すると、その部位と部 位との間で第 1のシートが上方へ隆起して、おむつの内側と外側とに位置する二重 の壁からなる防漏カフを形成する。 特許文献 1:特開平 1— 162807号公報
特許文献 2:特開平 1— 213402号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0005] 特許文献 1, 2に開示された二重の壁力 なり弾性を有する防漏カフは、おむつの 両側部分においておむつの内面と外面とを形成しているシートの間に弾性部材を介 在させ、その弾性部材が収縮するときに、内面を形成しているシートを下力 持ち上 げるようにして形成されるものであるから、防漏カフの高さは、おむつの両側部分の 幅によって制限される。例えば、防漏カフの丈を高くしょうとするときには、特におむ つの股下域において両側部分の幅を大きくとらなければならない。しかし、股下域の 幅を大きくすることには、おむつの設計上において限界がある。一方、そのように限 界のある股下域において防漏カフの高さを高くしょうとすると、股下域における体液 吸収性芯材の幅を狭くしなければならず、幅の狭い芯材を有するおむつでは、股下 域における体液吸収容量が一般的には低下する。そこで、この発明では、二重の壁 力 なる防漏カフを形成する場合に生じるこれら従来技術における問題の解消を課 題にしている。
課題を解決するための手段
[0006] 前記課題解決のために、この発明が対象とするのは、おむつ着用者の身体を被覆 する前胴周り域と後胴周り域と股下域とを有し、前記着用者の肌に当接する内面と前 記着用者の着衣に当接する外面との間に体液吸収性芯材が設けられており、前記 内面には、前記股下域の幅を二等分する中心線を挟んで向力 、合 、前記前胴周り 域と前記後胴周り域とにまで延びており前記内面力 の起立性向を有する一対の弾 性防漏カフが形成されて 、る使 、捨ておむつである。
[0007] 力かる使い捨ておむつにおいて、この発明が特徴とするところは、次のとおりである 。前記防漏カフのそれぞれが、前記中心線に平行して延びる帯状の第 1シート片と 前記第 1シート片とは別体の第 2シート片とによって形成されている。前記第 1、第 2シ 一ト片のそれぞれは、前記前後胴周り域と前記股下域とにおいて前記内面に対して 固定状態にある底縁部と、前記前後胴周り域と前記股下域とのうちの少なくとも前記 股下域において前記内面に対して非固定状態にある頂縁部とを有している。前記第
1シート片の前記底縁部は、前記第 2シート片の前記底縁部から離間して前記中心 線寄りに位置しており、前記第 1シート片と前記第 2シート片とは、前記中心線に向か つて前記内面上に倒伏して重なり合う状態において、それぞれの前記底縁部から前 記中心線寄りに離間して 、て前記中心線に平行して 、る部位にぉ 、て互いに接合 しているとともに、前記第 1、第 2シート片における一方の前記頂縁部が他方の頂縁 部よりも前記中心線寄りに位置しており、前記他方の頂縁部には前記中心線に平行 する弾性部材が伸長状態で取り付けられて 、る。
[0008] この発明の好ましい実施態様において、前記一方の頂縁部にも前記中心線に平行 する弾性部材が伸長状態で取り付けられて 、る。
[0009] この発明の好ましい他の実施態様において、前記第 1シート片には、前記第 2シー ト片と互いに接合している部位と前記第 1シート片の前記底縁部との間の部位に前記 中心線に平行する弾性部材が伸長状態で取り付けられている。
発明の効果
[0010] この発明に係る使い捨ておむつでは、防漏カフが第 1シート片と第 1シート片とは別 体の第 2シート片とによって形成されており、第 1シート片の底縁部は第 2シート片の 底縁部から離間していておむつの中心線寄りに位置している。力 うな防漏カフは、 第 1、第 2シート片のうちの少なくとも一方の幅を大きくすると、防漏カフの丈が高くな る。第 1シート片と第 2シート片とは、おむつの内面と協働して空間を作り、防漏カフを 二重の壁力もなるものにして、第 2シート片が第 1シート片の体液による汚れを隠蔽す る手段となる。
[0011] 第 1、第 2シート片それぞれの頂縁部に弾性部材が伸長状態で取り付けられている 態様のこの発明では、第 1、第 2シート片のいずれか一方の頂縁部にのみ弾性部材 が伸長状態で取り付けられている態様に比べて、防漏カフをおむつの内面から起立 させる力が強くなり、かつ、それぞれの頂縁部をおむつ着用者の肌に弾性的に密着 させることがでさる。
[0012] 第 1シート片に対して、第 1シート片が第 2シート片と接合している部位と第 1シート 片の底縁部との間に、中心線に平行する弾性部材が伸長状態で取り付けられている 態様のこの発明では、その弾性部材の収縮によって、弾性部材が取り付けられてい る部位の近傍で第 1シート片にギャザーが生じ、そのギャザーが第 1シート片と第 2シ ート片との接近を妨げて、第 1シート片と第 2シート片との間に形成される空間を大き く広げることに役立つ。
図面の簡単な説明
[図 1]使い捨ておむつの部分破断平面図。
[図 2]図 1の部分拡大図。
[図 3]図 1の III III線切断面を示す図。
[図 4]使い捨ておむつが湾曲したときの防漏カフの状態を示す図 3と同様な図。
[図 5]実施態様の一例を示す図 1と同様な図。
[図 6]図 5の VI— VI線切断面を示す図。
[図 7]図 5のおむつが湾曲したときの防漏カフの状態を示す図 4と同様な図。
符号の説明
1 使い捨ておむつ
2 内面(内面シート)
3 外面 (外面シート)
4 、材
20 防漏カフ
21 第 1シート片(内側シ -ト)
22 第 2シート片 (外側シ -ト)
28 底縁部 (外側縁部)
29 頂縁部(内側縁部)
32 弾性部材
38 底縁部 (外側縁部)
39 頂縁部(内側縁部)
42 弾性部材
56 弾性部材
発明を実施するための最良の形態 [0015] 添付の図面を参照して、この発明に係る使い捨ておむつの詳細を説明すると、以 下のとおりである。
[0016] 図 1, 2において、図 1は、使い捨ておむつ 1の部分破断平面図であり、図 2は図 1 における部分 Πの拡大図である。おむつ 1は、おむつ着用者の肌に当接する内面を 形成している透液性内面シート 2と、着衣に当接する外面を形成している不透液性外 面シート 3と、これら両シート 2, 3間に介在する体液吸収性芯材 4とを有する。おむつ 1はまた、前後方向 Lと幅方向 Wとを有し、その前後方向 Lには前胴周り域 6と、後胴 周り域 7と、これら両域 6, 7間に介在する股下域 8とが形成されている。前後胴周り域 6, 7それぞれの端縁部 11, 12では、胴周り弾性部材 13, 14が内外面シート 2, 3の 間にあって、これらシート 2, 3の少なくとも一方に伸長状態で接合している。股下域 8 の両側縁部 16では、脚周り弾性部材 17が内外面シート 2, 3の間にあって、これら両 シート 2, 3の少なくとも一方に伸長状態で接合している。また、後胴周り域 7の両側縁 部 18には、前後胴周り域 6, 7を連結するためのテープファスナ 19が取り付けられて いる。おむつ 1の内面には、おむつ 1の幅を二等分する中心線 C Cの両側それぞ れに、防漏カフ 20が形成されている。
[0017] 防漏カフ 20は、図 1において互いに重なり合って前後方向 Lへ延びる互いに別体 の帯状シート片カもなる内側シート 21と外側シート 22とを有する。内側シート 21は、 好ましくは不透液性シートからなるもので、前後端縁部 26, 27と外側縁部 28とがホッ トメルト接着剤 24によって表面シート 2に接合して ヽる。内側縁部 29および内側縁部 29と外側縁部 28との間の中間部分 31は、表面シート 2に接合しておらず、その中間 部分 31には、前後方向 Lへ延びる中間部弾性部材 32がホットメルト接着剤(図示せ ず)によって伸長状態で取り付けられている。外側シート 22もまた、好ましくは不透液 性シートからなるもので、前後端縁部 36, 37と外側縁部 38とがこれらと重なり合う表 面シート 2および Zまたは内側シート 21にホットメルト接着剤 34によって接合している 。外側シート 22の内側縁部 39は、表面シート 2にも内側シート 21にも接合していな いが、内側縁部 39と外側縁部 38との間の中間部分 41は、内側シート 21の内側縁部 29に対してホットメルト接着剤 43によって接合している。内側縁部 39には、縁部弹 性部材 42がホットメルト接着剤(図示せず)によって伸長状態で取り付けられて!/、る。 [0018] 図 3は、図 1の m—m線切断面を示す図である。ただし、断面形状の理解を容易に するために、防漏カフ 20が内面シート 2から僅かに立ち上がった状態で示され、内側 シート 21と外側シート 22とが僅かに離間した状態で示されている。内面シート 2に対 して接着剤 24によって固定されている内側シート 21の外側縁部 28は、内面シート 2 に対して接着剤 34によって固定されている外側シート 22の外側縁部 38よりも中心線 (図 1参照)の側へ偏倚している。内側シート 21の内側縁部 29は、外側シート 22の中 間部 41に接合していて、外側シート 22の内側縁部 39が内側シート 21の内側縁部 2 9から中心線 Cに向力つて延出している。力 うな防漏カフ 20では、内側シート 21と 外側シート 22と内面シート 2とによって囲まれた空間 51が形成される。図から明らか なように、表面シート 2と裏面シート 3とは、ホットメルト接着剤 52, 53を介して芯材 4に 接合しており、芯材 4の外側ではホットメルト接着剤 54を介して互いに接合して 、る。
[0019] 図 4は、図 1のおむつ 1が表面シート 2を内側にして前後方向 Lにおいて湾曲したと きの防漏カフ 20の状態を示す図 3と同様な図である。力 うな防漏カフ 20の状態は、 おむつ 1が着用されたときの状態にほぼ匹敵するものでもある。おむつ 1では、それ が湾曲すると、縁部弾性部材 42と中間弾性部材 32とが収縮することに伴い、防漏力 フ 20は、図示の如く内面シート 2から起立して空間 51が大きく広がり、内側シート 21 と外側シート 22とからなる二重の壁を有するものとなる。起立した防漏カフ 20では、 内側シート 21の外側縁部 28と外側シート 22の外側縁部 38とのそれぞれが底縁部と なり、外側シート 22の内側縁部 39が頂縁部となり、内側シート 21の内側縁部 29が外 側シート 22との接合部となる。力 うな状態にある防漏カフ 20は、おむつ 1において 幅方向の外側へ向力つて流れる体液を内側シート 21によって止めることができる。内 側シート 21がその体液によって汚れた場合でも、外側シート 22がその汚れた内側シ ート 21を隠蔽しているので、内側シート 21の汚れは目立つことがない。また、体液が 内側シート 21を透過した場合でも、その体液は、外側シート 22によって流れを止めら れて空間 51の外へ出ることがないから、おむつ 1から漏れるということもない。おむつ 1の着用中の内側シート 21と外側シート 22とは、常に一体となって動くので、空間 51 は消失することがなぐ外側シート 22は確実に汚れを隠蔽し、体液の漏れを防ぐこと ができる。縁部弾性部材 42は、外側シート 22の内側縁部 39を収縮させてそこにギヤ ザ一(図示せず)を形成する。中間部弾性部材 32は、内側シート 21の中間部 31を収 縮させてそこにギャザー(図示せず)を形成し、このギャザーは、内側シート 21と外側 シート 22とが接近したときに、これら両シート 21, 22が密着することを妨げることがで きる。両シート 21, 22が密着することなぐ互いに離間していれば、外側シート 22によ る汚れ隠蔽効果が確実になる。力ような防漏カフ 20は外側シート 22の幅を大きくす ることによって、防漏カフ 20の丈を簡単に高くすることができる。おむつ 1が着用され た状態にあるときの防漏カフ 20は、図に示される内側シート 21と外側シート 22との内 面シート 2上における離間寸法 mが 3〜30mmの範囲にあることが好ましぐ防漏カフ 20の内面シート 2からの起立寸法 n、即ち図 4における内面シート 2から外側シート 2 2の内側縁部 39までの丈は 10〜100mmの範囲にあることが好ましい。
[0020] 図 5, 6, 7は、この発明の実施態様の一例を示す図であって、図 5は図 1と同様な 図であり、図 6は図 5の VI— VI線切断面を示す図 3と同様な図であり、図 7は図 5のお むつ 1が湾曲したときの防漏カフ 20の状態を示す図 4と同様な図である。図 5, 6にお いて明らかなように、防漏カフ 20の内側シート 21は、その内側縁部 29が後胴周り域 7と股下域 8とにおいて外側シート 22の内側縁部 39から中心線 Cに向力 ように延出 している。ただし、内側シート 21は、股下域 8から前胴周り域 6にかけての排尿部位に おいて内側縁部 29どうしの離間寸法が大きく広がるように、図 5において明らかなよう に中心線 Cに対して傾斜している。内側シート 21と外側シート 22とは、互いの中間部 31, 41どうしがホットメルト接着剤 57を介して接合しており、内佃 jシート 21には、その 内側縁部 29に第 2の縁部弾性部材 56が伸長状態で取り付けられている。ただし、こ の場合の内側シート 21には、図 3の如き中間部弾性部材 32が省かれている。外側シ ート 22の内側縁部 39には図 3と同様に縁部弾性部材 42が取り付けられている。
[0021] おむつ 1が湾曲したときの防漏カフ 20は、図 6に示されるように、縁部弾性部材 42 と第 2の縁部弾性部材 56とが収縮することにより、表面シート 2から起立しており、内 側縁部 29, 39のそれぞれ力これら弾性部材 42, 56の作用下におむつ着用者の肌 に密着可能になる。内側シート 21は、尿力排泄される部位において、内側縁部 29ど うしがおむつ 1の幅方向 Wで大きく離間するように作られているから(図 5参照)、尿を 防漏カフ 20どうしの間で確実に吸収される。ただし、図 5のおむつ 1において、内側 縁部 29どうしが平行するものであって、そのように離間していない態様の防漏カフを 採用することも可能である。
[0022] 力ように形成されるおむつ 1において、透液性の表面シート 2には、不織布ゃ開孔 プラスチックフィルム等が使用される。不透液性裏面シート 3には、プラスチックフィル ム、不織布、プラスチックフィルムと不織布とを積層した複合シート等が使用される。 芯材 4には、粉砕パルプ、粉砕パルプと高吸収性ポリマー粒子との混合物等をテイシ ユーぺーパゃ不織布等の透液性に優れたシートまたは透液性と液拡散性とに優れ たシートで被覆したものが使用される。防漏カフ 20における内側シート 21と外側シー ト 22とには不織布やプラスチックフィルム力もなり、撥水性、好ましくは撥水性であつ て不透液性のシートが使用される。また、外側シート 22には、内側シート 21よりも高 い通気性のシートを使用することを一例として、不透液性や通気性、柔軟性等に関し て性質の異なる内側シート 21と外側シート 22とを使用することもできる。また、この発 明において、シート材料どうしの接着を溶着に代えたり、溶着を接着に代えたりするこ とができる。さらにはまた、この発明は、図示例の如き開放型おむつの他に、パンツ 型のおむつで実施することもできる。
産業上の利用可能性
[0023] この発明によれば、二重の壁を有する防漏カフの丈を高くすることが容易な使い捨 ておむつを製造することができる。

Claims

請求の範囲
[1] おむつ着用者の身体を被覆する前胴周り域と後胴周り域と股下域とを有し、前記着 用者の肌に当接する内面と前記着用者の着衣に当接する外面との間に体液吸収性 芯材が設けられており、前記内面には、前記股下域の幅を二等分する中心線を挟ん で向かい合い前記前胴周り域と前記後胴周り域とにまで延びており前記内面からの 起立性向を有する一対の弾性防漏カフが形成されている使い捨ておむつであって、 前記防漏カフのそれぞれが、前記中心線に平行して延びる帯状の第 1シート片と 前記第 1シート片とは別体の第 2シート片とによって形成されていて、前記第 1、第 2 シート片のそれぞれが前記前後胴周り域と前記股下域とにおいて前記内面に対して 固定状態にある底縁部と、前記前後胴周り域と前記股下域とのうちの少なくとも前記 股下域において前記内面に対して非固定状態にある頂縁部とを有していて、前記第 1シート片の前記底縁部が前記第 2シート片の前記底縁部力 離間して前記中心線 寄りに位置しており、前記第 1シート片と前記第 2シート片とは、前記中心線に向かつ て前記内面上に倒伏して重なり合う状態において、それぞれの前記底縁部から前記 中心線寄りに離間して 、て前記中心線に平行して 、る部位にぉ 、て互いに接合して いるとともに、前記第 1、第 2シート片における一方の前記頂縁部が他方の頂縁部より も前記中心線寄りに位置しており、前記他方の頂縁部には前記中心線に平行する弹 性部材が伸長状態で取り付けられていることを特徴とする前記おむつ。
[2] 前記一方の頂縁部にも前記中心線に平行する弾性部材が伸長状態で取り付けら れて 、る請求項 1記載のおむつ。
[3] 前記第 1シート片には、前記第 2シート片と互いに接合している部位と前記第 1シー ト片の前記底縁部との間の部位に前記中心線に平行する弾性部材が伸長状態で取 り付けられている請求項 1または 2記載のおむつ。
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