APS新製品 ASR118 3 Gun Competition KeyMod Rifle

AIRSOFT97

2016年03月16日 19:45




こんばんは、Tacです。
今日はAPSの新製品、「ASR118 3 Gun Competition KeyMod Rifle」の分解レビューを行います。

現在は当店に1丁だけサンプル品が到着しており、製品版の予約開始は4月上旬、商品到着は4月中旬ごろを予定しております!

外装のレビュー動画も編集中ですので、ご期待下さい。(OvO)






それでは分解を始めます。
まずは丸で囲ったピンを抜き、レシーバーをテイクダウンします。






このモデルはAPS M4シリーズのなかでもトップクラスのインナーバレル長を誇り、その長さは430mmとAK並み!
ステンレス製のインナーバレルは大変強度が高く、精度も申し分ありません。




インナーバレルの先端はしっかりとハイダーで保持されているので、センターズレや発射の振動によってブレる心配もありません。






ストックパイプとグリップ、モーターを取り外します。

グリップはタンゴダウンタイプにステッピングが施されております。
もしかするとMOEタイプに変更になるかもしれません。






2mmのピンポンチを使ってボルトキャッチのピンを外します。
このピンは無くしてしまうと厄介なので注意が必要です。

続いてレシーバーを裏返し、大型のマガジンキャッチを外します。






丸で囲った2本のピンを抜くと、メカボックスを取り出すことができます。

ブローバックダミーボルトとトリガーがゴールドカラーになっていますね。
ダミーボルトはASR116からチタニウムコーティングのゴールドカラーでしたが、トリガーはこのモデルから変更になっております。






ブローバックダミーボルトを外し、メカボックス後方からスプリングガイドとスプリングを取り出します。






このモデルはシルバーエッジVer.2メカボックスを搭載しております。

APSでは、銀色に輝く高強度メカボックスシェルとメタル軸受けの物を「シルバーメカボックス」、それをベアリング軸受けに換装した物を「シルバーエッジメカボックス」と呼んでいます。








ASPはピストンの一番最後のメタル歯に遊びがある場合があり、そのままドライブさせると不規則なノイズが発生することがあるので、このメタル歯は綺麗に接着します。

また、ピストンヘッド固定ネジが緩んだり、外れてしまうと一大事なので、高強度ネジロック剤で固定します。




配線は耐熱性の高いテフロンコードを使用。
軸受けはクローズドタイプのベアリング軸受けとなり、低抵抗化に貢献しています。

モーターの下を通るプラス配線には熱収縮チューブがかけられ、メカボックスに接着されています。
ここの配線がフリーだと、浮いてしまい、ピニオンギアで傷つけてしまう恐れがあるので、接着されていると安心ですね。




シリンダーはAPS M4シリーズは全て共通の加速シリンダーが入っていますが、ASR118のインナーバレル長だとエアー量が足りないので、シリンダーが交換した方が良いでしょう。

今回はサンプル品だったので加速シリンダーでしたが、当店でAPSにオーダーするときにはフルシリンダーモデルでお願いしようと思っています。




Ultimate試作1号機として、EG1000モーターを導入します。
スイッチ焼けを防止するSBDは、ダーティワークス製の小型でたいへん性能の良い物を取り付けました。

耐久性の面から、ピニオンギアを当店オリジナルの物を取り付けました。
(SBDとオリジナルピニオンギアは別途オプションです。)




ブローバックダミーボルトの固定ネジが緩みやすいので、ネジロック剤が必須です。
また、このネジは締め込み過ぎるとダミーボルトが動かなくなってしまうので注意しましょう。






調整作業が完了したら、当店の30mレンジで発射テストを行います。

ここでホップアップの掛かりや集弾性、弾速等を確認します。
現在はX3500弾速計を使っておりますが、近日中にクローニーも増設する予定です。

以上、ASR118 3 Gun Competition KeyMod Rifleの分解レビューでした。


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